冨手麻妙、園子温監督ロマンポルノ主演で注目される女優のすべて

2017年7月6日更新

鬼才・園子温監督の日活ロマンポルノ新作『アンチポルノ』に大抜擢された若手女優の冨手麻妙。アイドル研究生だった過去から女優に転身しての活躍ぶりまで、その魅力と素顔に迫ります。

冨手麻妙のプロフィール

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冨手麻妙(とみて あみ)は1994年3月17日生まれの神奈川県出身です。星座はうお座で、血液型はB 型。ニックネームは「まぴょん」。趣味は、映画鑑賞や神社巡りで、アニメ・漫画やイラスト好きでも知られています。特技はダンスです。

好きな食べ物はアボカド、またマカロンなどのスイーツで、逆にグリンピースが嫌いだということです。子供の頃は巫女さんに憧れていたそうで、それが神社好きに繋がっているようです。特に、鳥居が大好きなのだとか……。

2009年4月、冨手麻妙15歳のとき、AKB48の第8期オーディションに合格し、芸能界入りの足掛かりをつかみました。

元AKB48研究生の過去

冨手麻妙

AKB48第8期生オーディションに合格後、同年6月にはセレクション審査を経て、正式に研究生となりました。「アイドルの夜明け」公演などに出演しましたが、在籍期間は短く、同年12月にはセレクション審査に不合格となり、卒業しています。

ちなみに8期研究生15名は、誰一人として正規メンバーになれなかったという負の過去で知られています。

翌2010年5月には、ABCエージェンシーに所属し、女優やグラビアアイドルとして新たなスタートを切りました。

園子温監督の日活ロマンポルノ主演!大胆ヌードも

日活ロマンポルノ

出典: news.ameba.jp

数々の名作と人材を生み出してきた日活ロマンポルノ。その45周年を記念し、現代の気鋭の監督数名に依頼して新作を製作するという「ロマンポルノリブートプロジェクト」が進行しています。うちの一人、園子温監督が手掛けた『アンチポルノ』の主役に、冨手麻妙が抜擢されました。

小説家兼アーティストのヒロイン・京子に扮し、虚実ないまぜの世界で、大胆なヌードも披露することがすでに話題になっています。公開は2017年1月の予定で、フランスやスペインの国際映画祭にも出品されることが決定しています。

ヌードになることに関し、冨手麻妙は次のようにコメントしています。

「抵抗は全くなかったです。むしろ、『よっしゃー! 脱ぐぞー!!』って感じで(笑)。自分が好きな女優さんはみんなスクリーンの中でヌードになっていて、それがすごくかっこいいし美しかったんですよ」
引用:natalie.mu/

世界的評価の高い監督の園子温

園子温

『ヒミズ』や『冷たい熱帯魚』などの世界的評価で、現代日本を代表する映画監督の一人となった園子温。

以前から園子温のファンだったという冨手麻妙が、監督のトークショーに足を運び、自ら進んで自己紹介したことがきっかけで、園作品にキャスティングされるようになったそうです。

当時の自身について冨手は、

私が映画を好きになったきっかけは、「自殺サークル」を観て園子温監督のファンになった時からです。“園子温監督映画で主演を演じる!”というのが私の目標でした。数年前の自分のインタビュー記事を読んで振り返ってみると、とにかく園さんの作品で演じたいと色々なところで熱弁してました。
引用:natalie.mu

と語っています。

大変な女優根性と情熱の持ち主であることが、よくわかるエピソードですね。

園子温監督作品常連!その他の映画は?

『新宿スワン』

冨手麻妙が初めて出演した園子温監督作品が、2015年5月に公開され大ヒットした『新宿スワン』です。和久井健の人気コミックが原作で、新宿歌舞伎町に生きるスカウトマンを主人公に、暴力の蔓延した裏社会を描きます。

冨手麻妙は、香織という名の小さな役柄でしたが、ついに念願の園作品出演を果たしました。すでに続編の公開が決定しています。

『リアル鬼ごっこ』

『新宿スワン』に続いて、山田悠介のホラー小説を原作した『リアル鬼ごっこ』に出演した冨手。すでに5作品に渡って映画化されていた本作を、園子温監督が新ストーリーで再映画化。鬼たちが、オリジナルの「佐藤さん」ではなく、女子高生たちの命を狙うという展開になっています。

トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜の3人を中心に、冨手麻妙はシュールという名の女子高生役で登場します。前半で実に意味深なセリフを吐く役柄です。

『みんな!エスパーだよ!』

よほど園子温監督のお気に入り女優になったのか、前2作品に続き、『みんな!エスパーだよ!』ではより重要な役柄に抜擢されます。

突如として超能力を持つに至った一人の男子高校生の巻き起こす騒動を描く、若杉公徳のコミックが原作です。

みんなエスパー

主人公の鴨川嘉郎を染谷将太が演じ、冨手麻妙は、原作にはないオリジナルのエスパーである神谷秋子に扮しています。バストを強調した大胆な衣装も話題になりました。

また同2015年には、園子温が監督したアメリカのオムニバス映画『Love Of Love』にも、冨手麻妙は出演しています。6人の監督が、6都市のそれぞれの愛を描いた作品で、園は姉夫婦・両親と暮らす一人の女性の性と成長を描きました。

冨手麻妙は多くの話題作にも出演!

『闇金ドッグス』

事情があってヤクザの親分から闇金業者に転身した男を主人公に、様々な男女が絡む裏社会の闇を描いた映画が『闇金ドッグス』です。

主人公の安藤を演じたのは山田裕貴、そして冨手麻妙は、ヒロインである地下アイドル・けろリズムの姫野えりなに扮しています。

闇金ドッグス

トップアイドルになることを夢見て、無我夢中に頑張るえりな役は、AKB48の研究生だった自らの過去に重なるものがあったかもしれません。映画は大ヒットし、パート2と3が公開されています。

大河ドラマ『八重の桜』『花燃ゆ』にも出演

八重の桜

テレビドラマでは、綾瀬はるか主演の大河ドラマ『八重の桜』に出演。綾瀬演じる八重は新島襄の妻です。本作で冨手麻妙は女学生役で登場しました。

花燃ゆ

出典: cinema.ne.jp

さらに彼女は2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』でも、遊女の役柄で出演を果たしています。幕末、長州藩士の家に生まれた杉文の生涯を描き、井上真央がヒロインを演じました。

様々な役柄から大胆なヌードまで、果敢にこなす女優として、冨手麻妙は間違いなく今後の飛躍が期待される若手女優の一人です。