ホブス、『ワイルドスピード』でドウェイン・ジョンソンが演じるゴリマッチョ捜査官に迫る!

2017年5月26日更新 2331view

2017年現在までに8作が製作され、高い人気を誇る『ワイルド・スピード』シリーズ。その4作目から登場し、主人公ドミニクと人気を二分するまでになったマッチョな捜査官ホブス。彼のプロフィールや過去作での活躍、スピンオフの噂などをまとめてみました。

『ワイルド・スピード』シリーズのルーク・ホブス捜査官をご紹介!

『ワイルド・スピード メガ・マックス』(2011)で初登場したルーク・ホブスは、その後『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』(2013)、『ワイルド・スピード スカイ・ミッション』(2015)、そして2017年4月28日に公開された第8作『ワイルド・スピード アイス・ブレイク』(2017)でも活躍しています。 いまや主人公ドミニクと並ぶ人気を誇るホブスはどんな人物で、どんな経緯でドミニクのファミリーに加わったのでしょうか。 この記事ではドウェイン・ジョンソン演じる大人気キャラのプロフィールや過去作での活躍、スピンオフの噂などをまとめてご紹介します。

演じるのは"ザ・ロック"ことドウェイン・ジョンソン!

1972年、ドウェイン・ジョンソンはカリフォルニアで生まれました。高校時代からアメフトをしていたジョンソンは、奨学金でマイアミ大学に進学し活躍します。しかし、背中の怪我からNFLを断念。その後、カナダのリーグと3年契約を結んだものの、1年で引退しました。 プロレスラーだった父と母方の祖父の影響もあり、ジョンソンもプロレスラーとしてデビューします。 1996年には、当時アメリカで最も人気のあったWWEに昇格し、ロッキー・メイビアの名前で善玉として戦っていましたが、人気が出なかったためヒールに転向し、「ザ・ロック」と名乗り始めました。 1998年には史上最年少の26歳でWWE世界王者になるなど、輝かしい戦績を収めています。 2001年、映画『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』へのゲスト出演をきっかけに俳優としての仕事が増加。2017年現在、アクション俳優として世界的人気を獲得しました。

プロフィールやドミニクとの関係は?

ルーク・ホブスは当初、主人公ドミニク(通称ドム)のファミリーを追う外交保安局(DSS)の職員でした。 重大事件の際にはFBIも彼に頼るほど、超のつく優秀な捜査官です。 DSS以前の経歴は不明ですが、実践的で機知に富んだ人物で、確かな推理力を持ち、非常に勇敢かつ真面目。 DSS上層部をいらだたせることもありますが、仲間には誠実で義理堅い面も持ち合わせています。また、サマンサという娘がいて、彼女との関係も良好のようです。 ドムたちを追う中で彼とそのファミリーの人間性を知り、ある種の友情を抱くようになりました。

ワイスピシリーズでホブスが乗った車

アーメット・アーマードビークル・グルカ LAPV(『ワイルド・スピード メガ・マックス』)

『ワイルド・スピード メガ・マックス』でドム達を追うホブスの専用車両として登場したのは、アメリカ軍向けに販売されている軍用車アーメット・アーマードビークル・グルカ LAPVです。 完全防弾仕様で、作中では灰色と白の迷彩柄となっています。

ナビスター・MXT(『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』)

『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』でホブスが専用車としていたのは、アメリカのトラックメーカー、ナビスター社のナビスター・MXTです。 軍事用に改造された5人乗り車両で、完全防弾仕様の重装甲車。ドア1枚の重さが100kgという驚きの装備です。作中では、写真のグレーのバンパーと黒の荷台部分もボディと同じブルーになっています。

インターナショナル・デュラスター 4400 フラットベッド(『ワイルド・スピード SKY MISSION』)

インターナショナル・デュラスター 4400 フラットベッドは、ナビスター・インターナショナルが開発した中型トラックです。 90年代に成功を収めた4000シリーズの復刻版として、2002年から販売されるようになりました。主に輸送車両や警察車両として使われています。

『ワイルド・スピード メガ・マックス』での活躍

刑務所への護送中に脱走したドムは国際指名手配となり、ホブスとそのチームが彼らを捕まえる任務に就きます。 ドムたちが逃亡したと思われるリオデジャネイロに到着すると、現地の捜査員が協力を申し出ましたが、ホブスは彼らの中に悪徳実業家レイエスと繋がっている者がいると考えます。 そして、新人警官ネペスの働きでドムたちの隠れ家を見つけましたが、その時は取り逃がしてしまいます。 その後、ドムたちを一旦逮捕しましたが、警官から情報を受け取ったレイエスたちに襲われ、部下が殺されてしまいました。 激怒した彼はレイエスを狙っているドムたちに協力することを決意。ミッション成功後、ホブスはドムたちに24時間の猶予をあたえました。

