レトロな雰囲気がイイ!全国でたった一つの元酒蔵の映画館で休日を満喫したい

2017年7月6日更新

映画を楽しむために、映画館も楽しむのもいいですよね。世界に一つだけしかない日本の趣を残した元酒蔵から作られた映画館。人気のこの映画館についてご紹介したいと思います。

ここにしかない映画館がある。

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元酒蔵の映画館があるのは、埼玉県の深谷。ゆるキャラグランプリでも2位になったふっかちゃんでおなじみの「深谷ネギ」で有名な地方ですね。

独特の空気に、趣たっぷりの場所「深谷シネマ」

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元の酒蔵は、地元で江戸時代に建てられ300年も続いた「七ツ梅酒蔵」。 外観の落ち着きは残したまま改装し、中はとてもきれいにされています。

瓦屋根に平屋つくりの情緒あふれる映画館は、定員は60名。小ぢんまりとした空間がまた、アットホームさを感じさせます。

定休日は火曜日。 お値段はいつでも1100円で観られてしまうので、映画好きにはたまらないですね。 さらに10回見ると、1回無料で観られるシステムもあり、映画館のスタンプカードで通いたくなるアイディアもあります。

上演内容は、アンケートで決定。

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毎月、20~30本ある上演候補の中から来場者のアンケート用紙の投票によって上映作品を決定。スケジュールが決まると商店街に広告を配布するようです。

施設内では映画の撮影も!

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施設内は手書きのレトロ感あふれるポスターなども展示してあり、まさにタイムスリップしたような世界が広がっています。映画の撮影も使われることがあり、NHKの朝ドラ『梅ちゃん先生』のロケも行われていたようですね。

映画館のみならず、古書店やFM放送もあり、飲食店・お茶屋などのお店もあります。

古書店「円の庭」

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『サイタマノラッパー』の監督でもある入江悠の父親が携わっているお店。店内には椅子やテーブルも設置されており、来客者の憩いの場所にもなっています。

上演作品にかかわるメニューが食べられる

隣接するカフェで創作されているのが、その時々に上演されている作品にちなんだ食事が限定メニューに!阿部サダヲ主演『謝罪の王様』の時には、「ワチャワチャ」というメニューが登場。アイディアで映画をもりあげてくれています。

そして、このカフェの一番人気はシネマカレー。

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300円という安さながら、3代続く伝統の味で、飽きのこないやさしい味。このカレーを食べるために来るお客様もいるほどで、ロケで訪れた女優も大絶賛の1品なのです。

酒蔵を映画館にした理由

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1999年、地域の映画好きがあつまって街に映画館を作ってほしいとの要請を深谷市にしたのが始まりなのです。映画好きの集団は「県北にミニシアターを!市民の会」として、活動を開始しました。

最初は、2002年に深谷駅前の旧さくら銀行を「チネ・フェリーチェ」の名前で映画館にしました。2010年に移転し、現在の場所に代わったそうです。

都会の喧騒を忘れさせてくれる元酒蔵の映画館。ゆったりと、映画を味わいに訪れてみませんか?