名演技!実在の人物を好演したハリウッド俳優15人

2017年7月6日更新

政治家からアーティスト、死刑囚まで実在の人物を演じたハリウッド映画は数多くありますが、その見どころは俳優たちの好演。彼らの演技は高く評価され、オスカー受賞やノミネートされることが多いようです。特に演技が高く評価された俳優15人をご紹介します!

1.セクシー女優の裏の顔を熱演

『マリリン 7日間の恋』/ミシェル・ウィリアムズ

マリリン 7日間の恋 ミシェル・ウィリアムズ

20世紀を代表するセクシー女優、マリリン・モンローを描いた『マリリン 7日間の恋』(2011年)。この映画でマリリン・モンローを演じたのは『ブロークバック・マウンテン』や『ブルーバレンタイン』で定評のあるミシェル・ウィリアムズでした。

元々はスカーレット・ヨハンソンにオファーされていた役ですが、ミシェルはモンローの華やかさと裏の顔を見事に演じ切りました。ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされています。

2.演じる姿はまさに鉄の女そのもの

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』/メリル・ストリープ

鉄の女 メリル・ストリープ

マーガレット・サッチャーは別名「鉄の女」でも知られる英国初めての女性首相を務めた人物。『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011年)ではサッチャーの政治家としての剛腕ぶりの反面、母親として妻として苦悩する姿がメリル・ストリープによって演じられています。

映画自体の評価はそれほど高くありませんが、サッチャーを演じたメリルの演技は大絶賛されました。アカデミー賞主演女優賞を獲得しています。

3.IT界のカリスマの数十年を演じた

『スティーブ・ジョブズ』/マイケル・ファスベンダー

スティーブ・ジョブズ マイケル・ファスベンダー

IT界のカリスマとして君臨するスティーブ・ジョブズ。Macintosh、NeXTcube、iMacという3製品の発表に時間軸を置き彼の活躍を描いたのが『スティーブ・ジョブズ』(2015年)で、マイケル・ファスベンダーがジョブズを演じました。

役にコミットした演技で、成功前の下積み時代からCEOに君臨するまでのジョブズを演じたと高評価を受けています。

4.南米での生活で役を学んだ

『チェ(28歳の革命 / 39歳 別れの手紙)』/ベニチオ・デル・トロ

チェ ベニチオ・デル・トロ

本国キューバでは未だに根強い人気を誇る伝説の革命家、チェ・ゲバラ。彼の半生を描いた『チェ(28歳の革命 / 39歳 別れの手紙)』では、プエルトリコ出身のベニチオ・デル・トロがゲバラを演じました。

ゲバラを演じるために、デル・トロは7年の歳月をかけて南米で彼の生涯を調査したのだそう。そのかいあって、ベニチオ・デル・トロの最高傑作と言われるほど高い評価を受けました。

5. ソウルの神様を演じてオスカーを受賞

『Ray/レイ』/ジェイミー・フォックス

Ray ジェイミー・フォックス

盲目というハンディを背負いながらも「ソウルの神様」と呼ばれるまでになった伝説の黒人アーティスト、レイ・チャールズ。その苦労に満ちた生涯を描いた『Ray/レイ』(2004年)ではジェイミー・フォックスがレイ・チャールズを演じました。

偏見や差別に悩みながらもポジティブに生き、誰からも愛される人物だったミュージシャンを演じたジェイミー・フォックスはこの役でアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

6.モデルになった張本人も評価している

『ソーシャル・ネットワーク』/ジェシー・アイゼンバーグ

ソーシャル・ネットワーク ジェシー・アイゼンバーグ

SNSの中でも全世界中で第1位のユーザー数を誇るのがFacebook。その創始者、マーク・ザッカーバーグの映画『ソーシャル・ネットワーク』では、若手俳優ジェシー・アイゼンバーグがザッカーバーグを演じました。

ザッカーバーグがFacebookを立ち上げた理由が事実と異なるといわれているこの映画ですが、アイゼンバーグの演技はメディア界の大君としてのザッカーバーグを体現していました。ザッカーバーグ本人も「なかなかの演技だった」と評価したのだそう。彼はこの映画でオスカーにノミネートされています。

7.大俳優の見事な演技はさすが!

