北野武監督による映画『龍三と七人の子分たち』でジジイたちが暴れまわる!

2017年7月6日更新

北野武監督17作目となる作品はまたもやヤクザ映画と思いきや出てくるヤクザはみんなジジイばかり。金もなければ老い先もない、怖いものなんて何もない元組長とその子分が暴れまわる映画『龍三と七人の子分たち』の魅力を紹介していきます。

異色の設定とユニークな展開。元組長のジジイが騒動を引き起こす

元ヤクザの組長がオレオレ詐欺で騙さたことをキッカケに金もなければ老い先なしの怖いもの知らずなジジイたちが孫ほどの年齢差がある詐欺集団のガキどもを相手に大暴れ。前作の『アウトレイジ』はガチガチのヤクザ世界を描いた作品でしたが、今回はコメディタッチで気分爽快な娯楽作品となっているようです。

“大暴れジジイ”出演者の平均年齢が72歳のエンターテイメント

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引用: eiga.com

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元組長の七子分たちを演じるのは豪華なキャスト陣。その平均年齢はなんと72歳!北野組に初参加となる近藤正臣(72)、中尾彬(72)、小野寺昭(71)、品川徹(78)、樋浦勉(71)、伊藤幸純(72)、吉澤健(68)という本物のジジイたちが集結!北野監督も、「今回の作品はメインキャストが高齢なんで、作品の公開日までとにかく元気でいて欲しい。誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしょうがないね」と毒舌を披露。さらに、「ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね。随所にギャグをちりばめ、コメディタッチに仕上げてあるから、世代を超えて楽しめる娯楽作品だな。笑ってくれればそれでいいよ」とコメントしています。

試写会では20代以下の若者から最も高い支持を得た

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引用: eiga.com

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こんなジジイばかりがスクリーンに登場する映画も試写会では、意外なことに他のどの世代よりも20代以下の若者から高い評価を受け80%の満足度を得たそうです。元組長含めその子分たちは誰もが個性豊かで濃いキャラ。それでいてどこかしらチャーミングなメンツは「ジジイたちがかわいい!」という声が多くあがるほど。

北野武らしいコメディタッチで痛快なヤクザ映画。世代を超えて楽しめるエンターテイメント作品として期待が持てそうです。