『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』での活躍

ロンドンで、オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)率いる国際犯罪組織を追っていたホブス。 資料のなかに死んだと思われていたドムの元恋人レティの写真を見つけ、彼に協力を要請します。ドムはレティについて真相を知るため、犯罪歴抹消を条件に引き受けました。 ショウの目的は盗んだ軍事部品で特殊装置を作ることだと知ったホブスは、スペインのNATO基地を狙っているとの情報を得て、部品を他の場所に移動させることに。 しかしその情報も漏れており、輸送隊が襲われてしまいます。ショウ一味は盗んだ戦車でドムらとカーチェイスを繰り広げますが、ホブスも下の道路にショウの車が現れたのを見てそのままダイブ、発砲するなど活躍を見せます。 ショウの組織壊滅に成功した後、彼はドムの要求通り彼らの国際指名手配を解きました。

『ワイルド・スピード スカイ・ミッション』での活躍

オフィスでデスクワークをしていたホブス。少し席を立った隙に見知らぬ男が彼のPCからドムたちの情報を盗んでいました。 鉢合わせた2人は肉弾戦を展開しますが、男はオフィスを爆破し逃走。彼は重傷で入院してしまいます。この男は前作で倒したオーウェン・ショウの兄、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)でした。 そのころ、ドムのファミリーには悲劇が続いていました。彼は病院にドムを呼び出し、一連の事件はデッカード・ショウによる弟の復讐だと告げます。 また、危険な相手だから手を出すなとも忠告しました。しかし、ドムはミスター・ノーバディと名乗る男から、デッカードを探すのにうってつけのプログラム「神の目」を提供する代わりに、それを作った天才ハッカーをテロ組織から救出してほしいと持ちかけられます。 ハッカーのラムジーを救い「神の目」を一度は入手したドムたちでしたが、デッカードはテロ組織を手を組んでいたため返り討ちにあい、「神の目」も奪われてしまいました。 地元ロサンゼルスで勝負を決することにしたドミニクの元へ、ホブスは右腕のギプスを筋力で破壊し援護に向かいます。 そして、テロ組織のドローンを破壊したり、ドムと協力してヘリコプターを墜落させるなど、終盤で大活躍します。

第8作『ワイルド・スピード アイス・ブレイク』での活躍!

前作の後ホブスは休職し、娘のサッカーチームのコーチをするなど育児にはげんでいました。そこに外交保安局から極秘任務が入ります。 それは、ベルリンの武器商人に奪われた電磁パルス砲を単独で取り戻すことでした。彼はすぐにドムとファミリーを招集し、ともに任務を成功させます。しかし直後にドムが裏切り、電磁パルス砲を持ち去ってしまいます。 兵器窃盗の罪を着せられ、アメリカで刑務所に収監された彼は、向かいの監房にいた前作の敵デッカード・ショウと再会することに。 そのとき突然全ての檻房の扉が開き、囚人たちが脱獄しようと大混乱になるなか、ホブスとデッカードは乱闘しながら外へと脱出。そこにはミスター・ノーバディが待ち構えており、2人を自身の基地へ連れて行きます。 ノーバディは、ドムがサイバーテロリストのサイファー(シャーリーズ・セロン)と組んでいることを告げ、ドムのファミリーとホブスにデッカード・ショウを加えたチームで、2人の追跡とドムの保護をするよう任務を与えました。

ホブスの名言をご紹介!

ホブスは肉体派なだけでなく、頭もいい人物です。 そんな彼の性格や仕事に対する姿勢、ドムたちファミリーへの心境の変化などが伝わってくる名言を、初登場の『ワイルド・スピード メガ・マックス』から『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』、『ワイルド・スピード スカイミッション』まで、ピックアップしました。(字幕とは違った原語の解説も入れています。)

『ワイルド・スピード メガ・マックス』から

「いいかよく聞け!俺たちが追うのはプロの走り屋だ。奴らはスピード狂で間違いなく可能な限り難しい道を走る。だから下着はちゃんと着けておけ。俺たちはチームで奴らを見つけ、連れ戻す。それから絶対に、絶対に奴らを車には乗せるな。」

国際指名手配犯であるドムたちファミリーを追う任務に就き、チームに指示を出した時の言葉です。 ファミリーの特徴をよく理解して、「捕まえたら車には絶対乗せるな」と逃亡の可能性に言及しています。 また、追う過程で危険な道を通ることも予測して「ちゃんと下着を履いておけ(漏らしても大丈夫なように)」と言っているのも興味深いですね。

「おまえたちを見逃すわけにはいかない。俺にはそんなことできないからな。そのかわり24時間だけ猶予をやる。金はここに置いていく。俺ならその時間を有意義に使うだろう。おまえの悪魔かなんかと仲良くやれ。明日戻ったら、おまえを見つけ出す。 (ドミニクに)トレット、またすぐに会おう」

ドムたちファミリーと協力してレイエスを捕まえたホブスは、彼らを逮捕せずに去って行きました。しかし、追うのをやめたわけではない、と言い残していきます。捜査官としての責任感とドミニクへの親愛の情から苦肉の索としてこの方法を選んだのではないでしょうか。

