©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

映画『22年目の告白 私が殺人犯です』あらすじ・キャスト・原作ネタバレ【藤原竜也×伊藤英明】

2017年7月7日更新

1995年に起きた連続殺人事件の犯人を名乗る男が、22年ぶりに手記を発表するという衝撃的なストーリーが早くも話題になっている2017年6月公開の映画、『22年目の告白 私が殺人犯です』気になる魅力と見どころについてご紹介します。

藤原竜也×伊藤英明でおくる映画『22年目の告白』【記事後半に原作ネタバレあり】

2017年6月10日公開の大注目映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』。

22年前の連続殺人事件の犯人が突如発表した手記を巡る、衝撃のサスペンスです。今回が初共演となる、藤原竜也、伊藤英明のW主演でおくる、見逃せない話題の映画のあらすじやキャスト情報をご紹介します。

興行成績1位を記録し大ヒット中!

6月10日に公開された映画『22年目の告白』ですが、衝撃的なラストが話題となり同日に公開された『昼顔』をおさえて、2週連続で興行成績第1位を記録しました。

公開2日間で興行収入2億6千万円をたたき出し、公開2週目に入ってもその勢いは衰えません。最終的には20億円を突破するのではとの見方も。

この記事ではそんな注目の本作を深堀りしていきます!

映画『22年目の告白』のあらすじ

『22年目の告白-私が殺人犯です-』

©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

1995年に起こった5件の連続殺人事件。犯行の手口の異常性と猟奇性で世間の注目を集めることになる事件を担当したのは、牧村航でした。熱心な捜査の甲斐あって、犯人を後一歩のところまで落いつめるも、その狡猾さに打ち負かされることとなり、尊敬する上司を殺されてしまいます。

そのまま事件は時効を迎えてしまいました。そして事件から22年後、突如当時の犯人が書いたという手記「私が殺人犯です。」が発行されるのです。かつてのあの事件の犯人を名乗る人物が発表した手記に世間やマスコミは食らいつきますが、それがまた新しい事件や騒動の引き金となるのです。

記事後半では原作のネタバレを紹介しています。

注目の俳優のW主演!豪華キャストでおくる

今作で初の共演となる藤原竜也と伊藤英明。自身の個性を生かした魅力的な演技でこれまでの出演作を彩ってきた二人の初共演作とあって、今作はとても話題になっています。

映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』は、そのストーリーの衝撃度もさることながら、演技派俳優二人の演技も大きな見所の1つです。

それでは衝撃的なストーリー以上に話題となっている本作の魅惑的なキャストをご紹介します。

映画『22年目の告白』の主要キャスト曾根崎を演じるのは藤原竜也

曾根崎雅人/藤原竜也

1995年に起こった連続殺人事件の犯人を名乗り、手記「私が殺人犯です。」を発表した謎の男、曾根崎雅人を演じるのは藤原竜也。これまでの出演作品でも類まれなる演技力と存在感には定評がある藤原竜也だけに、今回での熱演もとても楽しみです。

2006年に主演を務めた映画『デスノート』や、2013年に幼女殺害犯の清丸国秀を演じた『藁の盾』での狂気的演技が記憶に新しい藤原竜也。今作の謎の男・曾根崎雅人役でも、私たちの想像をはるかに上回る狂気的演技を見せてくれることと思います。

曾根崎と対峙する刑事、牧村航を演じるのは伊藤英明

牧村航/伊藤英明

『22年目の告白-私が殺人犯です-』

©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

今回が藤原竜也との初共演となる伊藤英明。2004年から続く『海猿』シリーズでの熱い男のイメージが強い伊藤英明ですが、2012年に主演を務めた『悪の教典』ではこれまでのイメージを一新。甘いマスクと優しい言動の下に隠された残忍で凶暴な素顔を持つサイコキラー・蓮見聖司を熱演し、演技の幅を大きく広げます。

今作での殺人犯曾根崎雅人に翻弄されていく刑事、牧村航役ではどのような演技を見せてくれるのか楽しみですね。

藤原竜也による衝撃の22年目の告白!動画が公開

映画『22年目の告白ー私が犯人ですー』の予告編映像が公開されました。動画冒頭では、街中の人々のささいな失敗や反省の告白から始まり、お昼のバラエティー番組の一幕を見ているかのような感覚にさせられます。

しかし、いきなり出てくるのは藤原竜也演じる曾根崎雅人。そんな彼から衝撃の告白がされます。気になる続きは本編映像からご確認ください!

