『タイタニック』撮影のエピソード7選【撮影現場はロマンチックとは程遠かった!】

2017年7月6日更新

ラブストーリーの代表格と言えば『タイタニック』。ところが撮影の現場では監督やキャストがロマンチックな雰囲気とは程遠く、血の滲むような努力をして映画を完成させたようです。そこで、『タイタニック』のトリビアの中でも特に撮影やキャスト、監督に特化したエピソードをご紹介します。

【その1】ローズが婚約者のキャルに唾を吐くシーンはケイト・ウィンスレットのアイディアだった

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当初はヘアピンを投げつけるだけの予定でしたが、ローズ役のウィンスレットが出した唾を吐くというアイディアをキャメロンは了承しました。 そしてそれを唯一知らなかったのは唾を吐きかけられるキャル役のビリー・ゼインのみ。彼の反応は文字通り「純粋」なものだったそう。

【その2】グロリア・スチュアートは87歳でこの映画に出演した

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年老いたローズを演じたグロリア・スチュアート。彼女はこのとき御年87歳でした。彼女はアカデミー賞の助演女優賞に史上最年長でノミネートされましたが、この記録は未だに破られていません。

さらに彼女は『タイタニック』出演者の中で唯一実際のタイタニック号が沈没していた時に生存していた人物となります。

【その3】ジェームズ・キャメロンはエキストラに話しかけ、彼ら一人ひとりに名前と生い立ちを与えた

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通常エキストラと言えば、集団の中の一人であって重要な役どころではありません。しかしキャメロン監督はエキストラ150人以上と話し、彼らに役名とその役の生い立ちを授けたのです。

さらにこれらのエキストラは3時間にも及ぶ講習で1912年当時の立ち居振る舞いを学んでいます。 どんな小さな役にも妥協を許さない姿勢がうかがえます。

【その4】ローズのドレスは濡れても渇いているときと同様美しく見えるようにデザインされた

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デザイナーのデボラ・リン・スコットは24種類ものシフォンドレスを試作し、水の中での耐性をチェックしました。 彼女の努力があったからこそ、船が沈む直前のシーンでもローズの美しさは変わらぬままだったのかもしれません。

【その5】ローズがジャックを助けるために船内に飛び込んだ時に出した声は演技ではなかった

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実際の撮影はカリフォルニア近辺で行われたものの、水は北大西洋のタイタニックが沈没した付近と同じくらい冷たかったよう。そのため、ケイト・ウィンスレットはあまりの冷たさに演技ではなく思わず声を出してしまったのだとか。

また、彼女は海に浮いているシーンでウェットスーツを着用しなかった数少ないキャストの一人です。 過酷な撮影環境でも妥協しないウィンスレットの姿勢が、彼女の演じたローズに反映されています。

【その6】船内に水が溢れてくるシーンは取り直しされたものだった

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引用: www.ebay.com

視覚的な迫力を求めるキャメロン監督は、水圧が十分ではないとして撮り直しをすることに。 撮り直しのためにセットは再度建て直され、水圧を三倍にして撮影がおこなわれました。

【その7】沈没後の海でのシーンは寒さを表すために工夫が施された

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凍えるような寒さを表現するために、結晶のパウダーを身体に振りかけ、服と髪にワックスを塗って濡れているように見せたそうです。 そのような細部に至る工夫に加え、キャスト陣の迫真の演技であの感動シーンは完成していたのです。