名作ぞろいのアカデミー賞作品でこれだけはマストで見てほしい作品ランキング10

2017年7月6日更新

創立から80年以上の歴史を誇る、映画界最高の名誉とされるアカデミー賞。歴代の作品賞受賞作において、押さえておきたい作品をピックアップします。

アカデミー賞の歴史

アカデミー賞は、1927年5月に創立された映画芸術科学アカデミー協会が制定するもので、当初の狙いは、映画会社MGMの撮影所のトップだったルイス・B・メイヤーによる、労働組合の調停目的にありました。

1920年代の大スターだったダグラス・フェアバンクスを初代会長とし発足されたアカデミー賞は、回を重ねる毎に規定が変わっていき、現在は5000人強いるとされる協会員の投票により賞が決まります。

部門の中でも主要とされるのは作品、監督、脚本(脚色)、主演男優、主演女優の5部門で、受賞者に贈られる“オスカー”像という名は、あくまでも愛称とされています。

今回はアカデミー賞を取った作品の中でも“これだけは観ておきたい!”という作品をピックアップしました。

10位:天才音楽家は果たして殺されたのか?【1984年】

movhao 言わずと知れた名作。 3時間と長いですが、全編見逃さないで頂きたいです。 場面場面が記憶に残る、そんな映画だと思います

夭折した天才音楽家モーツァルトは、音楽家サリエリとの確執によって殺されたのではという仮説を元にした同名戯曲を映画化。

アカデミー賞8部門を獲得し、監督のミロス・フォアマンにとっては『カッコーの巣の上で』に続き二度目の受賞となりました。

9位:精神病院を舞台とした人間模様【1976年】

PHICHAN 婦長さんがとても怖かった。 誰も彼も演技力が凄まじい。 複雑な心境になるラストでした。
ririri511 ジャック・ニコルソンにひたすら魅了された。 序盤は明るい、結末は重くて悲しい・・・。 精神病院という隔離された空間でも生きる希望は捨てちゃダメですな。 顔色ひとつ変えないポーカーフェイスの婦長さんも患者の為を思った上での厳しさだよね。 ロボトミー手術・・・怖い。

刑務所から逃れるために精神疾患を装って精神病院に入った男が、院内の過酷な状況に遭遇するという、サスペンス要素を含んだ人間ドラマ。

奔放な主人公役のジャック・ニコルソンと、冷酷な看護婦長役のルイーズ・フレッチャーの演技が高く評価され、揃ってオスカーを受賞したのを含む主要5部門を独占しました。

8位:アカデミー賞最多タイの11部門受賞【1997年】

yupiberry ベタだと言われようが、何と言われようが、 人生でいちばんリピートしている映画。 どのシーンも丁寧で、 ジャックの男気も素敵すぎて 何度観ても全く飽きない。 というより時々無性に観たくなる。
Kurata_Yuya 純粋に楽しめた 大人になってから見ると印象が全然違う

1912年に沈没したタイタニック号に乗船していた若き2人の男女の愛を中心とした悲劇のサバイバルを、ジェームズ・キャメロンが映像化。全世界で大ヒットを果たし、合計興行収入18億ドルは、同じキャメロンの『アバター』に抜かれるまで最高益となりました。

オスカー獲得数の11は、『ベン・ハー』と並ぶ最多記録です。

7位:詐欺師たちの壮大なイカサマ劇【1974年】

gunjokokoro 大体の人が見て楽しめるようになっているまさに娯楽作。 スパイ、騙し騙され、ドンデン返し、そして復讐といったエッセンスが詰まっている。 字面だけだとシリアスに思われるがパッケージと同じように終始ニヤリとできるように作られていて、気持ちいいの一言。
Daiki_Kinoshita 監督 ジョージ・ロイ・ヒル 1973年公開

音楽と全体的なテンポがいいな。 それぞれのブロック(章)の始めにイラストとタイトルが入るのも展開が分かり易くて良い。

1930年代のシカゴを舞台に、仲間を暗黒街のボスに殺された詐欺師たちが大バクチ劇に打って出ます。軽妙なやり取りと話術でテンポ良く見せてくれるチームワーク物としても一級の出来映えで、アカデミー賞7部門に輝きました。

6位:あの名言は実は台本になかった?【1942年】

sajoudolphin まず102分という短さがいいです。プロットが簡潔でスッと頭に入り、全体を俯瞰できるので何度も観たくなる作品。グラスを倒して次のシーンに移る切り替え方がドラマチックで印象的でした。
Pit7775Pit 老若男女どの世代からも愛される作品。名セリフ「君の瞳に乾杯」は映画史に残るもの。雨で手紙のインクが垂れるカットが印象的でした。

第二次世界大戦時のモロッコでかつての恋人が思わぬ再会を果たすという、メロドラマの定番となった作品。

アカデミー作品賞を含め3部門と受賞数は少ないですが、何といっても「君の瞳に乾杯」の台詞が有名。しかしこの台詞は元の台本になく、撮影時に即興で考えられたものでした。

