2017年7月6日更新

「バットマン」シリーズについての驚きの事実24選

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バットマン
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大人にも子供にも大人気のバットマン

1939年コミック雑誌「ディテクティブ・コミックス」で初登場し、アニメ『バットマン』や『バッットマン・ザ・フューチャー』、映画『ダークナイト』シリーズなどたくさんの作品が作られてきたバットマン。 長年に渡り愛され続けているバットマンについてもっと詳しくなってみませんか?バットマンの意外と知らなかった事実をお伝えします!

1:初期のバットマンのオープニングでタイトルは出たことがない!

実はアニメのオープニングでバットマンのタイトルは1度も出たことはないんです! 「バットマンはその特徴的な見た目で、すぐにバットマンだと気づくためタイトルは必要ない」とアニメの制作に当たったプロデューサーは考えたそうです。 ちなみに『バットマンとロビン』の第3~5シーズンではタイトルは出ていました。

2:ジョーカーの声優はあのこわいピエロだったかも

ジョーカーの声優には初め、俳優のティム・カーリーが選ばれていましたが、怖すぎるという理由で選ばれませんでした。 ティムはスティーブン・キング原作のホラー小説を映画化した『It』に出てくる不気味なピエロを演じている人物で、この作品の公開後、ピエロを怖がる人が増えたといわれるほど恐ろしいピエロを演じました。 そんなティムが演じると怖すぎるという理由には納得しかありません。

3. ハーレイ・クインの人気が止まらない!

アニメシリーズのバットマンから誕生した人気キャラクターには凄腕レニー・モントーヤ元刑事やアーカム精神病院の元暴力看守ロックアップなどがいます。 その中でも人気があるのが、ハーレイ・クインです。元々はアーカム精神病院に精神科医として勤務していた、ごく真面目で優しい性格だったハーリーン・クインゼル博士。研究対象として近づいたジョーカーの魅力にすっかり取りつかれてしまい、精神をおかしくしてしまうだけでなく、自身も悪役となってしまうのです。 2016年に公開予定の『スーサイド・スクワッド』にも登場していますよ。

4:不気味な印象を与える秘密

背景担当のアニメーターは通常であれば、白い紙に描かれる背景を黒い紙に描くようにしました。 これはあの独特の気味の悪い印象を作り出すためのアイディアなんです。 そして黒い紙を使う利点がもう1つあります。バットマンではほとんどのシーンが夜なので、背景を黒く塗る手間も省けるので時間短縮にもなるんです。 たくさんのイラストを描かなければいけないアニメでこういったアイディアは大切ですね。

5:あの2人は1度も会話を交わしたことがない!

バットマンことブルース・ウェインに仕える執事のアルフレッド・ペニーワースと、バットマンの数少ない理解者で良き協力者でもあるジェームズ・ゴードン。 バットマンにはかかせない重要な役割の2人ですが、実はシリーズを通して2人が言葉を交わしたことは1度もないんです。確かに直接の関係はないので納得ですが、意外な事実でした!

6. まさかのエミー賞を受賞!

1939年にバットマンがコミックに登場して以来、ファンを魅了してやまない「バットマン」シリーズ。その人気はコミックだけにとどまらず、アニメや映画さらにはゲームなど幅広く人気を博しています。 そんな「バットマン」シリーズですが、アニメでは1993年にエミー賞を受賞しています。以前にはシンプソンズなどが同様の賞を受賞しているなかで当時の他のアニメとは全く違い、複雑で大人びた暗いストリーのバットマンは世間に衝撃を与えました。

7. ティム・バートンのバットマンは原作に忠実

今の世代の人たちは、クリストファー・ノーラン監督作品のダークナイト・トリロジーこそがバットマンだという人も多いかと思います。 1世代前のバットマンファンの人たちにとっては、ティム・バートン監督のバットマンが好きなバットマン映画ではないでしょうか。特にティム・バートン監督が制作を手掛けた「バットマン」シリーズの映画は、原作にとても忠実であり、しかも映画がアニメに影響を及ぼしたとも言われています。

8. 『バットマン』初の映画化はアンディ・ウォーホルが監督だった

1966年にレスリー・H・マーティンソンがバットマン映画を制作したのはバットマンファンならご存知のかたも多いかと思います。しかしそれよりも前、最初にバットマンが映画に登場したのがいつかご存知ですか? 実は1964年にアンディ・ウォーホルがDCコミックの許可なしで『バットマン・ドラキュラ』という映画を制作していたのです。もちろん公式なバットマン映画ではなく、発売もされていませんがこれがバットマンが映画に登場した1番最初の作品となりました。

9. ゴッサム・シティは存在する!

