若干気になってしまう奇妙すぎる海外テレビ番組10選

おもしろいテレビ番組と奇妙なテレビ番組は紙一重。制作された段階ではこれはいける!と思った番組も放送してみたら・・ということも数多くあります。そんなテレビ番組の中でも今回は、特に奇妙な番組をご紹介します。
1. 不法入国者摘発番組!
『ボーダー・セキュリティー:オーストラリアズ・フロント・ライン』【2004】
2004年から放送されている『ボーダー・セキュリティー:オーストラリアズ・フロント・ライン』。
オーストラリアの国境を舞台に、不法入国者や不法滞在者の摘発を中心として番組は構成されています。番組は主にオーストラリアの主要空港で撮影されおり、オーストラリアに入国する際に撮影現場に遭遇することもあるかもしれませんよ。
オーストラリアに入国する際には、厳しい持ち物検査(特に食べ物)がありますので、ご注意を。
2.人間と動物の真剣勝負!
『マン Vs. ビースト』【2003】
2003年にアメリカで放送された『マン Vs. ビースト』はリアリティショーです。
タイトルの通りに人間と動物のどちらが強いのかをテーマに、毎回様々な体を使った勝負をします。時には44人の人間vs象でどちらが引く力が強いのかなどを競っていました。
3. 整形で結婚式をサポート!?
『ブライダル・プラスティ』【2010】
2010年から2011年にかけてアメリカで放送された『ブライダル・プラスティ』では、結婚式という人生の晴れ舞台に挑む女性たちの姿が見られます。
女性なら結婚式の日に今までで1番綺麗でいたいと思いますよね。その願いを考えてくれるのがこの番組というわけです。願いを叶える方法は整形手術!
番組がお金を出して新婦となる人に整形手術を施し晴れの日を迎えるのです。整形手術を受け変身した新婦を結婚式の日に初めて見る新郎の反応は?!
4. セレブが警察官に!?
『アームド&フェイマス』【2007】
2007年に6エピソードだけ制作された『アームド&フェイマス』は、5人のB級セレブリティたちがインディアナ州の警察官としてトレーニングを受け活動するという設定。
視聴率がほとんど上がらず、ショーは残念ながら打ち切りとなりました。
5. 髭世界一を決める番組!?
『ウィスカー・ウォー』【2011】
その名の通り1番すごい髭を競うアメリカ人たちの姿を追うこの番組。
われ髭こそが1番と思う世界中の人たちがノルウェーで行われたコンペティションに参加し、ドイツ人チャンピオンを倒すべく挑戦します。
世界中から集まったすご髭たちを一挙に見ることができますよ。
6. 貞操観に迫るリアリティショー!?
『ヴァージン・テリトリー』
アメリカで放送された『ヴァージン・テリトリー』は結婚するまで貞操を守ると決めた男女15人を描いたリアリティショーです。
育った環境などから純潔を守ると決めた出演者たちでしたが、環境の変化などを経て自分の信念が本当に正しいのかどうかを再確認していきます。
7. 車がタダでもらえる番組!?
『インターセプト』【1998】
タダで新車がもらえると聞いて欲しくないなんて人はいませんよね。
1998年から2000年にかけてロシアで放送された『インターセプト』ではタダで新車がもらえてしまうんです。でもそれだけでテレビ番組になるでしょうか?もちろんタダでという部分には仕掛けがあります。
その仕掛けとは、車をもらってから35分間追ってくる警察官から逃げられたらタダというもの。逃げきれたら車はあなたのもの。もし捕まってしまったら?刑務所いきなんだとか?!
8. 鉄道ファン必見のノルウェイの番組
『バージェンズバネン: ムナット・フォー・ムナット』【2009】
2009年にノルウェイで放送された『バージェンズバネン: ムナット・フォー・ムナット』は、ノルウェイバージェン鉄道の100周年を記念して制作されました。
7時間16分というバージェンからオスロまでの道のりを運転席から撮影したものです。驚くべきは番組の長さだけでなく、国外からも500万人もの人が視聴したということ。鉄道ファンにはたまらない番組ですね。
9. 海外でも認められた日本のテレビ番組!?
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』
こちらはなんと日本の番組が登場。日本ではおもしろいと思われていても、海外では「こんなコンセプトでテレビ番組が作られているの?!」と思われることもしばしば。
お笑い芸人ダウンタウンが司会を務めるお笑い番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で行われる、笑ってはいけないシリーズ。その名の通り、笑った人が負けというルールのゲーム。
ゲームに負けた人は鞭で打たれるという罰ゲームまでついてくるので、毎回出演者は真剣そのもので勝負に挑んでいます。
10. 製作中止になった奇妙な番組
企画は上がってきたけれど、どういう訳か制作までこぎつけられることのなかった作品を2つご紹介します。
バイオスフィア
イギリスで企画されていたというこの作品は、数人の人たちをバイオスフィアと呼ばれる実験施設の中に閉じ込めその様子を放送するというもの。
もちろん閉じ込めるだけではありません。その中に病気を蔓延させ、誰が最後まで耐えられるかというもの。病気と言っても、もちろん人を殺してしまうようなものではなく、いやがらせる程度のものだとのこと。
しかし、企画が企画だったために実現しなかったようです。
デンジャー・アイランド
こちらの企画は、実写版のバトルロワイヤルといったところでしょうか。企画としては12人の参加者たちが、島の中を逃げ回るというもの。
この企画のために用意されたウェブサイトはまだ残っているようで、まだ番組として制作される余地は十分にあるようです。興味のあるかたはぜひ探してみてください。