5位:老トレーナーと女子ボクサーの師弟の絆【2005年】

gonbe73 2016/10/06 翻訳者 戸田奈津子 鬱だ鬱だと言われて身構えたてたらそうでもなかったけどやっぱり鬱だった。 マギーの家族を見てモーツァルト!のコンスタンツェの家族とかレミゼのティナルディエ夫妻とか思い出した。最後のやつは気持ちいいぐらい悪役だったけど今回は後味の悪いものしか残らない。許されざる者は未見だけど町山智浩さんはそれと重ねてた。この映画にとって許されざる者ってラストのあれだけだったのかな。この家族も許されざる者だと思う。
ShogoIoku ロッキーみたいな話ではない。観る価値はある。

家族に見放された男と家族愛に見放された女が、ボクシングを通じて強い絆で結ばれていく様を描き、アカデミー賞で作品、監督、主演女優賞、助演男優賞の4部門を受賞しました。ラストの解釈については賛否分かれましたが、一見の価値ありです。

4位:都会の孤独と友情を描いたアメリカンニューシネマの傑作【1969年】

k381027 成功を夢見てテキサスの片田舎からニューヨークへと飛び出した1人の男が、冷たい社会の壁に幾度となく跳ね返される。 そんな中、1人の足の悪い男と出会い 自分と同じ底辺で燻ぶる男を初めは警戒しながらも次第に友情を深め合っていく そして2人で成功を夢見て共に過ごしていくのだが…

当時のアメリカ(ニューヨーク)の汚く、冷たい黒い部分を描写したアメリカンニューシネマの代表作 希望と冷たさを両方兼ね備えたいい作品でした

Tomochika_Nakano なにも知らない時代遅れのカウボーイ姿の田舎者がニューヨークに夢と希望だけをもって来ると、こういう目に遭う。しかし、主役を完全に食ってるダスティンホフマンの徐々に弱っていく様、小汚なくて小気味いい動きに感情を揺さぶられっぱなし。ラストのバスのシーンは悲しいのに笑える。「お前だけ早めのトイレ休憩か」名シーン。

ニューヨークでジゴロとして稼ぐことを夢見るテキサス生まれの若者と、ニューヨークで売春のあっせんをする肺病を病んだ男との奇妙な友情を描き、アカデミー賞3部門に輝きました。

「カウボーイ」ならぬ「カーボーイ」という邦題は、後に映画評論家となる水野晴郎がつけたものです。

3位:名監督ビリー・ワイルダーの傑作コメディ【1960年】

Kensuke_Tamura 大好きな映画の1つです。 部屋を貸しつづけて断れないサラリーマン。 彼がエレベーターガールを口説こうとするもその子は部長の恋人。 感動のラストは何度見てもよい。
YU66 1959年ニューヨークを舞台に、いかにもアメリカンな仕草(ワインを手に持ちながらオーバーリアクションでボトボトワインがこぼれたり…)やジョークが飛び交うロマンスコメディでフッと我慢出来ずに吹出してしまう可愛らしい映画でした。

主人公が恋した女の子は上司の浮気相手ですが、愛人らしくないはつらつとしたフランは笑顔も泣き顔も全てキュートです。

そして素晴らしい当時のファッション! 男性のキャスケットやトレンチコート、 女性のツイードツーピースやヘアスタイルのオシャレな事オシャレな事…。 部長の秘書のファッションは極上でした、真似したい。

しがないサラリーマンが、出世のために自分のアパートを上役の逢い引きの場に提供するという、悲哀たっぷりなコメディで、作品賞、監督賞などを含むアカデミー賞の5部門を受賞しました。

主人公役のジャック・レモンの好演ぶりや、シャーリー・マクレーンのコケティッシュな魅力も必見です。

2位:妻子を殺された闘剣士の復讐【2000年】

AkumaS 面白かった!! ストーリーは王道。映像・アクションも王道。言うことなしっす。 主人公のラッセル・クロウがすごくいい感じでした。当時の話題作だけあってクオリティ高いなぁと感じました。オススメです
nothorror 面白いとかためになるとかそういう問題じゃない。 とりあえず黙って見てください。

古代ローマで、嫉妬にかられた新皇帝の陰謀で妻子を失った元将軍の復讐を描いた、リドリー・スコット監督の力作で、作品賞、主演男優賞を含むアカデミー賞の5部門を受賞しました。

コスチューム劇好きなスコット監督らしく、剣闘士たちの死闘場面が見どころです。

1位:人食い医師と若き女性捜査官との奇妙なつながり【1991年】

Nikuhasami_daisuke ハンニバルレクター!イカれた天才なのか…迫力と存在感はすごいすね なるほど、だから羊たちの沈黙なんすか はい、いただきました
mizmisp アンソニー・ホプキンスの目線はすごく引きつけられる。クラリス(ジョディ・フォスター)はクロフォード主任よりもレクターに従順なような。名作だと言われているわりにはまぁまぁだった。しかしドクターレクターの続編は見てみたい。ハンニバル。

連続猟奇殺人事件を担当した若き女性FBI捜査官が、事件解決の糸口を見つけるべく、元殺人者のハンニバル・レクター博士に接触します。

アカデミー賞主要5部門を独占するヒットとなりましたが、長い歴史を誇るアカデミー賞において、サスペンススリラー物が作品賞を獲ったのは異例ともいえます。