バットマンについて語る時に欠かせないのが、ゴッサム・シティですね。バットマンが活躍する架空の街であるゴッサム・シティ。ゴッサム・シティという名前が最初にコミックに登場したのは1940年のことでした。ライターのビル・フィンガーが電話帳の中にゴッサム・ジュエラーという名前を見つけてそこから影響を受けたそう。 近年ではイギリス・ノッティンガム州の村ゴッサムとバットマンとの関連性がバットマンライターたちによって認められています。また、ゴッサムの村だけがバットマンと関連しているわけではありません。映画『ダークナイト ライジング』で使用されているウェインマナー(主人公ブルース・ウェイン=バットマンが住む豪邸)は同じくノッティンガム州にあるウォラトンホールを使用しています。

10. ルーク・スカイウォーカーとジョーカーは同一人物

スターウォーズに登場するルーク・スカイウォーカーとバットマンシリーズきっての悪役ジョーカー。この2人に何の共通点があるの?と思われる方も多いかと思います。 歴代のジョーカーを演じてきた俳優たちを振り返ってみても、代表的なのはヒース・レジャーやジャック・ニコルソンですよね。ですが、実は『スター・ウォーズ』シリーズでスカイウォーカーを演じているマーク・ハミルもバットマンのアニメやゲームに登場するジョーカーの声を多く担当しているんですよ。

11:バットマンのマントはダ・ヴィンチのスケッチが元になっている

ライターのボブ・ケインとビル・フィンガーはさまざまな物からバットマンのコスチュームのインスピレーションを受けていると語っています。 バットマンのマントや表と裏の顔を持つという設定はラジオ番組のキャラクター「シャドー」から、裕福な家の出身という設定は1920年公開の「マスク・オブ・ゾロ」、そしてマントの羽はレオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチからヒントを得たそうです。

12. バットマンの派手なコスチューム!

スーパーヒーロの中でも暗いイメージのあるバットマン。そんなバットマンの好きな色はもちろん黒ですよね。そんな暗いイメージのあるバットマンのオリジナルデザインを見て驚くなかれ! ボブ・ケインの描いたオリジナルデザインのバットマンはなんと、赤いレオタードに黒いパンツ、黒いマスクにブロンドの髪をしています。これでは、いくら真っ暗闇のなかでも目立ってしまいますね。

13. ヒース・レジャーはバットマンだった?!

バットマンの1番の敵であるジョーカー役で有名なヒース・レジャーですが、実はレジャーが初めてクリストファー・ノーラン監督に出会った際には主役のブルースウェイン役の候補としてだったのだそうです。 最終的にはジョーカーの役を得たレジャーでしたが、『バットマン ビギンズ』でヒース・レジャーがジョーカー役以外を演じるなんて今では想像もつきませんね。

14:ハーレイ・クインはチョイ役出演だけの予定だった

『スーサイド・スクワット』に登場して、個性的なコスチュームと愛嬌で大人気のハーレイ・クイン。そんなハーレイ、元々はアニメのワンシーンだけに登場のチョイ役だったんです。 しかし視聴者の反響が高かったため、レギュラーキャラクターとなり、のちに本家のコミックにも登場するようになりました。

15. ファンによって殺されたロビン…

バットマンの相棒でもあるロビンですが、バットマンの陰に隠れてなかなか注目されない存在でもあります。 1988年にバットマンファンたちは、ロビンのキャラクターがこれからどうなるのかということについて意見できる機会を与えられました。そしてファンの下した決断はロビンが死んでしまうというものでした。10000件以上の投票のうち5343件がロビンの死に賛成。結果、ロビンは本当に死んでしまったのでした。

16. ウルヴァリンとバットマンがクロスオーバー!

