映像化された百田尚樹原作作品まとめ【『永遠の0』『海賊とよばれた男』】

2017年7月6日更新

もともとは放送作家として多数のテレビ番組を手掛けていた百田尚樹。2006年に『永遠の0』で小説家としてデビューし、同作は本屋大賞も受賞しました。何かと世間を騒がせる百田尚樹の小説の中から、映像化されたオススメ作品をご紹介します。

次回作よりも過激発言に期待が!?作家・百田尚樹

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出典: laughy.jp

百田尚樹は、1956年2月23日生まれの小説家であり、出身は大阪市の東淀川区。元々は、放送作家として『探偵ナイトスクープ』などを手掛けていたのですが、2006年に『永遠の0』で小説家としてデビューしました。また、2013年には、『海賊とよばれた男』で本屋大賞1位に輝いています。これまでも本屋大賞は受賞していましたが1位はこのときが初めてでした。

そんな百田尚樹ですが、今や、作品よりもテレビで放送できない程の過激な言動で注目を浴びるようになっています。

ノンフィクションなのに嘘を書き綴ったという噂が流れた『殉愛』の騒動。また、スタジオジブリ作品を手掛けている大物監督の『永遠の0』を否定するようなコメントに対して、「頭大丈夫?」といった爆弾発言も話題になりました。

しかし、過去には吉川英治文学新人賞候補に挙がったり、本屋大賞を受賞するなど、作品への評価は確かなものです。今回は、そんな百田尚樹の小説で映像化された代表作をご紹介しましょう。

岡田准一が圧巻の名演!日本アカデミー賞8冠!『永遠の0』

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舞台は太平洋戦争末期。無敵の零戦を操っていた、日本一臆病者と呼ばれた男の物語。その男は生きて帰ること、命を何よりも大切にしていて、生きることに執着していました。命を粗末にしようとする仲間には、本気で怒鳴ることもあったのです。

彼がそこまで生きることにこだわっていたのは、妻と幼い娘に、必ず還ってくると約束したからでした。彼の残した壮大な愛は、60年の時を超えて孫まで引き継がれ、祖父が残した本当の想いを知ったとき、現代に生きる孫は何を思うのだろうか…………という物語です。

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出典: ivystar.jp

公開は2015年の12月。第38回日本アカデミー賞(2015年2月27日)において、「最優秀作品賞」「最優秀主演男優賞」「最優秀監督賞」「最優秀美術賞」「最優秀撮影賞」「最優秀照明賞」「最優秀録音賞」「最優秀編集賞」の8冠に輝き、興行収入は85億円を突破。2014年の年間邦画興行収入ランキングで第1位、邦画の歴代興行収入第6位を記録しました。原作の同名小説も累計発行部数500万部を超える大ベストセラーとなっています。

ジャニーズ初となる最優秀主演男優賞に輝いた岡田准一の名演はもちろん、山崎監督の駆使するVFXでさらなるリアリティ・迫力を演出。ネット上でも「涙が止まらない」「素晴らしい人間ドラマ」等の高評価が目立ちます。

その他、濱田岳・上田竜也・風吹ジュンなど、脇を固める俳優陣にも豪華な顔ぶれが揃っています。

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また、『永遠の0』はテレビ東京にてドラマ化もされました。視聴率は全話通して2ケタに届かず仕舞いでしたが、制作発表記者会見に出席した広末涼子は、主演の向井理を絶賛しています。

高良健吾×市原隼人の命懸けファイト!『ボックス!』

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高校のアマチュアボクシング部を舞台に、天才×努力家という対照的な2人が互いの才能に向かい拳をぶつけ合うまさに青春の物語。高良健吾・市原隼人というイケメンたちの熱いファイトシーンはファンならずとも必見。

2010年5月22日に公開されたこの映画は、初日とその翌日の2日間だけで、観客動員数8万人を突破し、興行収入としては1億800万円を記録した大ヒット映画です。小学生の頃、親友だったユウキとカブが高校生になってから再会し、カブの天才的なボクシングの才能に触れたユウキが、努力を重ね強くなっていくという友情と青春の物語です。

尚、原作の単行本は『BOX!』と、アルファベット表記になっています。

今作出演に際し、市原と高良は、撮影2ヵ月前からジムでトレーニングを始め、スタントや吹き替えを使わずにファイトシーンに臨みました。ネットでは「カブが本当にイイやつ!」「市原隼人がハマり役!」など、市原隼人を絶賛する声が目立ちます。青春の熱さに観客も引き込まれたようです。

高岡早紀が40代でバケモノ女子高生に!『モンスター』

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2013年4月27日公開の本作は、醜い容姿から、家族にまでバケモノ呼ばわりされてきた女性が整形手術により完璧な美貌を手に入れたという物語。その女性を、高岡早紀が2時間かかる特殊メイクを施して臨みました。

この特殊メイクにより、40代である高岡早紀が女子高校生をも演じ切りました。「特殊メイクが怖すぎる…」との評価があるほど、メイクのインパクトがすごいです。

百田尚樹も大絶賛しています。原作の同名小説はこの映画化によって、発行部数が100万部を突破しました。

岡田准一×山崎貴再タッグ!さらなる栄光は掴めるか!『海賊とよばれた男』

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出典: kajuen.net

映画『永遠の0』チームが再集結し、公開に向けて今最も期待が高まっているのが『海賊とよばれた男』です。原作の同名小説は2013年の本屋大賞で1位を受賞し、上下巻の累計発行部数は400万部を突破しています。

舞台は戦前・戦後の日本。いち早く石油業に目をつけた青年が、多数の苦難や壁に阻まれながらも、時代を切り開く様が描かれており、主演の岡田准一は、青年から老人になるまでを全て1人で演じています。

撮影中、カメラが回っていないところでも役作りにこだわっていた岡田は、常に北九州弁を使うなどしていたようで、共演者たちからも、劇中同様に"店主"と親しまれ、現場は終始和やかなムードだったようです。

海賊とよばれた男

出典: eiga.com

また、今回も『永遠の0』と同様、山崎監督がVFXを駆使し、空襲により打撃を受ける東京などをリアルに再現し、映像美を追求しているようですので、今回はどんな映像が出来上がっているのかも見どころです。   すでに予告編は解禁となっており、劇場前売り券も好評発売中です。11月14日(月)には、東京国際フォーラムにて完成記念イベント・完成披露試写会の開催も決定しています。期待が高まる本作は、2016年12月10日(土)公開です!