2018年1月19日更新

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』あらすじ・キャスト・評価【舞台は過去から未来へ】

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大人気SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの2作目は、1985年から2015年にタイム・スリップするSF要素たっぷりの作品です。未だに人気が根強い今作のおさらいから作中に登場した未来のアイテムまで、幅広くご紹介しています。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』今度は未来へタイムスリップ!

過去へ未来へと冒険するSF映画で、いまだに根強い人気を誇る『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ。シリーズ1作目は、友達のドクを救うために過去へと遡った主人公マーティが、若かりし自分の親と出会ったり、想定外の出来事に巻き込まれたりする、そんな様子をコミカルに描いた作品となっています。

そして、その舞台を未来に移した続編が『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』。1989年に日本でも公開された今作は、その舞台となった未来の年号が「2015年10月21日」であり、そのことから昨年はいつもに増して話題となっていました。

シリーズの中で唯一舞台が未来の世界であった今作について、ご紹介していきます。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のあらすじ

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前作で過去へとタイムトラベルをした主人公のマーティは、無事に自分がそれまで生活してきた1985年の世界へと戻ることができ、平穏な日常を送るかに思えました。しかし、そんな矢先にドクが現れ、マーティと彼の恋人ジェニファーを、タイムマシンであるデロリアンに乗せて2015年の世界に向かいます。

2015年という“未来”は、薄型のコンピューターや宙に浮いているボード“ホバーボード”など画期的なものに溢れた場所でしたが、ドクがマーティたちを未来へ連れてきた理由は、2人が将来授かる子供が窃盗事件を起こし、家庭を崩壊させるからでした。その後、危機的状況を防げたことに安堵し、彼らは再び1985年の“現代”に戻ってきました。

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出典: www.chud.com

しかし、彼らがタイムマシンを利用して未来へやってきたことを知った、腐れ縁のビフ・タネンによって、“現代”であったはずの時代はそれまでとは全く異なる世界へと様変わりしていたのでした。こうして、あるべきはずの現代を取り戻そうとするマーティたちの奮闘が始まります。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』を彩るキャスト

マーティ・マクフライ役:マイケル・J・フォックス

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過去や未来をタイムトラベルするたびに、何かしらのアクシデントに遭遇し奮闘する本シリーズ作品の主人公マーティを演じたのは、俳優のマイケル・J・フォックスです。

カナダを拠点に15歳でキャリアをスタートさせたマイケルは、アメリカのテレビドラマ『ファミリータイズ』で広く知られることとなり、本役で爆発的な人気を得ました。しかし、30代でパーキンソン病を患い闘病生活を余儀なくされ俳優を引退しました。

そして、2000年頃から『スチュアート・リトル』に声優として出演したり、テレビドラマに出演するなど、俳優として再び活動をしています。

ドク(本名:エメット・ブラウン博士)役:クリストファー・ロイド

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主人公マーティの相棒にして友人、そしてデロリアンを開発したドクを演じたのは俳優のクリストファー・ロイドでした。

10代半ばで俳優活動をし始めたクリストファーは19歳でブロードウェイデビューをして、『真夏の夜の夢』等へ出演。その後は映画作品にも出演するようになり、『カッコーの巣の上で』テイバー役、『ロジャー・ラビット』ドゥーム役や『アダムス・ファミリー』フェスター役など、様々な作品に出演してきました。

ジェニファー・パーカー役:エリザベス・シュー

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突然デロリアンに乗せられて未来の世界へと連れていかれた、マーティのガールフレンドにして今作のヒロインのジェニファーは、女優エリザベス・シューが演じています。

ハーバード大学で政治学の学位を取得しているエリザベスは、1作目でジェニファーを演じたクローディア・ウェルズが降板したため、急遽代役として本作からジェニファー役を演じました。

『カクテル』や『愛が微笑む時』等に出演し、娼婦のセーラ役を演じた『リービング・ラスベガス』では第68回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされています。

ビフ・タネン役:トーマス・F・ウィルソン

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2016年アメリカ大統領共和党候補のドナルド・トランプをモデルにしたキャラクタービフは、シリーズ通してマーティと敵対していますが、そんなこの役を演じたのがトーマス・F・ウィルソンでした。

アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツを卒業したトーマスは、シリーズ1作目の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で一躍知られることとなり、『ブラッド・イン ブラッド・アウト』ロリー役や『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』(声優)などに出演。俳優としてだけでなく、ミュージシャンやコメディアンとしても活躍しているようです。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の見どころ

マーティたちが見た2015年はどれくらい実現した?

