市川染五郎、歌舞伎のみならず広く活躍する名役者を紹介!

2017年7月6日更新

名だたる芸能一家に生まれ、歌舞伎役者として活躍している七代目市川染五郎。現在では歌舞伎界だけに留まらず、テレビや映画アニメなど、さまざまな方面で活躍する染五郎についてその活躍ぶり、プライベートまでも徹底的にご紹介します!

七代目となる市川染五郎のプロフィール

市川染五郎

七代目 市川染五郎(いちかわそめごろう、1973年1月8日生)、本名・藤間照薫は九代目松本幸四郎を父に持ち、代々歌舞伎界に精通する日本舞踊松本流の三世家元に生まれた歌舞伎役者・俳優です。姉は女優の松本紀保、妹には女優の松たか子がいます。

東京都に生まれ、5歳のときNHK大河ドラマ『黄金の日日』の最終回に子役として出演し芸能界デビュー。その後1979年に初舞台となった歌舞伎座『侠客春雨傘』にて三代目松本金太郎を襲名し、1981年から歌舞伎座『仮名手本忠臣蔵』にて七代目市川染五郎の名を襲名されました。

現在では歌舞伎界にとどまらず、劇団☆新感線での舞台やテレビ出演も積極的に行い、現代の歌舞伎離れを脱するべく様々な方面での活躍に務めています。そんな市川染五郎の芸能においての活躍ぶりからプライベートまで詳しくご紹介します。

歌舞伎界きってのモテ男

隠し子がいた?!6歳年上女性との子

市川染五郎

出典: www.pia.co.jp

端整な顔立ちとその若さに似合わぬ演技力を持ち、二枚目から色悪、女形までできる実力をも兼ね揃える七代目・市川染五郎。そんな実力も美貌も兼ね揃えた歌舞伎役者は、これまでに数々の浮名を流しています。

1997年、市川染五郎に隠し子がいる!と週刊誌にスクープされ話題になりました。お相手は6歳年上の元女優。後日記者会見を開き、「子どもがいる事は事実」と認め既に認知済みだと報告しています。

自身が18歳、大学一年生の時に舞台の出演を機に知り合ったそうで、当時は真剣に交際していたので認知したがお互い別々の道を歩む事になったとのこと。今までその子には一度も会ったことがなく、これからも会う予定はないそうです。

大物女優・寺島しのぶとは婚約者だった?!

寺島しのぶ

女優・寺島しのぶは、七代目尾上菊五郎を父にもち、母は女優の富司純子、弟は五代目尾上菊之助という芸能一家に生まれました。そんな寺島と染五郎は良家同士という事で幼なじみ。松たか子も含め幼少期から仲が良かったそうです。

そんな縁から始まった交際は実に6年間も続きました。「30歳になったら結婚しよう」という約束まで交わしていたものの、二人は破局。破局したといわれている2003年に出版された、寺島しのぶの手記、『体内時計+』では、信じていた彼に裏切られたというエピソードも赤裸々に書かれています。

しかし現在はフランス人アートディレクター、ローラン・グナシアと結婚し長男を儲けるなど、幸せな生活を送っているようです。

投資家の社長令嬢と見事ゴールイン

市川染五郎 妻

市川染五郎は2003年、自身が30歳のときに高校時代からの友人である一般人との結婚を発表しました。一般人といえど親は高級外車ディーラーやレストラン経営などを営む資産家の娘で、関園子という名前も公表されています。

二人は2005年に男の子を、2007年に女の子を授かりました。長男は2009年に四代目松本金太郎を襲名し初舞台を経験。長女は2012年に松田美瑠という芸名で、舞踊での初舞台を経験しています。

舞台出演中に重症?!病院に救急搬送されていた

市川染五郎

2012年8月27日、舞台の出演中に舞台せりから3メートル下の奈落へ転落し、右手首複雑骨折などの大怪我を負いました。命に別状はなく、意識もしっかりしていたものの予定していた舞台も休業を余儀なくされましたが、翌年の2月の公演で歌舞伎舞台に無事復帰しています。

この時の舞台は長女が松田美瑠としてデビューを飾ったお披露目舞台でもあり、冒頭では父とともに登場し後半では1曲披露する予定だったそう。のちの復帰会見で「(娘には)申し訳ない経験をさせてしまった」と娘への想いを語りました。

