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歴代邦画興行収入ランキングTOP50!【2018年最新版】

2018年1月24日更新

これまで邦画の興行収入のTOP3はスタジオジブリ作品が独占していましたが、2016年に大ヒット作が誕生しランキングに大きな変化が見られました。ここでは、2018年版の新しい邦画興行収入ランキングをご紹介していきます。

15位:「セカチュー」として一大ブームを巻き起こした純愛物語(2004年/85億円)

主人公・朔太郎に置手紙を残し、婚約者・律子が姿を消します。律子は1本のカセットテープを見つけ、朔太郎の故郷・高松へ。律子の行先を偶然知った朔太郎は、かつての恋人・亜紀を想い起こし……。

片山恭一のベストセラー小説に独自のストーリーを加えて映画化した作品です。原作では軽く触れられただけの律子を映画ではキーパーソンにし、高校時代の恋人を失った朔太郎の心の傷を救いに導きました。

14位:問題児の野球部員と熱血教師が甲子園を目指す感動作(2009年/85.5億円)

不祥事ばかりの野球部を熱血教師・川藤が率いてから一年、新入部員も入り新たに甲子園を目指すことに。しかし、メジャーリーグ志望の新人はチームに馴染めず、部員の怪我もあり前途多難で……。

問題児の集まりの野球部と川藤教師の交流を描いた人気ドラマ『ROOKIES』。ドラマの続編として製作された劇場版では、2年生だったメンバーが3年に進級し、最後の甲子園を目指すオリジナルストーリーとなりました。

13位:臆病者と呼ばれた零戦パイロットの真実(2013年/87.6億円)

祖母の死をきっかけに実の祖父の存在を知った主人公・佐伯健太郎が、零戦パイロットだったという実祖父の生き様を追う物語。佐伯が当時の関係者らを訪ねるうちに、凄腕でありながら卑怯者とされた祖父の本当の想いを知ることになります。

百田尚樹のベストセラー小説を映画化し、零戦パイロットの悲劇を孫視点で丁寧に綴りました。VFXに長けた山崎貴監督の迫力の映像や、岡田准一、三浦春馬らの熱演も光ります。

12位:上杉謙信と武田信玄、戦国武将スターの対決(1990年/92億円)

下剋上の戦国時代。越後の国では長尾景虎(上杉謙信)、甲斐の国では武田晴信(武田信玄)が台頭していました。景虎は一度は仏門に入るものの、武田軍との決戦に臨むことになります。

海音寺潮五郎の小説の映画化であり、日本史で有名な「川中島の戦い」を描いた作品。莫大な製作費を投入してカナダロケなどを行い、何万人ものエキストラによる合成なしの合戦シーンは圧巻です。

11位:小人一家の慎ましやかな生活を描いたファンタジー映画(2010年/92.5億円)

主人公の小人の少女・アリエッティは、両親と一緒に古い屋敷の床下で静かに暮らしています。生活に必要なものは人間からこっそり拝借していますが、ある時人間の少年に見つかってしまい……。

メアリー・ノートンのファンタジー小説が基となったジブリ映画。アリエッティの声を志田未来、人間の少年・翔は神木隆之介が務めました。神木の翔役はキャラクターデザイン時から考えられていたそうで、翔自体のモデルが神木なのだとか。

10位:キュートな子猫チャトランの大冒険!(1986年/98億円)

広大な北海道が舞台。ワンパクな子猫のチャトランは、親友の子犬・プー助と遊んでいるうちに滝つぼに落ちてしまいました。流された先の森で様々な動物と出会い成長するチャトランと、チャトランを助けようとするプー助の友情を描きます。

「ムツゴロウさん」の愛称で親しまれている畑正憲が監督と脚本を担当し、動物たちの愛らしい姿を収めて大ヒットとなった作品です。

9位:『踊る大捜査線』シリーズ、記念すべき初の劇場版(1998年/101億円)

お腹の中にぬいぐるみが詰め込まれるという猟奇的殺人、身代金目的の警視庁副総監の誘拐、署内での小銭入れなどの窃盗。湾岸署管轄で同時発生した3つの事件を、青島刑事らが追うてんやわんやの奮闘劇です。

口コミでヒットしたというドラマ『踊る大捜査線』の劇場版1作目。複数の事件が同時進行する中、怪しさ全開の小泉今日子扮する日向真奈美がいい味を出しています。

8位:極寒の南極大陸での奇跡の再会(1983年/110億円)

昭和33年、南極昭和基地では悪天候のため観測隊の交替が出来ず、15匹の犬が置き去りになってしまいました。犬たちの安否を気にかけていた隊員の潮田と越智は、翌年の観測隊に参加。再び訪れた南極で彼らが目にしたのは……。

兄弟犬タロ・ジロが南極で生き延びた実話をもとに、高倉健主演で映画化されました。鎖に繋がれ餌もない厳しい状況で取り残された犬たちの力強い生命力に、感動せずにはいられません。

7位:飛行機青年の夢と純愛の物語(2013年/120.2億円)

戦争や大震災で混沌とする日本。子どもの頃から飛行機に憧れを抱いていた堀越は、航空技術者となり飛行機の開発に携わっていました。なかなか思い通りにいかない中、運命の女性と出会い婚約しますが……。

零戦の設計者・堀越二郎をモデルに、堀辰雄の小説『風立ちぬ』もオマージュしつつ映画化されたジブリ作品です。主人公・堀越の声を『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明監督が務めたことも話題となりました。

6位:魚の少女と人間の少年の交流を描いたハートフル・ストーリー(2008年/155億円)

海の女神の母と魔法使いの父を持つ、魚の女の子・ポニョ。ある日、ジャムの瓶から抜けられなくなったところを5歳の少年・宗介に助けられます。ふたりは心を寄せ合い、ポニョは人間になりたいと願いますが……。

宮崎駿監督が『人魚姫』をモチーフに、手描きアニメこだわってつくりあげた心温まる物語です。藤岡藤巻と大橋のぞみが歌う主題歌『崖の上のポニョ』も大ヒットしました。

5位:『踊る大捜査線』シリーズ最大のヒットを遂げた傑作(2003年/173.5億円)

前作『踊る大捜査線 THE MOVIE』の事件から5年後、観光スポットとなったお台場で殺人事件が発生し、女性警視正が指揮をとることに。噛み付き魔の出現やスリ事件も並行して起こる中、青島刑事らは上からの指示に縛られ思うような捜査が出来ず……。

『踊る大捜査線』シリーズの劇場版2作目です。青島らは犯人逮捕のために奔走するも、縦割り行政が邪魔し「レインボーブリッジ、封鎖できません!」の名台詞が生まれました。

4位:神獣と人間、それぞれの正義をかけた戦い(1997年/193億円)

「タタリ神」からの呪いを受けたエミシ一族の青年アシタカは、呪いを解くための旅に出ます。辿り着いた「タタラの村」では人間の生活を守るべく鉄を造っていましたが、神々の森を破壊する行為の鉄造りに怒る神とタタラの人々との戦いが始まって……。

宮崎駿監督が16年という構想期間を経て製作した超大作です。森に住む神獣と人間との対立を描きながら、不条理な世の中でも強く「生きる」というメッセージを投げかけています。