私たちから見れば過去となってしまいましたが、ちょうど去年の2015年10月21日が本作の舞台となった時代でした。映画では魅力的な未来のアイテムがいくつも登場しますが、実際にはどれくらい実現されてきたのでしょうか。

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例えば、大型の薄型テレビやテレビ電話、薄型コンピューターは実現しましたし、私たちの日常生活にも密接に関わっているものですね。他にも、ホログラフィック・ディスプレイやグラス型のコミュニケーションツールなども実現しています。

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自動乾燥されるジャケットは実現していませんが、靴ひもが自動調節されるスニーカーは、まさに2015年10月にスポーツブランドのナイキによって試作品が完成しました。

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出典: www.stn2.com

そして、多くの方が注目しているであろう空飛ぶボード、ホバーボード。実現は難しいと言われていたものですが、2014年にヘンド・ホバー社によって開発され、今では高価格でありながら購入することもできるそうです。

あのセリフは実は今作からの設定だった!

いつも温厚で優しい青年マーティですが、「腰抜け」とか「チキン」という言葉を言われると人格が変わったかのようにスイッチが入り、「おれを腰ぬけと呼ぶな!」と、どんなに不利な状況でも我を忘れて猛突進していきます。

これは1作目でも見られる場面ですが、実はもともと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は続編を作るつもりもシリーズ化にするつもりもなかったようで、1作目の時点でマーティのこの様な特質は設定されていなかったのです。

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しかし、続編を作るにあたってシリーズに一貫性を持たせるために、不利な立場でも頭に血がのぼると後先考えず動くという短所をマーティ自身がタイム・トラベルを通じて変えていく、という作品軸を作ったのだそうです。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の感想・評価【ネタバレ注意】

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ririri511 二作目でタイムスリップした年が2015年、去年だ!!ってやたらにテンション上がってしまった(笑) 空飛ぶボードとか夢に溢れた作品です。残念ながら空飛ぶ車とかは実現されてないけど、最近の自動操縦の車やお掃除ロボットを見ると充分近未来的かもと思えた(笑)
LAmetaler 期間限定で上映されたので劇場で観てきました! 今まで観た映画の中でも1,2位を争うくらい大好きな作品ですが、 でかいスクリーンで観るとやっぱ違いますね!

過去、現在、未来、すべての時代を行き来するわけですが、 未来の描写のワクワク感、 歴史が変わった現代の絶望感、 過去での次々と畳み掛ける、数々のトラブル。 そしてちょいちょい盛り込まれるユーモアセンスの高いこと。 あと、デロリアンのタイムスリップするシーンは 今観てもカッコよすぎます!! 最初から最後まで、まったく飽きさせない、 文句なしの星5つの評価です(^^)

HMworldtraveller 映画史上に残る傑作の一作目。そのラストシーンから始まる本作。劇中で、一作目とあらゆる場面がシンクロし同時進行しながら進み、ワクワク感二乗の完璧過ぎる続編だ。

未来や過去の人や事象に接触し運命が書き換えられるのに合わせて写真や新聞記事が変わるお馴染みの場面も何度観てもおもしろい。

本作が公開された1989年から26年が経った2015年。wearableなコンピューターやタブレットPC、音声認識、指紋認証などは現実のものとなり、自動紐結びシューズもナイキから発売される予定があるという。全自動乾燥機能付きジャケットもそのうち出てくるかもしれない。そんなことを考えながら観ることができるのも本シリーズの醍醐味だ。

テーマ曲を聴くと遊び心と冒険心が心地よく刺激されアガる、最高のエンタメ映画。

nieve822 実は初めて観ました。前作をうまく絡めながら、3作目への伏線を張る。1作目同様ワクワクドキドキに溢れ、決して色褪せない作品。
k1ller_aka_tKo BTTFシリーズ2作目は「未来」へ。本当に前作のエンディングのシーンから始まるってのはある意味凄い。突然現れたドクに連れられ未来へ行くマーティと彼女のジェニファー。制作された1985年時の未来像が何ともヘビー(笑) タイムトラヴェルで運命を変えてしまうと、どこかで必ず皺寄せがきて、未来で起こるある事象を変えるために未来の世界へ飛ぶがそのせいで今度は過去がおかしくなってしまう展開。前作のシークエンスの別アングルの考察や、複雑に絡み合った関係性、悪いイメージの強いビフがかわいそうに見えたりとバラエティに飛んでいて個人的には2作目が一番好み。