テレビドラマ出演作

『プライド』(2004)

プライド ドラマ

2004年フジテレビ月9で木村拓哉主演、ヒロイン竹内結子で放送された連続ドラマ。プロのアイスホッケーを題材にしたラブストーリーで、最高視聴率28.8%を記録した大ヒットドラマです。

市川染五郎は木村拓哉演じる主人公の親友で、同じアイスホッケーチームに所属している池上友則役で出演。華麗なホッケー選手を演じています。

『八重の桜』(2013)

八重の桜 ドラマ

2013年に放送された第52作目のNHK大河ドラマ。大河ドラマ初出演となる綾瀬はるかが主演に抜擢され、同志社を創設した福島県会津出身の新島襄の妻・八重の生涯を描いた作品です。

今作では朝廷第121代目・孝明天皇を演じた染五郎。会津松平家の容保(かたもり)に深い信頼を寄せながらも苦境も察する役どころを好演しました。

『妻は、くノ一』(2013)

妻は、くノ一 ドラマ

出典: www.nhk.or.jp

風野真知雄原作の小説をNHK BSプレミアムにて市川染五郎主演で映像化したテレビドラマ。2013年からは『妻は、くノ一』全8回が、2014年には完結編である『妻は、くノ一~最終章~』全5回が放送されました。

平手藩士で天文係の雙星彦馬(ふたぼしひこま)を市川染五郎が、その妻で美人くノ一の織江(おりえ)を瀧本美織が演じています。

『陰陽師』(2015)

陰陽師 ドラマ

2015年テレビ朝日で放送されたスペシャルドラマ。夢枕獏原作の小説『陰陽師』で有名な安陪清明役を、市川染五郎が演じました。

時代物のドラマ初出演となった堂本光一が相棒・源博雅役を演じ、16年連続で公演している舞台で磨いた殺陣を華麗に披露しています。同じく時代劇初出演の山本美月や、時代劇常連の國村隼も共演し注目を集めました。

映画出演作

『阿修羅城の瞳』(2005)

chericherisan 2005年の映画 今作ったらまた違うかも 暗闇で飛び散る緑の血はよかった
Miyuki_Hayashi 市川染五郎いいねぇ〜! 色気があってよかった* 結末がうーん(._.)

1987年に初演されて以来13年間再演されて来なかった劇団☆新感線の「いのうえ歌舞伎」と呼ばれる人気シリーズの演目を、2000年に市川染五郎主演で上演。2003年に再々演した際には7万人を動員した人気作品です。

文化文政の時代、鬼がはびこる魔の都・江戸を舞台にした物語の今作を、2005年に同じく市川染五郎主演で映画化。市川は今作が映画初主演作となりました。

『蝉しぐれ』(2005)

蝉しぐれ 映画

fmofmojimo 原作がすごい好きで。 雰囲気が保たれていて、せつない。
tromboy18 心が洗われる恋物語でした(*´∇`*)

テレビドラマ・演劇など多くの作品に翻案され、国語の教科書などにも掲載された藤沢周平の長編時代小説を原作とした映画。海坂藩を舞台に、政変のせいで父を失い家禄を減らされた牧文四郎の生涯を描いた物語です。

2005年に公開された映画では第29回日本アカデミー賞監督賞・作品賞など11部門もの優秀賞を受賞しました。主人公・牧文四郎役を演じた市川染五郎も日本アカデミー賞での主演男優賞のほか、報知映画賞の最優秀主演男優賞なども受賞し自身の代表作ともなりました。

ドラマや映画だけじゃない!幅広く活躍する市川染五郎

市川染五郎 ポケモン ポケットモンスター 映画

近年歌舞伎役者のテレビや映画への出演が目立ってきましたが、市川染五郎も例外ではありません。歌舞伎のなかでも現代風に寄せた新作歌舞伎に積極的に挑戦したり、テレビドラマや映画でも一昔前から活躍したりと、幅広い活躍が注目されてきました。

ドラマや映画の出演の他にも、2006年にはNHK教育で放送された子ども向け番組『からだであそぼ』の出演や、2012年にはBS-TBSの歴史教養番組『謎解き!江戸のススメ』のMCも務めています。

さらに2016年に公開の映画『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ』では、ポケモン・ボルケニオンの声優を担当。これからも歌舞伎だけに留まらず幅広い活躍を魅せる市川染五郎から目が離せません。