実は激痛に苦しみながら演じていた劇中シーン15選

2017年7月6日更新

スクリーンの中の俳優たちは時に美しく、時にたくましく観客を魅了します。でも撮影の裏では、苦痛を感じることも・・・。 今回は“On-Set Injuries ”というキーワードをもとに探し出したハプニングを「実は激痛に苦しみながら演じていた劇中シーン」と題してご紹介します。

1.ロバート・ダウニーJr.は足首を負傷

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ロバート・ダウニーJr.がスタント撮影中に足首を負傷し、撮影は一時中断。回復に6週間かかるのですが、ダウニーの代役を立ててとりあえずの撮影をしました。

視覚効果担当のクリストファー・タウンゼントによると、代役での撮影後、顔を付け替えることでトニー・スタークを再現したそうです。

2.シャーリーズ・セロンは首を負傷

Aeon Flux

シャーリーズ・セロンは2004年に撮影された映画で、写真のシーンを撮影するためバタンと倒れ込んだ時、首を負傷しました。それにより、シャーリーズはアクションスターを演じることに二の足を踏んだかも知れません。

スタントを行っている間は首の椎間板ヘルニアに苦しんでおり、6週間映画製作は中断されました。

3.ジョージ・クルーニーは背中を負傷。自殺も考えて…

Syriana

クルーニーは2005年のドラマを制作中に腰に重傷を負い、自殺をも考えていたことを告白しました。頻繁におこる激しい頭痛に悩まされ、入院しました。

その後クルーニーはアカデミー賞助演男優賞を獲得しましたが、はたしてその頭痛を和らげることができたのでしょうか?

4.ジャッキー・チェンは足首を骨折

Rumble In The Bronx

これって靴下ですよね?いいえ、ケガをした足に巻いているギプスです。斬新なアイデアでしょ?チェンは1995年公開のアクションコメディー映画でギプスを靴下のように描いてみせています。ホバークラフトに飛び乗るシーンの撮影中に足首を骨折した時につけていたギプスです。

このトリックは映画の最後に流れるクレジットの中で、NGシーンとして紹介されています。

5.ハロルド・ロイドは2本の指を切断

Haunted Spooks

サイレント映画の大スター、ハロルド・ロイドは1920年のコメディー映画の撮影中、小道具である爆弾が手の中で爆発。2本の指を失い、一時的に目が見えなくなりました。

その撮影は中止されましたが、それ以降プラスチックの義指をつけ、特殊な手袋をはいて彼は映画を作り続けました。

6.ラッセル・クロウは肩を脱臼

Cinderella Man

ラッセル・クロウはこの映画に実在のボクサー ジム・ブラドック役で出演するために、役作りとしてジムで通っていましたが、ハードにトレーニングをしすぎて、撮影開始前に肩を脱臼してしまいました。

クロウが外科手術と理学療法を受けるため、撮影が1ヶ月延期されました。

7.レオナルド・ディカプリオはグラスの破片が手に

レオナルド・ディカプリオは2012年、クエンティン・タランティーノ監督の西部劇の中で非道な奴隷所有者カルビン・キャンディを演じています。

ある非常に張り詰めたシーンで、キャンディはジャンゴ(ジェイミー・フォックス)が奴隷に売られた妻を取り戻す計画を企てていることを知り激高する場面があります。怒りを表すためテーブルをこぶしでバンバンたたいていた時、グラスに手があたりました。

しかしさすがプロの俳優。彼は血まみれのグラスのかけらを手から抜き取りながら、そのまま長いセリフを言い続けたのでした。

8.ブラッド・ピットはアキレス腱を断裂

troy

ウォルフガング・ペーターゼン監督が壮大なスケールで映画化した2004年公開のトロイ。最後の戦闘シーンを撮影中に、ピットは不自然な形で着地をしてしまい、痛みで顔をゆがめました。それは演技ではありません。

ピットがギリシャ神話の英雄アキレスを演じた時、アキレス腱を断裂(アキレス唯一の弱点です!)してしまったのです。なんとも皮肉な話ですね。

ピットは後にこう言っています。

「悲しく、冗談のような話だけど、これは事実。なんともバカげたニュースだよね。」
引用:looper.com

9.マーガレット・ハミルトンは顔面を大やけど

The Wizard of Oz

出典: gallerily.com

ハミルトンは邪悪な魔女を演じるために顔と手を緑色に塗っていましたが、実は程度が2のヤケドに耐えるために避けられないことでした。彼女の演じる魔女がマンチキンの国に到着したシーンで、ハミルトンは魔女が炎と煙に巻かれて姿を消し、仕掛けのドアから安全に抜け出す予定でした。しかしドアが正しく開かず、花火が彼女の顔の前で発火してしまったのです。

ハミルトンは重度のヤケドを治療するため6週間も現場を離れていたのです。彼女の顔のヤケドは急速によくなっていったのですが、手を緑色に塗ることはできず、代わりに緑の手袋をはかなければなりませんでした。

復帰後、ヴィクター・フレミング監督は1回目の撮影が完璧だったためそのシーンの撮り直しは不要であることを告げました。

10.スティーヴ・カレルは脱毛処理で事故!?

今回は予期せぬ事故ではありません。俳優本人が事前に提案して起こったことです。

40歳の童貞男で有名なシーンは、とんでもなく多い胸毛を脱毛処理するシーンですが、それはスティーブ・カレルの本当の胸毛だったのです。ニセの胸毛を使うよりもっとリアルになるだろうとカレルは思ったのですが、思っている以上に痛かったようです。

ワックス脱毛は彼が想像した痛みとは全く違い、けたたましい声をあげるほど痛かったのでした。

11.ジャンニ・ルッソは肋骨2本にひび

1972年公開、翌年アカデミー作品賞に輝いたフランシス・フォード・コッポラ監督による映画のあるシーン。

ソニー・コルレオーネ(ジェームズ・カーン)は、カルロ・リッツィ(ジャンニ・ルッソ)が彼の妻であり、ソニーの妹でもあるコニー(タリア・シャイア)に暴力をふるったことを知り、二度と手を出させないようにとカルロを探し出し、ごみ箱のふたを使いボコボコにたたきのめします。カーンはそのシーンに入り込んでしまい、たたいたり蹴ったりを繰り返します。その結果、ルッソは肋骨2本にひびが入り、ひじの骨がくだけるケガを負いました。

ゴッドファーザーが非常に優れた最高傑作として、現代映画界に未だに存在しているのは、この迫真性にあるともいえます。

12.ジェームズ・フランコは3針を縫うケガ

スモーキング・ハイの中で、ジェームズ・フランコがマリファナ常習者の役をしていますが、どうしてヘッドバンドをしているのでしょう。それはフランコがあるシーンを撮影している時に3針を縫うケガをして、それを隠しているためです。

台本に「木に衝突する」という指示があったのですが、エネルギーがありすぎて、本当にぶつけてケガをしてしまいました。