2017年7月6日更新

マーベルファンが考えるちょっと面白い説15選

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マーベル

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1.レッドスカルはまだ生きている

キャプテン・アメリカの宿敵、レッドスカル(ヒューゴ・ウィーヴィング)は2011年公開の映画、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の中で倒されてしまいました。 キューブの力がありつつも愛国者のヒーローに敗れてそれで終わり、というのはどうも怪しく見えてしまいます。しかもそのヒーローは80年後に復活しています。その結果、多くのファンがレッドスカルの本当の生死についてあれこれ考えてしまうのです。 レッドスカルがまだ生きているとされる最も有力な根拠は、キューブの存在です。 キューブはこの映画のシリーズでは至るところで登場しますが、特に2012年公開の『アベンジャーズ』の最後では、ロキがアスガルドに戻るために使用しています。宇宙のどこかへただ転送されてしまっただけ、というのは考えられないでしょうか? ジョー・ジョンストン監督の何か特別な意図が隠されているのでしょうか。レッドスカルとサノスは今も何か企んでいるのかもしれません。

2.ロキはアベンジャーズにわざと負けた

ファンが愛してやまないのがロキ(トム・ヒドルストン)です。アスガルドの美しい王子は義兄弟のソー(クリス・ヘムズワース)にはもちろん、アベンジャーズのメンバー全員にとってもやっかいな存在である、悪のヒーローです。 ロキの身体能力はあまり目立ちはしませんが、本当に恐ろしいのは実際に敵対した時のロキの頭脳です。そのことを考慮すると、ロキが死闘の末敗れたのが意図したものだという説は、その後の展開を考えてみてもあながち馬鹿げていないのかもしれません。 多くのマーベルファンによって光を浴びたこの説は、ロキのニューヨーク襲撃が負けることを前提にして行われたというものです。ロキが与えた被害は相当なものでしたが、彼の壮大な計画にすれば取るに足らないものだったのかもしれません。 映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の中の王位を頂こうとするシーンは、まるでロキがここに来るのが目的がったように見えるのです。ただ、ハルクによるあの攻撃だけは想定外だったでしょう。

3.ニック・フューリーには隠されたスーパーパワーがある

ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)には今後もその地位を脅かすキャラクターは出てこないでしょう。片目だけしか見えないにもかかわらず、様々な活躍を見せています。 映画『アイアンマン2』以降、眼帯のこの男は幾度も見事な指揮を執り、また自分自身に降りかかるピンチ(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』)も切り抜けています。 結果、フューリーには千里眼というスーパーパワーがあるのではないか、という説が浮上してきたのです。この力のお陰で、必要な時にアベンジャーズの前に現れることが出来るというわけです。 S.H.I.E.L.D.のリーダーがなぜそのような能力を持ってることを隠しているかという理由ですが、自分を守るため、と多くのファンは考えています。 フューリーはスーパーヒーローが一般社会においてどう扱われているのかを目の当たりにして、水面下で行動することが望ましいと考えたわけです。もっともらしい説ですね。ただ一方、彼自身が危機的状況に陥るということもありました。 非常に優れた勘を持っているだけなのか、それとも能力はまだそれ程熟練されたものではないのか、どちらにしても今後の作品を見るたびに深く考えてしまいそうです。

4.フィル・コールソンは不死の超人兵士

S.H.I.E.L.D.の人気エージェント、フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)は『アベンジャーズ』での「死亡」により、議論の的になりました。ドラマ『エージェント・オブ・シールド』での復活により、ファンの興奮をさらに高めました。 ただ、この完璧な復活劇やその経緯については謎が残ります。それについては、超人兵士の力によってフィルの「死」は免れた、と考えるファンがいます。 この説は『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』の中で登場する盾を持った子供がフィルだから、というものが元になっています。 スティーブ・ロジャースは死亡したものと思われていて政府も後継者を考えていたので、フィル・コールソンもヒーローを目指した結果、超人兵士の力を手に入れたのです。また、フィルは洗脳もされているのではいか、と考えているファンもいるようです。