鋭い爪と動物のような嗅覚を持つマーベル・コミックのウルヴァリンとDCコミックのバットマンがクロスオーバーしていたのをご存知ですか?その名もローガン・ウェイン(ダーククロウ)です。 それぞれのオリジナルのストーリは合体してできており、また見た目はバットマンのトレードマークのマントにウルヴァリンの爪を持っています。

17. バットマンのファン

バットマンファンなのは誰でも同じ。それが例え、バスケットボール選手でもビジネスマンでも、映画監督でもそして議員であってもバットマンに魅了される人たちに垣根はありません。 アメリカの政治家であるパトリック・レイヒーはバットマンコミックの大ファンの1人。そんなレイヒーは「バットマン」シリーズに多く出演していることもで知られています。

18. 子供向けにタイトルを変更

アニメのバットマンの人気が上昇するにつれて、子ども視聴者の目も気になりだしました。それに伴って、バットマンだけでなく相棒であるロビンにも注目するようになりました。子どもたちがアニメを見るようになったこともあり、タイトルを『アドベンチャー・オブ・バットマン・アンド・ロビン』に変更。 さらに少年であるロビンを作品の中心に置くことによって、子どもたちの人気を得ようとすべてのエピソードにロビンを入れるようにもなったそうです。

19. トルコにもバットマン?!

実はバットマンはトルコにもあるんです。トルコ東部に位置する町バットマンは人口およそ34万人の町です。 クリストファー・ノーラン監督が『バットマンダークナイト』を制作した際に、バットマンへの許可取得を怠ったとしてバットマンの市長はワーナーブラザーズを起訴しようとしたんだとか。

20. ポール・ディー二の実体験?

テレビシリーズバットマンのライターであるポール・ディニーは自身の体験を、バットマンのストーリーの中に織り交ぜています。 1993年の夜のこと、ロサンゼルスのとある場所を歩いていたディー二。そこへ近づいてきた2組の男たちに襲われたディーニーは手術が必要なほどの大けがを負いました。事件の影響を受けて、1度はバットマンのストーリーを書くことすらあきらめかけたというディー二-ですが「自分のヒーローにならなくてはいけない。」と思い直したんだそうです。実際に体験した人が書くからこそ、真実味を持っていますよね。

21. ジョン・グローヴァーが活躍!

DCエンターテイメントでは欠かせない存在なのが、ジョン・グローヴァーです。 アニメシリーズではなぞなぞに固執する悪役リドラーや、突然変異でワニ目のような皮膚を持つ男キラー・クロックの声など悪役の声を数多く担当しています。

22:ビートルズに似たバンドが登場したことがある

日夜犯罪と戦っているバットマンですが、きちんとポップカルチャーにもアンテナを張り巡らせています! 「オリバー・ツイスト」というバンドが出てくるエピソードは、このバンドにはメンバーの1人が殺されそっくりの人物が変わりを務めているという噂をバットマンとロビンが探るという内容。実はこの噂、ビートルズのポール・マッカートニーは死んでいて、別人が代わりをしているという当時のビートルズの噂そのもの。 時事ネタをパロディにするおもしろいエピソードですね。

23:ハリウッドのビッグ俳優たちも声優にオファーされていた

ジョーカー役のマーク・ハミルやティム・カーリーなど俳優に、声優のオファーをしていたバットマンアニメシリーズですが、有名すぎる人たちにもオファーがあったんです。 『ダークナイト』で重要な役どころとなっていたハービー・デントの声優にあのあアル・パチーノが打診されていました。 ハービー・デントをシリーズのベスト悪役としたかったクリエーターたちはアル・パチーノのあの威厳のある声がハービーにぴったりだと考えオファーをしましたが、アル・パチーノは断ってしまいました。 ほかにもアンソニー・ホプキンスがミスター・フリーズにオファーされていたそうです。

24:パイロット版がそのままオープニングに使われた

クリエーターのブルース・ティムとエリック・ラドムスキーによってアニメ版バットマンの2分のパイロット版が作られました。 その内容は宝石店に盗みに入ろうとしている強盗団を捕まえるためにビルとビルをすばやく渡るバットマン、そして警察に強盗団を引き渡し夜の街に去っていくというものでした。 アニメ化が決定したとき、声が入っていないという以外はとてもすばらしい出来だったため、パイロット版をそのままオープニングとして使用することが決定されました。