2017年7月6日更新

巨匠ジェームズ・キャメロン監督から3つのメッセージ

©︎Ian Wilson/WENN.com

映画『タイタニック』や『アバター』で数々の賞を受賞している、ジェームズ・キャメロン監督。感動巨編の裏側にもまた、数多くの知られざるドラマがあります。昨年で満60歳を迎えた監督から、さまざまな形で伝えられるメッセージをいくつかお届けしたいと思います。

1.スタジオ幹部への怒りのメッセージ?!その全貌とは…

『アビス』(The Abyss)を撮影している間、ジェームズ・キャメロン監督は、スタジオ幹部がスーツを着てリムジンで監督を待っていると、とてもイライラしたそう。

そんな時、監督は潜水ヘルメットをサッと幹部の頭にかぶせて入り口を閉じ、叩き始めます。するとヘルメット内の酸素は急激に減り始めます。 なぜ監督は、こんな奇妙なことを始めたのでしょうか?

ヘルメットを取って幹部を窒息から救い出すと、監督はこの奇妙な行いの理由について話し始めました。

酸素が無くなるといかに苦しいか、幹部が現れると監督自身がそういう状態になるということ。 つまり、撮影している時に干渉されると水の中に入れられてもがくことと同じなので、我慢できないということ。

幹部はおおいに納得し、それからは二度とヘルメットをかぶらなくてすむように心がけたそうです。

監督から捨て身のメッセージ…いえ、身を捨てかけたのはスタジオ幹部でしょうか。お疲れ様です!

2.実際の撮影でも追い詰められる?!『タイタニック』

1990年代の感動巨編『タイタニック』(Titanic)は、興行収入もかなりのものでした。 この映画タイトルを聞いたことの無い人のほうが、きっと少ないのではないでしょうか?

そんな大人気映画ですが、撮影当時は予算をはるかに越えていたため、かなり追い詰められていたとか! 制作スタッフたちは、今後完全に仕事がなくなるというところまで覚悟していたそうです。

じかし実際に公開してみると、『タイタニック』は巨額の収入を得るのに誰にも文句を言わせないほどの良作エンターテイメントとなっていました。

「妥協をしないモノ作りは良い結果を生み出す!」ということを、制作スタッフたちに体験で伝えたジェームズ・キャメロン監督でした。

3. 映画学校より独自の映画制作を!巨匠たちからのアドバイス

成功している有名な二人の映画監督、スティーヴン・スピルバーグ氏とジェームズ・キャメロン氏は、実は映画制作の学校に通っていません。

そしてそういう学校に通ったほうがよいとも言っていません。 両監督とも、映画制作を目指すなら自分たちで実際に撮ってみることを奨めています。

もちろん初めは未熟な作品であっても、撮り続けて市場で対価が発生するまで腕を磨くことが、成功する映画監督への近道だと考えているようです。

「実際にやってみる!」何事にも通じる、人生の巨匠たちからのアドバイスですね。