2017年7月6日更新

大人の身勝手さに失望…少年たちのガラスのハートが傷つけられる衝撃映画5選

無力で無抵抗な子どもたちが、大人の身勝手な行動に傷つき、悲しむ姿をストレートに描き出した名作を5作集めました。大人は、過去に自分だって子どもだったということを忘れてしまうものなのでしょうか。卒業シーズン間近で節目の時期を迎えるということもあり、もう一度あの時の純粋な気持ちを思い出させられます。

父親のいない少年と、刑務所帰りの男の心の交流を描いた物語。

igagurichan ビリー・ボブ・ソーントン監督・脚本・主演。 母とその浮気相手を殺害し、精神病院から出てきた知的障害のある男性と、少年とその周りの人々との交流を描きます。 ビリーの演技は凄いです。物語は淡々と進みますが…こうなったらイヤだなって思っていたラストに突っ走り…。重苦しくどーんと沈みます。 でも彼がその手段しか思いつかなかったのもしょうがないかなと。願わくば安らぎのある場所にたどり着いて欲しかった。

幼い兄弟は虐待を繰り返す父親から逃げるために大きな決断をする。

polo1026 子どもの想像力ってすごい。 何回観ても泣ける名作です。

マイクとビリーの仲の良い兄弟はいつも一緒。 母親が再婚し、新天地での新しい生活が始まる。 しかし、義理の父親から弟のビリーだけが執拗に虐待を受ける。 大好きなお母さんのため、虐待を受けてることは母に内緒にしたまま弟を救うため、兄のマイクはある計画を思いつく。 それはラジオフライヤーを使って空を飛ぶこと!

子どもはもちろんのこと、子ども心を失っていない大人たちにおすすめします。

映画ファンへの見どころとしては、お兄ちゃんのマイク役。 なんと10歳のイライジャ・ウッドが演じています。 めちゃめちゃかわいいです。

多くの映画賞に輝いた、大人の心の闇を描いた問題作。

nyanpalary しょっぱなからショッキングなシーンで引き込まれた。 ストーリーが進むにつれて、主人公の少年の表情が暗く鋭くなっていくのが良い。 ラストシーンのガラス越しのカットがおしゃれだった。
s_p_n_minaco これもまた子供の視点から内戦後のスペインを描く映画。特徴ある顔した主人公アンドレウくんが良い。最初から最後まで過酷すぎる経験をしてゆくんだが、いつのまにか涙してるといった風な演出で、辛いシーンを子役の泣き顔に託さない。ちょっと突っ張った表情ですべてをしっかり見届けちゃうんだよね。だから、ラストだけわざと曇らせたガラス窓が哀しい。階級差、地域差(この村社会が怖い)など当時の状況は情け容赦なく辛くて、人々が引き裂かれることが一番堪える。唯一、謎の美青年が目の保養でした。

12年ぶりに突然帰郷した父との交流に戸惑う少年。その心の葛藤を見事に映像化した珠玉の一作。

Keimiyazato 何もかも説明してくれないと嫌って感じる人や ハッピーエンドを希望の人には向かない作品、父親不在ながらも仲良くやっている母親、お婆ちゃん、兄と弟、そこへ12年振りに突然帰ってくる父、兄弟を釣りへ誘い父と3人で島へ向かいます、、ってな話しだけど何とも説明出来ない切なさが胸に残ります、景色の美しさも特出していて 素晴らしいです。
hzkroute 暗い映画、そして、暗い事件が起こる。 でもこれも映画。よいとおもう。

チリの社会主義政権を背景に活動家となってしまった両親によって翻弄されるアンナの心の動揺を描いた傑作。

tmmyon 70年代のフランスで親が社会主義や共産主義に傾倒していく様子を見て育った監督が、その体験を子ども目線で描いた作品。 自分の生活水準が下がることは嬉しくなくて、反抗するアンナ。親もちょっと難しいけど説明してて、大変だけど楽しそう。

大人になることは決して悪いことではないはずなのに、いつしか心が純粋さを失っていくことも。 これらの作品で、もう一度子どもの心を見つめ直してみませんか?