高畑勲監督の傑作『かぐや姫の物語』感想・評価まとめ

2017年7月6日更新

日本人ならば誰もが知っている昔話「竹取物語」を原作とし高畑勲監督・スタジオジブリが制作をした『かぐや姫の物語』。今回はそんな本作の感想・評価をまとめました。

『かぐや姫の物語』感想・評価を紹介

2013年公開のジブリ映画『かぐや姫の物語』は高畑勲が、日本最古の物語といわれる「竹取物語」をアニメーション映画化した渾身の一作です。 この記事では、本作の評価感想を一挙に紹介します。

目を奪われる映像美と絶妙な音楽が織り成す日本の美

ykiwkr ようやっと見ました。アニメーションや作画の技術はすばらしく、音楽もさすがという感じ。もともとジブリ好きなのですが、ジブリブランド抜きにしても観る価値があったと思います。 個人的な感想としては、自分の中で、今まで知っていた竹取物語の印象がだいぶ変わりました。今回、翁こと育ての父や育ての母にもだいぶ重きが置かれていたので、視点や感情移入がそちらにむいてしまい、観賞後は悪夢を観たかのような絶望感さえ感じました。完全に親目線で観ちゃってました。
Rina_007 予告みて、ジブリちゃうやん。って思ってみてなかった。でも、やっぱりこれはジブリだった。素敵な映画だった。いっぱい泣いた。歌がいい。
Hundert07 映像美がすごい。大筋は良く知られたかぐや姫だが、かぐや姫自身の心理描写が多いところが新しい。

日本人なら誰もが知るあの物語に胸を打たれる

fumi 嫌煙していて映画館で観なかった自分に後悔。 始まりからグッと心をわしづかみ。ストーリーは誰もが知る竹取物語そのまま。なのになんだろう?かぐや姫の感情に引き込まれ、映像に観入ってしまう。 最後、誰もが知るクライマックスはあまりにも残酷。 知っていたつもりの物語でしたが、この世の苦を自ら望んだかぐや姫の物語を改めて考え直した。
Moto_Ishiduka これはちいさなときから知っている、絵本で読んで頭のなかで何度も何度も実写化されてしてたお話。まさかこのお話が私にこんな感情をもたらしてくれるなんて思ってもみなかった。たしかにかぐや姫は最後月に帰ってしまって悲しかった 、でもそれを越える感情が溢れ出た。様々な登場人物の思いが交差し、それぞれの視点での感情を目の当たりにして受け止めきれなくて溢れ出した。誰が悲しむ?そう、みんな悲しむのだ、当たり前だけど実写になって初めて味わうこの物語の奥深さにぜひ触れてほしい。
yuki12241 日本人なら誰もが知る、日本最古の物語である竹取物語をジブリの巨匠・高畑勲がアニメ映画化した作品です。海外でもかなりの高評価を得ているそうですが、劇場公開当時の宣伝があまり面白そうではなかったので鑑賞が遅れました。小学校時代に暗記をさせられたので大筋の展開は覚えていましたが、おそらく原作にほぼ忠実に作られているのでは。アニメーションになるとまた違った楽しさがあり、新鮮に見ることができました。主人公の心情によって作画を変えることにより表現出切るところが、アニメーションの優れた点だと思います。趣があってとても良かったです。 冷静によく考えると、日本の歴史って不思議ですよね。会ったこともない人と結婚するなんて、出会い系よりおかしな話だと思います。時代により美人の定義も違うところが興味深かったり、固定観念に縛られて生きているところは現代と同じだなーなんて思ったり。 期待していたより面白く仕上がっていたので、オススメです。

日本人ならではの感性が散りばめられている

suppainu 一度目に観たときは、画の美しさと自然の描かれ方、人の表情の豊かさに素直に感動しました。 二度目は、画や音にこめられた意味がわかり、作り込みの丁寧さにあらためて驚かされました。
sakura_ddb 動きが細やかで日本人ならではの感性だと思う。 原作に忠実なのが良かった。
yarisan 日本人しか作れないだろうなって思う作品!観れて良かった。

オリジナルに忠実すぎるという感想や評価もちらほら

tmmyon 周りの評価も良かったので、期待して行きました。 しかし、見終えた感想は「私、この話知ってる…」でした。 つまり、オリジナルのままなんですよね。なんらかの形で「高畑流」の解釈が付け加えられているのかと思っていたので、残念。 一番よかったのは、翁の「かぐや姫コール」です。あそこは泣けました。 あと音楽と、髪や布の描き方がよかった。

それより10世紀半ばに「竹取物語」を書いた人がすばらしいと思った。男性か女性か気になる。

wakamewatts ほぼ原作に沿った展開だった。最後に幼少の頃の兄貴分に会いに里帰りする場面が加わった程度。月に帰る場面も子供の絵本と変わらなかった。基本的には、少女の純真な気持ちが大人の打算に勝るというコンセプトなのだ。なぜか、親父達の、女性は少女のような気持ちでいてほしいという願望が見え隠れする。(#13-125)