5.チタウリによる襲撃はイルミナティの策略

この説は、チタウリによるニューヨーク襲撃には深い意図が隠されている、というものです。イルミナティはあらかじめ地球に起こるであろう脅威を察知して、この襲撃により社会全体に危機感を与えました。 ただ考えてみると、この秘密組織にはアイアンマン、プロフェッサーX、リード・リチャード、ネイモア、そしてドクター・ストレンジなどの数多くのヒーローたちがいます。 今後新しく登場してくるブラックパンサーやドクター・ストレンジはアベンジャーズの一員として加わるのでしょうか。とても興味深い説です。

6.アントマンは全てのマーベル映画に出演している

『アントマン』の公開前には、ヒーローがアリの大きさまで小さくなり悪と戦うのは、他のマーベルのキャラクターとは全く比較にならないと言われてました。ただ、今ではその意見も引っ込めなくてはなりません。十分すぎる活躍を見せているのですから。 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でも重要な役割を担い、今後も活躍が期待できそうですが、アメリカのサイトRedditではアントマンは実は現在まで全ての映画に出ている、という説が投稿されたのです。 投稿者によると、「ロキとも戦っているし、様々な敵との戦闘でも体を小さくしてサポートしている。実際、『アントマン』ではピムが以前からスーツを着用していることもきちん語られている。」とのことです。 疑問に残るのはなぜそのことを隠していたか、というものです。 S.H.I.E.L.D.を一度抜けた手前、活動を公にしたくなかった、そしてスーツの能力を明かして悪い方向へ使われるのを嫌った、というのが考えられます。どちらにしても面白い説です。

7.ヒドラによってMCUにはミュータントが存在しない

多くのファンがスパイダーマンについて、ソニーとマーベルが提携したことに歓喜しました。ただ、20世紀FOXのデッドプールやウルヴァリンがアベンジャーズとチームを組むことはしばらくなさそうです。 「ミュータント」という言葉も20世紀FOXとの関連でMCUの中で使われることはありません。 BaronOlioさんがRedditというサイト内で、「ヒドラが、ミュータントがMCUに存在しない理由に関わっている」という説を唱えました。 ヒドラがヒトラーによるホロコーストを妨害し、マグニートーは収監を逃れ、結果的には自分の能力に気づくことが無かったというものです。チャールズ・エグゼビアに会うことも無く、X-MEN結成もなくなったというのです。 ただ、ミュータント自体はMCUの世界にも存在しており、表舞台に出ていないだけだ、としています。

8.スタン・リーはウォッチャーである

1960年代、スタン・リーはハルク、スパイダーマン、ソーなどの名キャラクターを生み出しました。スーパーヒーロー達が興行としても人気になると、20世紀FOX、マーベル、ソニーなどと共に数多くの名シーンも生まれました。 警備員からトラックドライバーへ、そして宇宙人までと多くのキャラクターを様々な場面、時代に登場させてきました。そんなスタン・リーに関する説はあるキャラクターに関してのものです。 コミックの中で、地球上で起こる全てのことを監視する存在としてウォッチャー(ウアトゥ)というキャラクターがいます。 本来は無干渉でなければならないのですが、手助けをすることもあります。このウォッチャーがスタンリー・リーをモデルにしていると多くのファンの中では言われているのです。 この説が本当なら、マーベル、20世紀FOX、ソニーの世界観も全てつながっているということになります。コミックスの中ではヒーロー達が移動できる複数の次元空間も存在していますし、ウォッチャーのこの説もあながち間違っていないかもしれません。 いつの日か、20世紀FOXとマーベルが手を組む日が来るのかもしれません。

9.スカイの正体

S.H.I.E.L.D.のエージェント、スカイの本当の正体は現在謎になっています。彼女は0-8-4(S.H.I.E.L.D.によって身元不明の者につけるもの)と表現されてもいます。 シーズン1の最後のクライマックスのシーンでは彼女の父親が登場します。ただ父親が何者なのか、などの詳しいことはまだ分かっていません。 今後、女性版ハルクや、ミス・マーベル、もしくはスパイダーウーマンなどとして本当の正体を明かすことになるのでしょうか。それとも、彼女の望むように普通の人間として生活してハッピーエンディングを迎えることになるのか、気になりますね。

