変わらない景色のある故郷を舞台に、家族の絆を描く感動の物語『群青色の、とおり道』【あらすじ・キャスト】

2017年7月6日更新

3月28日より舞台となった群馬県内で先行公開となり、また7月11日(土)から全国公開の映画 『群青色の、とおり道』。今回は故郷を舞台に、家族の絆や生まれ育った土地への想いなどを描くこの作品についてご紹介します。

【10年ぶりに故郷に帰ってきた僕が見たのは、昔と変わらない風景だった】

2015年7月11日(土)公開の映画『群青色の、とおり道』は、群馬県の太田市、新田郡尾島町、新田町、藪塚本町の合併10周年記念事業の一環として製作されました。

ミュージシャンになるという大志を抱き上京した主人公、佳幸。父からの一報をきっかけに帰郷することとなった彼を待っていたのは10年前とは変わらない風景、家族、幼馴染でした。

佳幸は、生まれ育った街の風景と自分のことを支えてくれた人々と触れ合う中で、故郷への思いをかみしめ、10年間未完成であった曲を作り上げていきます。

【10年のブランクを経て描かれる故郷への愛】

main_338_690_388

この作品の大きなテーマの1つが「故郷への愛」です。父から勘当されたも同然の扱いを受けていたのですが、あるきっかけで故郷の群馬へ戻ることとなった主人公の佳幸。

音楽で食べていくのは大変だと言いながら地元で暮らしていこうとする中で、東京にばかり憧れ今まで気付くことのなかった故郷の魅力に再び気付き、故郷に対する思いが大きくなっていきます。

家族との絆、幼馴染との再会、全く変わらずにいる生まれ育った風景。こうした誰もが感じたことのあるであろう「故郷への愛」を純粋に描いた作品です。

【たっぷりの魅力を醸し出す群馬の風景】

o0800045013209419705

引用: www.google.lv

この映画の舞台であり、実際に撮影も行われ県内では一足先に上映が予定されている群馬県。緑あふれる美しい田園や森などの自然、また人々の温かさなど、その魅力が作品全体を通して描かれます。

また主題歌「電車の窓から」を歌うback numberもメンバーが群馬県出身。主題歌の歌詞も、電車の中からずっと変わらない風景を見て故郷思いを馳せるという内容で、映画にぴったりとはまり感動を誘ってくれることでしょう。

監督は、『半落ち』でメガホンをとった佐々部 清 

群青色の、とおり道 監督

佐々部清監督は、2004年に公開された『半落ち』では日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。映画のほかにも、TVドラマや舞台の演出も手掛けています。過去にも田舎を舞台に人々の心暖まる交流を描いており、見る者の心に染み入る演出を得意としています。

インタビューでは

9日間という限られた撮影日程の中で一番こだわったシーンは、クライマックスでもあるねぷた祭りのカットです。実際に行われているお祭りの最中に演じてもらったため、演技も撮影もすべてが一発勝負なんですよ。臨場感というのは確実に画に反映されますから、わずか15分という時間の中で最小限のスタッフが入って、無事に撮ることができました。

と答えています。

【実力派で固めたキャスト】

o0800045013209420025

引用: www.google.lv

また主人公に扮する桐山漣、升毅、宮崎美子、杉野希妃らテレビや映画を問わず活躍する有名俳優たちのほか、佐々部作品にはお馴染みの伊嵜充則や田村三郎、井上順ら、味のある演技に定評のある、実力派の面々も出演陣に揃いました。

真山佳幸/桐山漣

群青色の、とおり道 桐山

出典: gunjyoiro.jp

面接時に歌を歌い、最初の8小節くらいで「決まり!」と監督の一声をもらったそうです。桐山漣の心に響く歌も見どころです。

父年男/升毅(ますたけし)

群青色の、とおり道  升毅

出典: gunjyoiro.jp

升毅は、1975年にNHK大阪放送劇団からデビューしたベテラン俳優です。料理の腕前はプロ並みで、『タモリ倶楽部』の料理企画にも頻繁に出演しています。

母明子/宮崎美子

群青色の、とおり道  母

出典: gunjyoiro.jp

宮崎美子は、黒澤明の遺作である脚本の『雨あがる』で、ブルーリボン賞助演女優賞や、日本アカデミー賞主演女優賞受賞している女優。現在は、映画やドラマでの出演のほか、バラエティークイズ番組では、さまざまな知識を披露し活躍しています。

ヒロイン倉田唯/杉野希妃

群青色の、とおり道  杉野

出典: gunjyoiro.jp

杉野希妃は、第33回ヨコハマ映画祭では最優秀新人賞、第5回沖縄国際映画祭では最優秀ニュークリエーター女優賞、第22回日本映画プロフェッショナル大賞では新進プロデューサー賞など、その演技では着実に女優としての注目を浴びています。

女優や映画監督など著名人のコメント

ひとつの決断をする時、大切なのは、正しいかどうかではなく自分で決めたかどうかだ。 この映画は「君が決めたならそれがいい」と、背中を押してくれる。 吉田羊さん(女優)
ありきたりな風景、ありきたりな物語 なのに、この映画に出会ったすべての人を ありきたりだけど幸せな気持ちにしてくれる。 本広克行さん(映画監督 )

2015年3月28日より群馬先行上映されていた『群青色の、とおり道』。7月11日からいよいよ全国公開です。