『リンカーン』/ダニエル・デイ・ルイス

リンカーン ダニエル・デイ・ルイス

アメリカ史に名を残す大統領といえば、奴隷解放宣言を発表したエイブラハム・リンカーン。解放宣言後の彼の苦悩を描いたのが『リンカーン』(2012年)で、ダニエル・デイ・ルイスがリンカーンを演じました。

ダニエル・デイ・ルイスと言えばどんな役でも完璧になりきってしまうという定評があります。今作も例外ではなく、リンカーンの人の心を捉えてやまない深みと知恵を表現した演技は見事としかいいようがありません。

8.史上最年少のオスカー主演男優賞

『戦場のピアニスト』/エイドリアン・ブロディ

戦場のピアニスト エイドリアン・ブロディ

ホロコーストを生き延びたピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン。彼の体験を基に製作された映画『戦場のピアニスト』(2002年)ではエイドリアン・ブロディがシュピルマンを演じています。

家族や仲間が次々とホロコーストの犠牲になっていくなか、ピアニストとしてのプライドを忘れず暗い時代を生き残ったシュピルマンを演じるため、14kg以上の減量をおこなったブロディ。彼はこの演技で、29歳という史上最年少でアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

9.美人女優の怪演が話題に

『モンスター』/シャーリーズ・セロン

モンスター シャーリーズ・セロン

ハリウッドでは実在の犯罪者を描いた映画も数作品あります。連続女性殺人犯、アイリーン・ウォーノスを描いた『モンスター』(2003年)もその1つ。シャーリーズ・セロンがアイリーンを演じました。

13kgもの増量をおこない普段の美しさとはかけ離れたシャーリーズのビジュアルも見ものですが、彼女の演技は超一級。アイリーンのボディランゲージや感情表現を完璧に習得し、多くの男性を殺害した女性死刑囚を演じ切りました。この映画でアカデミー賞主演女優賞を獲得しています。

10.過酷なトレーニングで伝説のボクサーに

『ALI アリ』/ウィル・スミス

ALI ウィル・スミス

イスラム教改宗やベトナム戦争の徴兵拒否でも知られる伝説のボクサー、モハメド・アリ。その半生を描いた『ALI アリ』(2001年)で彼を演じたのは、大人気俳優ウィル・スミスです。

よりリアルにプロボクサーを演じるため、ウィル・スミスは1日7時間のトレーニングを続け15kg以上の増量を行いました。また、イスラム教に関する勉強もしたのだそうです。

11.悪名高い独裁家を見事に表現

『ヒトラー 〜最期の12日間〜』/ブルーノ・ガンツ

ヒトラー 最期の12日間 ブルーノ・ガンツ

歴史に残る独裁家、アドルフ・ヒトラー。彼やナチスを題材にした映画は多く公開されていますが、その中でも有名なのが『ヒトラー 〜最期の12日間〜』(2004年)です。ヒトラーを演じたのはスイス人俳優、ブルーノ・ガンツ。

元々この役を断っていたガンツですが、最終的にはオーストリア訛りのドイツ語を習得するなどヒトラーを演じるために相当な努力を重ねました。

12.悲劇の政治家を演じた

『ミルク』/ショーン・ペン

ミルク ショーン・ペン

同性愛者の政治家、ハーヴェイ・ミルク。政治家としての当選後からわずか1年で射殺されてしまった彼の生涯を、『ミルク』(2008年)でショーン・ペンが演じています。

ゲイの権利を主張し多くの人々から支持されたハーヴェイ・ミルク。ショーン・ペンの演技力により、彼のユーモアや人々に愛される性格がスクリーン越しに伝わってきます。ペンはこの役で2度目のオスカーを獲得しました。