映画の冒頭10分をGYAO!で限定公開

映画の冒頭10分を切り取った映像が、6月9日から6月11日23時59分までの3日間限定で公開されます。映像はGYAO!にて無料で観れるとのこと。

公開された映像では冒頭10分の映像に加えて、藤原竜也演じる曾根崎と伊藤英明演じる牧村をフィーチャーしたシーンや、主題歌を歌う感覚ピエロとのコラボ映像も盛り込まれています。

映画『22年目の告白』の原作は韓国の映画!

本作は2012年に韓国で公開された映画『私は殺人犯です』をもとに製作されます。原作に日本の社会情勢や時代の空気を盛り込むため、オリジナル版を忠実に再現した映画ではないようです。原作とは違った面白さがあるのではないでしょうか。

原作の『私は殺人犯です』は韓国で公開され、270万人動員を突破した人気作。記事の後半では原作のネタバレを掲載しています。

監督の入江悠が、リメイク実現に約2年半の年月を費やして完成したクライムサスペンスの公開に注目が集まります。

リアリティあふれる演出、1000人越えのエキストラを投入した撮影

曾根崎雅人の手記「私が殺人犯です」の出版記念のサイン会に一般聴衆やマスコミ関係者が集結し、被害者遺族が曾根崎への復讐を企てていることを知った牧村もその場所に駆けつけるという重要なシーン。

このシーンの撮影のためだけに、東京の複合商業施設のイベントスペースにこのシーンの撮影のための特設ステージが設営されました。また一般大衆、マスコミ関係者、被害者遺族役として1000人以上ものエキストラが動員されています。

撮影を終えた藤原竜也ですが、実はエキストラがたくさん入るシーンは苦手だと話していました。

物語の鍵を握るキャスト陣が発表!

曾根崎雅人(藤原竜也)の手が下った被害者やその家族を演じるキャストたちが発表されました。どのキャストも物語の鍵を握る重要な人物です。

岸美晴/夏帆

5歳の頃、曾根崎に父親を殺された娘・岸美晴は時効を迎えもう捕まらない曾根崎を憎む人物です。現在は書店員として働いているため、時効を迎えた曾根崎が出版した手記を店で扱っており、手記が売れていく様子を理解しがたいと思っています。

小野寺拓巳/野村周平

伊藤英明演じる牧村刑事の妹・里香と交際している小野寺拓巳。

彼は22年前に起こった阪神淡路大震災で住む場所をなくし、里香の兄である牧村航を頼り航のアパートへやってきます。震災後もその悪夢や記憶に悩まされ精神的に不安定になる里香を献身的に支え、将来的には結婚も視野に入れいるのですが...。

牧村里香/石橋杏奈

牧村航の唯一の家族である牧村里香は、22年間に起こった阪神淡路大震災時は病院で看護婦として勤務していました。しかし、震災時に避難した机の下から恐怖で動けなくなってしまいます。

震災から22年もの年月が経った今もあの日のことを思い出し、「自分だけ幸せになってもいいのか」と恋人・拓巳からの求婚にも返事を悩んでいます。

春日部信司/竜星涼

牧村航の部下である熱血刑事・春日部涼は警察署組織犯罪対策課の刑事で、職務では牧村とコンビを組むことが多い青年です。牧村を尊敬している良い若者ですが、頭に血が上りやすく警察を挑発する曾根崎に怒りをあらわにします。

戸田丈/早乙女太一

曾根崎の命を狙ってる暴力団橘組の組員・戸田丈は22年前の事件に深く関わりがある人物。現在は橘組が運営する飲食店で働いており、顔にはピアスがたくさん付いており、その風貌はまさにチンピラです。

滝幸宏/平田満

曾根崎による事件の現時点での最後の犠牲者。牧村の元上司にあたります。次の犠牲の標的となった牧村の妹とその恋人の危険を察知し、牧村とともに向かいますが、なんとラストは残虐な仕打ちが待っていました。

山縣明寛/岩松了

『3月のライオン』神宮寺崇徳(岩松了)

