演劇界の最高峰・トニー賞を受賞した演技派ハリウッドスター15人

2017年7月6日更新

アントワネット・ペリー賞通称トニー賞は、アメリカ合衆国の演劇やミュージカルに贈られる権威ある賞の名前。今回は過去にトニー賞を受賞してきた演技派のスターたちの中から、魅力的な15人の俳優を紹介します。

1.『マトリックス』のモーフィアスも当たり役

『Two Trains Running』/ローレンス・フィッシュバーン

『マトリックス』で名キャラクター・モーフィアス役を務めたローレンス・フィッシュバーン。

演技だけでなくディレクターやプロデューサー、脚本家としての能力も高く、1992年には第46回トニー賞之演劇部門において、『Two Trains Running』での功績が認められ助演男優賞を受賞しました。

このお芝居は、1969年のペンシルバニア州ピッツバーグを舞台に黒人の視点から社会の変化を描いています。

2.トニー賞の司会も何度も務める

『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』/ニール・パトリック・ハリス

『ママと恋に落ちるまで』などのテレビドラマや舞台などにも出演するニール・パトリック・ハリス。

2014年にミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で性別適合手術を受けて女性になったロックシンガー、ヘドウィグを熱演し、トニー賞主演男優賞を受賞しています。

3.11歳から舞台に立ち続けた女優

『A Little Night Music』/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは子供の頃から『アニー』などの舞台に立ち、ハリウッド映画にも進出してきた注目を集めてきた女優です。

そして美しい大人の女性となった2010年に、ミュージカル『A Little Night Music』でトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞しました。

スウェーデンで旅好演の看板女優と初老の弁護士が再会するところから始まる物語で、笑いあり涙ありの舞台となっています。

4.女優の枠におさまらない多才な女性

『モダン・ミリー』/ウーピー・ゴールドバーグ

コメディエンヌであり、女優であり、作家、プロデューサー、テレビのホスト、政治活動家、歌手でもあるウーピー・ゴールドバーグ。

アメリカで活躍する俳優に贈られる主な賞に、エミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、アカデミー賞(Oscar)、トニー賞(Tony)がありますが、彼女はそれらすべての栄誉に輝いた稀代の俳優EGOT(イーゴット)の一人でもあります。

そんなウーピー・ゴールドバーグのトニー賞受賞は2002年。田舎からニューヨークへ出てきたミリーがモダンガールへと変身していくミュージカル『モダン・ミリー』の共同プロデューサーとして、ミュージカル作品賞を獲得しました。

5.数々のブロードウェイ作品に出演

『摩天楼を夢みて』/リーヴ・シュレイバー

リーヴ・シュレイバーはテレビシリーズ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』のレイ・ドノヴァン役で注目を集めた俳優。第71回ゴールデングローブ賞にもノミネートされました。

舞台俳優としても評価が高く、不動産会社のセールスマンたちの人間ドラマを描いた映画『摩天楼を夢みて』が2005年に舞台化されたときにはトニー賞演劇助演男優賞を受賞しました。

6.2度のトニー賞を獲得

『King Hedley II』/ヴィオラ・デイヴィス

ヴィオラ・デイヴィスは2001年の『King Hedley II』でトニー賞演劇助演女優賞、2010年の『Fences』でトニー賞演劇主演女優賞を受賞した演技派です。

7.ピーター・アレンの生涯を好演

『ザ・ボーイ・フロム・オズ』/ヒュー・ジャックマン

『X-men』のウルヴァリン役で人気に火がついたヒュー・ジャックマン。

テレビや映画と並行して舞台の出演も重ねており、2004年にはブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ボーイ・フロム・オズ』でミュージカル部門の最優秀主演男優賞となっています。

オーストラリア生まれのエンターテイナーピーター・アレンは私生活では妻があり同性愛者でもありという複雑な人物ですが、ジャックマンは見事に演じきりました。

8.スカーレット・オハラから名前をもらった女優

『橋からの眺め』/スカーレット・ヨハンソン

8歳から演劇を習っていたスカーレット・ヨハンソン。

彼女のスカーレット・ヨハンソンという名前は、『風と共に去りぬ』に登場するヒロイン・スカーレット・オハラからとられています。2010年1月にアーサー・ミラーの戯曲『橋からの眺め』でトニー賞演劇助演女優賞に輝きました。

シシリア系の違法移民である従兄弟家族を受け入れたことをきっかけに始まる悲劇が絶賛され、あっという間にチケットが売り切れたヒット作です。

9.湖の乙女役が高評価

『スパマロット』/サラ・ラミレス

2005年からのテレビシリーズ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』で整形外科医の役を好演しているサラ・ラミレス。

アーサー王伝説を不謹慎な内容でパロディにしたコメディミュージカル『スパマロット』で2005年トニー賞ミュージカル部門で最優秀助演女優賞を受賞しました。

10.ニューヨークを舞台にした喜劇で熱演

『ロスト・イン・ヨーカーズ』/ケヴィン・スペイシー

1995年と1999年にアカデミー賞を獲得し、映画俳優として活躍するケヴィン・スペイシー。

トニー賞を受賞したのは1991年。1942年のニューヨークを舞台に、ドイツユダヤ系アメリカ人の一家を描いた『ロスト・イン・ヨーカーズ』で歌やダンスもこなしました。

11.孤児たちが集まる海賊団の喜劇

『ペンザンスの海賊たち』/ケヴィン・クライン

1970年にオフ・ブロードウェイでデビューしたケヴィン・クラインは、映画デビューの前ブロードウェイミュージカルで活躍し、1979年『On the Twentieth Century』と1981年『ペンザンスの海賊たち』でトニー賞を受賞しています。

12.数々の舞台で活躍

『Nine』/ジェーン・クラコウスキー

映画やミュージカルで活躍するジェーン・クラコウスキー。

彼女は4度ゴールデンアワー エミー賞候補にノミネートされています。トニー賞を受賞したのは2003年。フェデリコ・フェリーニによる自伝的映画『8 1/2』をミュージカル化した『Nine』での活躍が認められ助演女優賞が贈られました。