10.トニー・スタークのアーク・リアクターはインフィニティ・ストーンの力を利用している

『アベンジャーズ』の中でロキがスタークを杖を使いマインドコントロールを試みましたが、胸に埋め込まれているアーク・リアクターのおかげで助かりました。 しかし、実際には杖が体自体に当たってはいなかったので多くの人にとっては疑問に残ることにもなりました。 その回答としてあるファンたちは、アーク・リアクターの中にインフィニティ・ストーンと同じような力をスタークが備え付けたからだ、としました。そして、アーク・リアクターの力とロキの杖の力の源が似ているので、洗脳されなかったというのです。 スタークの父のハワードがキューブの研究していた事実もあり、スタークは父の研究も利用しながら、気付かぬうちにキューブと同等の力を生み出してしまったのかもしれません。

11.エリック・セルヴィグはMCUの中での本当のヒーロー

セルヴィグ博士が本当のヒーローだというのはかなり納得のいく話です。『マイティ・ソー』の中でも重要な役割を果たし、ロキに操られていながらも、チタウリの襲撃から地球を守るため無意識下でしたが活躍することになりました。 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』ではマレキスをスヴァルトヘイムへと送る、重要な役割を担っています。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でもやはり活躍を見せています。ファンが考える説は正しいのかもしれません。

12.全ての出来事はスターク家の手のひら上

ファンの中でまことしやかに囁かれているのは、スタークはMCUで起こる事件に関してあらかじめ予期をしているのではないか、というものです。 ちょうど良いタイミングに適材適所の人材が集められることから、世界中で情報を集められるように監視をしているらしいのです。例えば、『アベンジャーズ』では、スタークがS.H.I.E.L.D.の飛行機で活躍する場面があります。 結果的にはヒドラの策略やゾラのアルゴリズムの存在にも気付くこととなりました。これは、スタークがブルース・バナーと常に距離を保っている理由になっていると言います。 また、父親のハワードがゾラと協力し、アルゴリズムを考案したと考えているファンもいるようです。そして、アントン・ヴァンコと共同で武器開発をしていたのは、将来の息子を守るためだったともしています。

13.ヴィジョンは進化したヒューマン・トーチ

この説では、時代を少し遡ります。『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でスタークが空飛ぶ車をプレゼンするシーンの少し前の場面です。ガラスに入った、アンドロイド型ヒューマン・トーチのような人型ロボットが映るのです。 映画の中ではこれはただの演出の一環としての人形ですが、ファンの説では、決してストーリー全体としては無関係ではないとしています。 もし、ハワード・スタークが第二次世界戦時にアンドロイド作成にすでに成功していたとしたら、トニーの現代での圧倒的な発明力も説明がつきそうです。ヴィジョンはあの人型ロボットを参考にして生み出されたのかもしれません。

14.トニー・スタークは死んでヴィジョンになる

この説は現状からしてある程度理にかなっているとも言えます。ヴィジョンがMCUに今後登場することに加え、ロバート・ダウニー・Jrのアイアンマンとしての契約の件が重なるからです。 スタークは地球の平和を維持するためにウルトロンを生み出したのですが、実はそれは自身の身を守るためであったとしたらどうでしょう。 ウルトロンはアイアンマンのスーツと同様、人工知能が搭載されているのです。そして、人間の本質的な部分はアイアンマンからウルトロンに転送することが出来るのです。肉体を失ったとしてもウルトロンとして活動出来る、というわけです。 現実的な話になると、ロバート・ダウニー・Jrは最悪声のみの出演でも可能、ということになりそうです。

15.ノヴァ・フォースはオーブによって生み出された

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の中ではやはり、ノヴァ(リチャード・ライダー)とノヴァ・フォース(特殊なエネルギー)が物語りの主軸となっています。 ファンが反応したのはオーブと呼ばれているインフィニティ・ストーンがノヴァ・コーズの手の残される描写が映画の最後のシーンです。これは今後もライダーとノヴァ・フォースの物語が描かれるのでは、と考えさせる一端となりました。 ナチスのキューブ研究のように、ノヴァ・フォースとオーブの力を関連づけて物語が続く、というのありえるのかもしれません。