2017年7月6日更新

カンヌ映画祭で絶賛された話題のホラー映画がついに公開!

低予算ながらカンヌ映画祭で大絶賛を受けたホラー映画『『イット・フォローズ』とは?カンヌ映画祭で絶賛された一風変わったホラー映画』!2015年アメリカで公開されると多くの観客が足を運びました。この作品は『アメリカン・スリープ・オーバー』で知られるデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の悪夢を基にして製作されました。

2015年にアメリカで大ヒットした低予算ホラー映画がついに公開!

19歳の少女ジェイがイケメンのヒューとセックスをしたことがきっかけで呪われ、その後彼女は幽霊が見えるようになってしまう。呪いを解く方法はセックスで移すことだった。

製作費約2億円という低予算で作られたこの作品は、2014年のカンヌ映画祭で初上映されると、多くの称賛を受けました。

監督の経験した悪夢が作品のきっかけだった!

『イット・フォローズ』は監督が見た悪夢を基に製作されました。

”10歳か11歳の頃、私は学校の休み時間に友人と遊んでいました。” 

ロバート・ミッチェルは少し身をよじらせながら言いました。   ”駐車場を見ると、小さな子供がワタシの方へゆっくりと歩いて来ました。それが夢の中で、出てきたモンスターであることが分かり、全速力で逃げました。

それから、数ブロック先で立ち止まると..... 角からその男の子が現れ、どんどんワタシのほうへ近づいてきました。” 

40歳の映画監督は話している間、終始手を動かし、おびえている様子でした。

”時には家で家族がいる中、同じようなことが起きたことがありました。それがワタシに向かって来るんです。ワタシは窓から歩道に出て逃げ出すことも、それはとても遅いため、離れることは難しくありません。しかし、それは気が付くと、いつでもワタシの側にいて、結局は逃げ出すことができません。”

そして、製作された映画がこの『イット・フォローズ』でした。

『イット・フォローズ』のコンセプト

監督はこの作品において子供、老人などの分かりやすい幽霊たちだけでなく、スクリーンの端に映る、一見ではそれであることに気付かない、何気ないものも重要だったと語っています。

一人の男がカメラに近づき、キャラクターたちはその人物に気が付かないシーンが存在します(観客だけが気づいている)。

観客に常に危険なことが起こるのではないか思わせることが重要で、それを持続させることを目指していたと言います。どこに注目すべきかは監督は教えてくれませんでした。

ロバート・ミッチェルが影響を受けた作品&監督!

ミッチェルはジョン・カーペンターやデヴィッド・クローネン・バーグなど70年代~80年代のホラー作品から大きな影響を受けた人物です。

ミッチェルのデビュー作『アメリカン・スリープ・オーバー』は10代の若者が郊外で過ごす青春ストーリーで、ジョン・カーペンター監督の『ハロウィーン』と類似点が多くある作品でした。

セックスが元凶のきっかけになることでも分かるように、『イット・フォローズ』は晩年のクローネンバーグ(『ザ・フライ』など)作品から影響を受けたことは明らかです。

さらにこの映画はある意外な作品から影響を受けていました。

監督は製作開始前に傑作ロードムービーの『パリ・テキサス』を何度も見ていたと言います。

『パリ・テキサス』が『イット・フォローズ』の構成に与えた影響はホラー映画の巨匠ジョン・カーペンターやデヴィッド・クローネン・バーグと同じくらい大きかったと語っています。

セックスは何かのメタファーだったのか!?

ミッチェル監督は言います。

”この作品は道徳的なものではありません。セックスによって呪われてはしまいますが、誰かとセックスをして移せば助かる訳です。だからセックス=死という単純な構造ではありません。

もしもそれが何なのか説明を求められたら!?

”それに対するロジック何もありません。悪夢を説明できないのと同じように!”

”逃れられない、何かが追ってくる、止まらない、止まらない、ただそれだけです。”

プロデューサーによると、ミッチェルはこの作品におけるセックスを特定のメタファーやメッセージとして使用している訳ではないと言います。

『イット・フォローズ』の日本公開は2016年1月8日予定です。

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