『ワイルド・スピード ユーロ・ミッション』から

「1万ドルの賞金首だと?おまえを見つけるのは難しくなかったぞ、トレット」

前作『ワイルド・スピード メガ・マックス』で、国際指名手配となっていたドムたちに24時間の猶予をあたえたホブスでしたが、その間に逃亡したドミニクを見つけ出し、捜査への協力を依頼します。この時ドムは少し嫌な顔をし、協力を拒んでいます。

「俺たちが追っている奴らは、雷のように襲撃してきて煙のように消える。1人で行けば、奴らに触ることもできないだろう。俺はこいつらを4つの大陸と12の国で追ってきた。だから信じてくれ。よっぽどのことがなければ俺はここには来ない。ドム、お前の助けが必要だ。お前のチームの助けが。」

長年追っている国際犯罪集団にレティがいることを知り、真っ先にドムのファミリーに助けを求めます。任務として犯罪者であるドムを追ってはいるものの、彼の人間性や確かな技術に信頼を置いていることがわかるセリフですね。 また、英語では「クッキーを売るガールスカウトみたいにお前のところには行きたくない」という表現が使われ、少しユーモラスな言い回しになっています。

NATO職員「100グラムもないコンピュータチップのために70トンの戦車を盗むなんて信じられません ホブス:そのチップは戦車1,000台よりも危険だ」

見た目こそ筋骨隆々の肉体派ですが、彼は頭も良く状況を的確に把握し、瞬時に適切な判断を下すことができる人物です。国の職員との間で、このように彼の方が的確な洞察をしている場面はいくつもあります。

「犯罪者を信用する日が来るとは思ってもみなかった またな」

ドムのファミリーたちとミッションを成功させたホブス。約束通り彼らの国際指名手配を解いて去って行った時のひとことです。このとき彼はどんな意味で「またな」と言ったのでしょうか。ドムが今のままの生活を続けるなら、いつか自分が捕まえる、と思っていたのかもしれません。この時はまだ、自分が彼らの仲間になるとは考えてもみなかったでしょう。

『ワイルド・スピード SKY MISSION』から

デッカード・ショウ:「言った通りだ、弟の自由を奪ったチームに会いにきた」 ホブス:「チームなんかいない ひとりの男だ そしてその男はおまえの目の前にいる」

デッカード・ショウがドムたちの情報を盗むために、オフィスに押し入ったときの会話です。この時、彼が「チームなんかいない」と言ったのはなぜだったのでしょう。 ドムたちに被害が及ばないように考えてのことだったのでしょうか。このあとホブスは、デッカード・ショウの爆弾によって入院を余儀なくされてしまいます。

「パパは仕事に行かなくちゃいけないんだ」

強面で凄腕の捜査官ホブスですが、娘サマンサの前ではいいパパのようです。忙しい仕事の合間に娘と過ごす時間を大切に思っていますが、やはり任務への責任感も強いのでしょう。

レティ:「兵隊は連れてきたの?」 ホブス:「俺が兵隊だ」

病床から復帰した彼は、ドムたちファミリーに合流します。その際レティは、ホブスがDSSの仲間と連れてきたのかと聞きましたが、彼は1人でやってきました。この任務は直接DSSからあたえられたものではなかったため、彼は単独で行動していたのでした。

【番外編】『ワイルド・スピード ICE BREAK』予告編から

「おまえを太鼓みたいに叩いてやるからな!」

刑務所でデッカード・ショウと対面したときの一言。 過去の深い因縁を感じさせながらも、ちょっとユーモアのある言い回しになっていますね。ちなみに英語では、「チェロキードラムみたいに」と言っていて、アメリカ先住民チェロキー族の太鼓のことです。 専用のスティックを使い、数人で激しく連続して叩く奏法が知られているようです。

ホブスとデッカード・ショウ、コンビのスピンオフ?!

2017年に公開された『ワイルド・スピード ICE BREAK』を含む三部作でシリーズ完結が決定している本シリーズですが、今後各キャラクターを主役に据えたスピンオフが制作されると言われています。 その筆頭としてあげられているのが、ホブスとデッカード・ショウがコンビを組むというもので、シリーズの創始者であるクリス・モーガンが脚本を執筆すると言われています。 また『ワイルド・スピード アイス・ブレイク』の敵サイファーも登場する可能性があるとか。しかし、脚本はまだ予備的な段階で、3人の俳優たちもオファーは受けていないようです。 スピンオフの噂はドウェイン・ジョンソン演じるホブスが初登場し、すぐに人気キャラクターとなった時からありましたが、制作会社のユニバーサルにはその予定はありませんでした。 しかし、7作目でステイサム演じるデッカード・ショウが登場し、その相性の良さからスピンオフの計画が再び盛り上がったとのことです。 もしこのスピンオフが実現するとすれば、2人がサイファーを追うかたちとなりそうですが、3人の人気俳優のスケジュールを押さえられるかどうかにかかっていそうですね。