青春って痛々しい!尖った思春期を描いたおすすめ映画10選(邦画編)

2017年7月6日更新

青春の鬱屈した時代、思春期の誰にも言えずに内に溜めるだけしか出来なくて爆発しそうな衝動に苦しんだ、そんな経験は誰にでもあるはず。今まさに思春期まっ只中の人も、既に青春が過去になってしまった人も、青春映画で彼らの時代を観てみませんか。

痛々しい青春を描いた邦画を紹介!

尖った思春期を真正面から描いた作品の邦画だけを集めてみました!鬱屈した現在と見えない将来に苦しむ『青い春』『リリィ・シュシュのすべて』『キッズ・リターン』、完全犯罪を企てる少年とその周囲の人々を描く『青い炎』、些細なことで暴走してしまう若さを描く『69 sixty nine』、穏やかな祖母との記憶『西の魔女が死んだ』、友情と恋と夢を繊細に描いた『花とアリス』、普通からずれてしまった少年と彼を支えたい少女の姿が鮮烈な『ヒミズ』など。

無気力、それゆえに尖っていた思春期の行き場のない感情と衝動。松本大洋原作、豊田利晃監督で送る強烈な青春映画。

hitomif27 松田龍平さんの出演作品を観たくて、この映画に出会うことが出来ました。豊田利晃監督作品も、これがはじめて。

友情も、将来も、なにもかも。 花が開くか開かないかは、自分次第なのだと。

九條。青木ちゃん。おばけ。 あーほら、また観たくなってきた?(笑)

完全犯罪を企てる17歳の少年。しかし彼の動機とは、ただ母や妹を守りたいという純粋な想いからだった……。

toshibakuon 優秀な高校生が家族を守るために完全犯罪を企てる。嵐の二宮和也と松浦亜弥の演技を厳しい事で知られる蜷川監督が絶賛した作品。切ないけど心に残る。

苛めを受けている少年の心の支えは、『リリイ・シュシュ』の音楽だった。ファンサイトを運営し、他のファン達と心を通わせていくが……

a__ryn 岩井俊二監督作品。

ずっと観たくて、スクリーンで観る機会があったので迷わず鑑賞。

残酷で脆くて危うい思春期。 少年たちの深くて暗いところと現代社会の深くて暗いところ。 触れたら壊れてしまいそうなくらい繊細な青春時代に流れ込むリリィとドビュッシー。

14?15歳のときに聴く音楽がその人に与える影響が1番大きいっていうけど、まさにそれ。 現実から逃げ込める世界。彼らにとってそれがリリィ。リリィの世界のなかにいるときだけ本当のじぶんになれる。

脆弱さを隠すための虚勢と虚偽。 辛い。甚い。苦しい。 そんな世界から逃げだす。

残酷すぎる世界を描いているにも関わらず綺麗だとすら思わせてしまう岩井俊二監督ならではの映像がとってもすきです。 スクリーンで観れてよかったなあ。

観てるときは苦しいくせに余韻が残る不思議な作品です。

憧れの少女の気を引くために主人公はある企画を立てるが、暴走した企画は学校のバリケード封鎖、更には警察沙汰にまで発展して……

utautautaichi 俺もあんな青春を謳歌してみたかった!と思うほどバカで清々しくてなんせカッコよかった。ほんと高校生ってバカだなぁと思わせる。今は歌手活動もしている星野源やまだ売れてない頃の桐谷健太とか出てて初々しかった。ヤンキーとのピリピリ感の中の崩壊のさせ方とか面白いところが沢山散りばめられててスッキリ最後まで観れた。

不器用に、無様に、屈折しながら、けれども何かを渇望しながら生きてきた貫多の、戸惑いながらも19歳らしい日々を送る青春を描く!原作は第144回芥川賞を受賞した西村賢太の同名小説

marnak 自分の言動のために失われた青春と友情を、感傷的に表現した話。

原作は破滅型の私小説であり、主人公の屈折した心により友人の欠点が表面化し、主人公がその欠点を許せず攻撃してしまうが故に友情が壊れ、二人は疎遠になるという一部始終を淡々と記しているが、 映画では失われた友情の輝きとそれに対する後悔、そして主人公が堕落から立ち上がる姿を感傷的に描いており、明確にテーマが異なる。

物語終盤、主人公が日下部との友情を確かめて礼を言うシーン、主人公の幻想の中で日下部と康子が海へ駆け込むシーンは、失ったものの大きさや帰らない青春の輝き、主人公の後悔を示しており、胸が痛い。

不登校児のまいは、『魔女』であるおばあちゃんの元で魔女修行をすることになる。ささやかな2人の生活は進んでいくが。

iii_beta 生活?人生?の教訓がいっぱい詰まった映画。すごく良かった。自然にぽろぽろ泣いてた。 おばあちゃんのひとことひとことが邪心にぐさぐさ刺さって、日々の自分を悔い改めたいとも思った。

星5つ!

花とアリス、2人の仲のいい少女と宮本という1人の少年。宮本に一目惚れをした花、しかし宮本が好きになったのはアリスだった。

Yuichi_Kishimoto 冒頭からシーンの映像感と音楽がすごい。 半分くらいまでは一人の記憶を捏造するなんて、なんて残酷な話なんだ!と思って観てました。 不思議の国(=作り話・虚構・もう一つの世界)のアリスを意識したストーリー展開はふわっとした雰囲気と絶妙にマッチ。所々に著名な漫画家の名前や作品が出てくる小ネタもそれをなんとなく匂わせる。

蒼井優のバレエシーンはなかなかオーディションで上手くいかないアリスが、バレエによって不思議の国に行けて素の自分を初めて表現できたってことなんだろな。1番の見所で単純にバレエってだけでも素晴らしい。

平凡な人生を望んでいた祐一の夢は、蒸発していた父親の帰還から叶わぬものとなった。景子は荒れていく祐一を支えたいと願うが……。

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出てくる全員が本当に不器用で、 でも何にでも必死で 美しいと感じました。

若者たちの恋と喧嘩を軸に、日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う屈指の傑作青春映画!

Atsushi_twi 実は初めてみたけど、色んな要素が組み合わさったいい作品だと思う。音楽もいいし、キャスティングも今となっては豪華ですごい良かった。特に、この時の沢尻エリカがよかったね(笑)

北野武監督、金子賢と今作がデビュー作となった安藤政信主演による青春ドラマ。問題児の高校生・マサルとシンジはカツアゲしようとした高校生の助っ人にKOされ、それを機にボクシングを始めるが

k1ller_aka_tKo ずっと観たかった映画の一つであり、大好きな映画の一つ。 落ちこぼれ高校生のマサルとシンジのそれぞれが歩む道と挫折。二人の関係性が何とも切ない。特にマサルをマーちゃんと慕うシンジが本当に切ない。もしかすると、シンジはただマサルと一緒に居たかっただけかも知れない。 青春時代の葛藤や苦悩、淡い夢や希望を巡って、時間は止まる事なく動き続ける。 ラストシーンの台詞は本当に秀逸。思春期の足掻いても無力な様、大人になりきれないもどかしさ、頑張っても報われない事、挫折、 そんなすべてが詰まった映画です。 久石 譲による「Kids Return」が最高に良い。