儚くも美しい同性愛。素敵な「LGBT」が登場する映画まとめ8選

今回は”LGBT”(レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)を主人公とした映画をまとめます。偏見や差別の中でたくましく生きる彼ら。コメディから社会派、ヒューマンドラマと幅広い作品をお楽しみください。
同性愛カップルと障害児の、儚くも家族愛あふれる奇跡の物語

妖艶な雰囲気漂うホラー・コメディの金字塔!

HIV"陽性"のカウボーイが命を掛けて病と闘う、衝撃の実話!
余命30日と宣告されるカウボーイのHIV患者が、自分が生きるため、金儲けのためにしてきた事がやがて多くの人を救う事になるという実話。
壁の写真、マーク・ボランとボーイ・ジョージ 間違える?(笑)

透き通るような純愛。2013年パルム・ドール賞獲得の一作。

友情から愛情へ、"男"同士の禁断のラブストーリー

男性同士の愛に光を。希望あふれる、ひとりの英雄の物語

2015年泣ける映画の代表
ゲイとして細かい店でジーンときたり、ゲラゲラ笑えることが出来て丁寧に作られてることが伝わってきました。とにかく泣くポイントが「わかってるなぁ〜!」って共感できる所が多く常に涙を流していた気がします笑
邦題にもなってる"パレード"とはゲイ・レズビアンの権利を訴えるプライド・パレードの事なんですが、LGSM発案者であるマークは炭鉱夫対して「僕はレズビアンとゲイの権利だけを主張しようとは考えていません」というセリフはやっと日本で性的マイノリティの権利がニュースで取り上げられようとしてるのに1980年代にこんなことを言えるのは凄い。
主人公のジョーはクローズドなゲイでパレードへ初参加した時も目立つのを極力避けています。 カミングアウトしたゲイやレズビアンが偉いわけでも強いわけでもないですがもしそういうPrideを持って生きていけるとしたらそれはきっと幸せなんだと僕は思います。だから最後にあのとてつもなく大きなパレードの最前列で堂々と旗を掲げるジョーを見ると『パレードへようこそ』というタイトルにとても合っていて目頭が熱くならざるを得ませんでした。

映画好き向きの静謐で美しい作品
舞台はロンドン。恋人を事故で失ったばかりのゲイの青年と、介護ホームで暮らしている亡くなった恋人の母親(中国人)のコミュニケーションを描いた作品。
言葉の壁、文化の違い、年齢差、先入観、頑なな心・・。意思の疎通を阻む障壁の数々。同じ国の同世代であってもコミュニケーションギャップが生じることは珍しくないが、母国語が違ったり相手への偏見が在ればなおさらだ。
異国に馴染めないまま生きてきた年老いた母親、ゲイであることを言い出せなかった息子、恋人を失った喪失感の中で彼に代わって母親を気遣い理解を求めようとする青年。人と人が分かり合うことの難しさと 温かさと 優しさと もどかしさが散りばめられている。
言葉を超えたところにある理解って確かにあるけれど、より深く相手を知り相手に伝えるには言葉が不可欠。一方、いくら言葉巧みでも伝えきれないものもある。コミュニケーションは言語だけでも非言語だけでも成り立たない。
頑なな老母の姿が反面教師となり、言葉の力とそれを補う非言語表現、そして 何よりもまず しなやかな心でいることが人を理解し新たな何かを生む源泉だと感じさせる。行き詰まった時 心を柔らかくして周りを見てみよう。そんなふうに思った。