©2017映画「3月のライオン」製作委員会

曾根崎に妻を目の前で絞殺された過去を持つ医師・山縣明寛は、現在は共立中央病院の院長を務めている人物です。犯人を惑わせるためと警察に曾根崎による妻の殺人を隠蔽され、それにより新たな被害者を生むことになります。

橘大祐/岩城滉一

22年前、曾根崎により最愛の彼女を殺され、さらに馴染みのあったホステス・翔子を殺された暴力団橘組組長の橘大祐。彼もまた、裏社会に生きる人間として彼を追い詰めようとします。

仙堂俊雄/仲村トオル

仲村トオル/ノンフィクション

人気報道番組「NEWS EYES」でメインキャスターを務める彼は報道陣として曾根崎に迫ろうとする人物です。法で裁くことのできなかった曾根崎をメディアという力によって裁こうと奮闘します。

映画の舞台となる1995年という年

映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』の核となる連続殺人事件が起こったのは、1995年。この1995年という年は激動の一年でした。

阪神大震災や地下鉄サリン事件など、日本全体が不穏な空気に包まれていた一年です。その年に起こった事件が22年ぶりに衝撃の展開を見せる、というストーリーの今作は、私たちにあの時代の空気を再び思い起こさせてくれます。

藤原竜也演じる美しき殺人犯、曾根崎雅人

『22年目の告白-私が殺人犯です-』

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22年前に起こった忌まわしき未解決事件の犯人を名乗る男、曾根崎雅人。その陰惨な事件からは想像もつかないほどの美しく妖艶な男である曾根崎の人物描写や言動からも目が離せません。

狂気的な役をやらせたら右に出るものはいない演技派俳優、藤原達也の演技にも注目です。

【ネタバレ注意】原作韓国映画『殺人の告白』のあらすじ・結末を紹介

15年前に起こった女性連続殺人事件。この事件を追っていた刑事のチェは、核心を掴めずに時効を迎えてしまいました。実はこの事件の最後の被害者だったのは、チェ刑事の恋人だったのです。

時効成立から2年が経過した頃、15年前の事件の犯人だと名乗る人物、イ・ドゥソクがメディアに現れます。なんとイは、自らが犯した罪について詳細に語った自叙伝を出版しました。容姿の美しさも相まってメディアでは多数取り上げられ、自叙伝はベストセラーに。

イはメディアに姿を現したことで、命を狙われることになりました。過去の殺人事件の遺族たちが復讐をするために、拉致の計画を練っていたのです。拉致は一時、成功しましたが、イの息を止める前にチェ刑事によって連れ去れてしまいます。イ・ドゥソクを長年追っていたチェでしたが、彼は何の罰も与えずにイを解放します。

イ・ドゥソクの熱狂的な人気に乗っかり、テレビ局がイとチェ刑事の公開討論を企画。番組放送中に視聴者から意見を集めていたところ、ある人物から電話が入ります。彼はJと名乗り「イ・ドゥソクは真犯人ではない。私が真犯人だ」と衝撃告白をしたのです。後日Jからは当時の証拠が送られてきました。一体誰が真犯人なのでしょう?

渦中の中イは会見を開き、自叙伝で得た21億円は全額遺族へ寄付すると宣言。イの行動の意図が読めず惑わされていたその瞬間、Jが割って入り3人で討論させろと要求してきました。その討論でJはチェ刑事の恋人を殺した証拠を提出。そしてイ・ドゥソクの口から真実が語られました。

真犯人はイ・ドゥソクではなくJでした。彼が出版した自叙伝はチェ刑事が書いたもので、真犯人Jをあぶり出すための罠だったのです。しかしなぜ時効が過ぎてから、実行したのでしょうか?実は、最後のチェ刑事の恋人を殺した事件の時効は2007年12月19日の午前0時。あと14分残っていました。

チェ刑事は残り14分で目の前にいる真犯人を殺そうとしますが、周囲に押さえつけられ逃してしまいます。Jを追い激しい殴り合いの末、警察が追いつきJの身柄を拘束。最後はチェ刑事の手でJを殺します。

チェ刑事は5年間刑務所に入ることになりましたが、15年の年月をかけて復讐を成し遂げることができたのです。