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ジョージ・ルーカスについてあなたの知らない12のこと

2017年10月31日更新

『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカス。トライべッカ映画祭で開催されたトークショーでの発言を含め、ルーカスについてのトリビアをいくつかご紹介します。

1.ジョージ・ルーカスはレーサーになることが夢だった!

スターウォーズ

”スピードが好きなんだ”

と、ジョージ・ルーカスは語っています。確かにヴィンテージカーをテーマとしたデビュー作『THX 1138』、『スターウォーズ』に登場するポッドレースなどがその言葉を物語っています。

mた、ルーカスはレーサーになることが夢だったそうです。しかし、18歳の時に命を落とす可能性もあった大きな自動車事故に遭い、映画監督を目指すことになりました。

2.『ゴッド・ファーザー』はルーカスが失敗したおかげで生まれた!?

ゴッドファーザー

1967年、フランシス・フォード・コッポラとジョージ・ルーカスは当時のハリウッド映画業界に不満を抱き、映画スタジオ”American Zoetrope”をサンフランスシスコに設立しました。

しかし、1978年製作された『THX 1138』が興行的に失敗し、資金援助を受けた会社へお金を返す必要がありました。そこでフランシスコ・フォード・コッポラが製作することになったのが世紀の名作『ゴッド・ファーザー』です。

3.ジョージ・ルーカスの冗談がきっかけで名作が生まれた?

アメリカングラフィティ

コッポラは『ゴッド・ファーザー』終了後、ルーカスに冗談で”コメディをやったらどうだ!?”と言い、ルーカスはその発言を間に受けて青春映画の傑作『アメリカン・グラフィティ』を製作しました。

コッポラがプロデューサーとして映画に携わることがスタジオが出した『アメリカン・グラフィティ』製作の条件でした。

4.スターウォーズはサイレント映画を意識

ジョージ・ルーカス

引用: www.mtv.com

ジョージ・ルーカスは『スターウォーズ』をサイレント映画に例えています。

”2歳の子供がスターウォーズを見て、セリフを理解できなかったとする。しかし映画全体としては理解している。映画の半分は音なんだよ。音こそが一番重要な要素で、セリフはそれほど重要ではない!”

ジョージ・ルーカス作品のセリフはあまり評判が良くないことで有名です。この発言からその理由の一端が解明されたのではないでしょうか。

5.ルーカスにとって『スターウォーズ』がヒットしたことは予想外!?

スターウォーズ

『スターウォーズ』公開前、ジョージ・ルーカスは友人の監督たちを招いて試写会を開きましたが、あまり良い評判を得ることが出来ませんでした。しかし、映画初日には多くの観客が劇場に足を運びました。

ルーカスはその時、プロデューサーに対してこう発言していました。

「あれはSFファンだから、SF作品が公開すればどんなものでも劇場に足を運ぶ。数週間経てばすぐに落ち着くはずさ」と、自身も『スターウォーズ』がここまでの作品になることは想像もしていなかったようです。しかし、試写の段階から絶賛していた人物が存在していました。それがスティーブン・スピルバーグです。

6.スター・ウォーズ新三部作はジョージ・ルーカスのポケットマネーから作られた!

新三部作

出典: wdwnt.com

『スター・ウォーズ』の中で新三部作と呼ばれるエピソード1から3までは、実はジョージ・ルーカスによる自主製作映画でした。旧三部作と比べて映像技術も格段に上がっていながら、全てジョージ・ルーカス自身が出資しているのです。

ジョージ・ルーカスは、自らの構想を元に続編を作りたかったので、映画会社に口出しをされない道を選んだのでしょう。「特撮技術が、スター・ウォーズの世界を完全に描けるようなレベルに達するまで待つ」という選択も、自身の想い描く世界を出来るだけ忠実に映画にしたかった所以です。

ルーカス・フィルムがウォルト・ディズニー社に買収され、『フォースの覚醒』の製作からルーカスが遠ざかったのはこの辺りの事情が絡んでいそうですね。

7.ジョージ・ルーカスの批判に対するスタンスとは?

ジョージ・ルーカス

引用: www.mtv.com

ジョージ・ルーカスの批判に対するスタンスは

”建設的な批判は受けるが、トラッシュトーク(建設的でない罵詈雑言)は受けない”

8.公開予定のない映画が!

ジョージルーカス

”実験映画には選択肢がある”ルーカスは言います。

ジョージ・ルーカスはお金を稼ぐための映画ではなく、しがらみなく自由に製作できる実験映画をまた撮ってみたいと語っています。残念なことに、そのような映画を撮ったとしても、公開するつもりは一切ないようです。

9.ファンが望んでいなかった改変とは?

スターウォーズ

ジャバ・ザ・ハットのシーンでCGを加えたり、特殊効果をブラッシュアップしたりと、ジョージルーカスは『スターウォーズ』に度々改編を加えてきました。その度にファンの間では激しい議論が巻き起こっています。

例えば、『エピソード6/ジェダイの帰還』で、ダース・ベイダーが無言でパルパティーンを突き落とすシーンで「Nooooooo!!」という音声を追加していたり、霊体となってルークの元に表れるのが若かりしアナキン(ヘイデン・クリステンセン)になっていたりと大きな改変がなされています。

しかし、ジョージ・ルーカスは決して過去に捕らわれている訳ではありません。彼は少しでも旧作と新作の整合性と保とうとしていただけでした。

10.もともとスター・ウォーズはディズニーを意識していた?

スター・ウォーズ in Disney

『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の公開が話題になる中、「Los Angeles Time」紙が、1977年のジョージ・ルーカスのインタビュー記事を再掲載したことで注目を集めました。

「もしウォルト・ディズニーが今も生きていたら、ディズニーが作ったような映画だろう。これはスペースオペラだ。このジャンルは長い間存在し、(ウィリアム・S・)バロウズや(ロバート・A・)ハインラインが本でやってきたが、映画では誰もやったことがない」

ジョージ・ルーカスは本紙のインタビューにこう答えていました。2015年現在、ルーカス・フィルムが買収されて「スター・ウォーズ」シリーズの権利が実質的にウォルト・ディズニーに渡っている事実を考えると、この発言はとても興味深いものですね。ディズニーがスター・ウォーズをより素晴らしいシリーズへと進化させてくれることを期待しましょう。

11.ジョージ・ルーカスから『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』へのエール!

スターウォーズ

2015年12月18日公開『スター・ウォーズ7/フォースの覚醒』ではJ・Jエイブラムスが監督を務めています。ジョージルーカスは彼に大きな期待を寄せているようです。

”とても興奮しているよ、彼らがなにをやってくれるのか楽しみだよ。素晴らしい仕事をして、成功することを願っている。”

12.ジョージ・ルーカスから映画業界を志す学生へのメッセージ!

ジョージルーカス

現在映画業界を志す学生たちはとても恵まれているとルーカスは言います。

ルーカスが映画学生だった、1960年代アメリカで映画業界を仕切っていた人物はみんなスタジオを所有し、コネがなければ学生は仕事を得ることができなかったそうです。

”ただ映画が好きだった。将来どうなるかなんて気にしなかった!”

いかがでしたでしょうか。『スター・ウォーズ』を生みだした偉大な監督であるジョージ・ルーカスがどういう方なのか、少しでも理解の足しになれば幸いです。