ジョーカーを演じるかもしれなかった俳優13人!

2017年7月6日更新

『バットマン』作品の中でも際立って目立つ悪役ジョーカーは、これまでジャック・ニコルソンやヒース・レジャー等によって演じられてきましたが、その反面、役に内定しなかった俳優もいました。こちらではジョーカー役を演じるかもしれなかった俳優をご紹介しております。

あの俳優がジョーカーを演じていたかも?

DCコミック『バットマン』に登場するキャラクターで、本シリーズのヴィランのひとりがジョーカーです。彼の特徴は緑色の髪に白塗りの顔、頬まで裂けた口にスーツやタキシードを着ているという風貌で、一見ピエロの様に見えるも狂人的な人間で残虐性や狡猾さを持っています。

そんなジョーカーは歴代の実写版『バットマン』にも登場しており、2008年に公開された『ダークナイト』ではヒース・レジャーが熱演。撮影後逝去したヒースは、第81回アカデミー助演男優賞受賞しました。

また2016年公開の『スーサイド・スクワッド』にもジャレット・レト演じるジョーカーが登場しています。

そして今回は、惜しくもジョーカー役にはならなかったけれど彼を演じる可能性があった俳優を13人をご紹介いたします。

1. フランク・シナトラ

1966年に公開された『バットマン オリジナル・ムービー』にもジョーカーが登場しますが、その候補のひとりだったのが、未だに人気を誇るフランク・シナトラでした。

フランクは歌手としての印象が強いかもしれませんが俳優業も行っており、1954年全米公開の『地上より永遠に』でマジオ役を演じました。本作は第26回アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

フランク自身はジョーカー役を演じたかったようですが、結局、同役はシーザー・ロメロに決定しました。

2. ホセ・フェラー

1950年公開の『シラノ・ド・ベルジュラック』では第23回アカデミー賞主演男優賞を獲得し、その後も『赤い風車』や『アラビアのロレンス』などへ出演した俳優ホセ・フェラー。

彼は、1966年から1968年に放送されたテレビドラマ『怪鳥人間バットマン』のジョーカー役の候補でした。結局、シーザー・ロメロが同役に決定し、ホセがジョーカーを演じることはありませんでした。

しかし息子で俳優のミゲル・フェラーは、ジョーカーこそ演じていないものの、アニメ映画『ジャスティス・リーグ:ニュー・フロンティア(原題)』のマーシャン・マンハンターや、テレビアニメ『スーパーマン』でウェザー・ウィザードやアクアマンで、それぞれ声優としてヒーロー作品に携わっています。

3. ピーター・オトゥール

1989年に公開されたティム・バートン監督が制作した映画『バットマン』で、一番最初にジョーカー候補に挙がっていたのが『アラビアのロレンス』の主人公や『ラストエンペラー』などへの出演で知られている俳優ピーター・オトゥールでした。

ジョーカーの持っている狂気を見事に演じてくれるのではないかということで有力視されていましたが、最終的にジャック・ニコルソンがジョーカー役に決まりました。

4. レイ・リオッタ

1989年に公開されたティム・バートン監督制作の映画『バットマン』では、ピーターと並んで、 『グッドフェローズ』や『ハンニバル』へ出演した俳優レイ・リオッタも候補のひとりでした。

1990年公開の『グッドフェローズ』では実在したマフィア、ヘンリー・ヒルを怪演し、その演技が注目されて候補になったものの当時のレイはこのオファーを「馬鹿にしているのか!」と一蹴したそうです。

ただ後日談として映画の功績を知ってからはジョーカー役を受ければよかった、と後悔の念を口にしています。

5. ジョン・リスゴー

『愛と追憶の日々』や『ハリーとヘンダスン一家』、そしてテレビドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』では、シリアル・キラーのアーサー・ミッチェルを演じ、12話のみの出演にして第67回ゴールデングローブ賞ドラマシリーズ助演男優賞に輝いています。

そんなジョンですが、過去にも同じ1989年に公開したティム・バートン監督作品『バットマン』でシリアル・キラー、ジョーカー役のオファーがあったそうです。しかし、スケジュールの都合により断ってしまいました。

6. ウィレム・デフォー

カメレオン俳優ウィリアム・デフォーのもとには1989年公開された『バットマン』でジョーカーを演じないかという話が舞い込んできます。そのオファー理由は、そのままでもジョーカーっぽいから、というなんとも複雑なものでした。

結局出演にはなりませんでしたが、ウィリアムは2002年に公開された『スパイダーマン』でスパイダーマンの宿敵となり、その後も彼を苦しめる元凶的な存在となったグリーン・ゴブリンを怪演しています。

7. デヴィッド・ボウイ

「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」と言われているミュージシャンで、俳優としても様々な作品に出演し、映画『ラビリンス/魔王の迷宮』では悪役の魔王ジャレスを演じ多くの人を魅了したデヴィッド・ボウイ。彼もまた1989年公開の『バットマン』におけるジョーカー役の候補でした。

デヴィッドがジョーカーを演じることはありませんでしたが、脚本家のサム・ハムはこの役は彼にぴったりだし、新しいジョーカー像を演じてくれるだろうと思っていたそうです。

8. ロビン・ウィリアムズ

『ジュマンジ』の主人公アラン・パリッシュやディズニー長編アニメーション映画『アラジン』のジーニー役で知られ、2014年に逝去した俳優ロビン・ウィリアムズ。彼は自らDCコミック『バットマン』のファンで、いつかジョーカー役を演じたいと言っていました。

ロビンには、一度1989年の『バットマン』制作の際にジョーカー役のオファーがありましたが、配給会社によって阻まれ、結局ロビンがジョーカーを演じることはなかったのでした。

9. ティム・カリー

『ロッキー・ホラー・ショー』のフランクン・フルター博士役や、『IT』ではピエロのいで立ちをした殺人鬼ペニーワイズを熱演した俳優ティム・カリー。彼には、1989年の実写映画『バットマン』をもとにしたテレビアニメで1992年から1995年まで放送された『バットマン』で、声優としてジョーカーの声を演じないかというオファーがありました。

しかし、子供向けのアニメーション作品にしてはティムの演技が怖さを助長させるということで、結局『スター・ウォーズ』シリーズでルーク・スカイウォーカーを演じた俳優マーク・ハミルがジョーカーの声を担当しました。

10. サム・ロックウェル

圧倒的な存在感でヒース・レジャーがジョーカーを演じた映画『ダークナイト』でしたが、俳優サム・ロックウェルも候補のひとりでした。

彼はマーベルコミックの『アイアンマン2』で主人公アイアンマンの敵ジャスティン・ハマーを演じています。もしジョーカー役も演じていたら、マーベルコミックとDCコミックという二大アメリカンコミックが誇る、それぞれのヒーローの宿敵を演じていたことになっていたのではないでしょうか。

11. エイドリアン・ブロディ

『戦場のピアニスト』では第二世界大戦を舞台に実在したピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンを演じて29歳という史上最年少の若さで第75回アカデミー賞主演男優賞を獲得した俳優エイドリアン・ブロディ。彼も、2008年に公開された『ダークナイト』のジョーカー役の候補でした。

結局選ばれなかったものの、ジョーカーを演じてみたいという気持ちは今でもあるそうで、悪役を演じることは楽しい、とも述べています。