2017年7月6日更新

井上真央出演のおすすめ映画8選【焼肉ドラゴン次女役!】

このページにはプロモーションが含まれています
井上真央『ダーリンは外国人』

AD

数々の秀作で主演をつとめてきた人気実力派女優の井上真央

数々の映画やドラマで主演をつとめ、今や押しも押されもしない実力派女優の一人として抜群の人気を誇る井上真央は、1987年1月9日生まれの神奈川県横浜市出身です。幼くして劇団東俳に所属し、1992年にドラマ『真夏の刑事』で子役デビューを果たしました。 1999年に始まりシリーズ化した『キッズ・ウォー』の今井茜役で一躍注目を集めます。大学進学のため一時活動を休止していましたが、2005年には再開し、その後の活躍には目覚ましいものがあります。 2011年のNHK連続テレビ小説『おひさま』と2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』では、両ヒロインを堂々と演じ切り国民的人気を得るに至りました。ここでは出演した映画にしぼり、おすすめの8作品をご紹介します。

1.貧乏少女と御曹司の恋愛を描く大ヒットドラマの劇場版【2008年】

芸能活動再開後の2005年に主演した大ヒットドラマ『花より男子』の劇場版です。原作は記録的発行部数を誇る神尾葉子の少女コミックで、複数バージョンが存在する日本のみならず、台湾や韓国などアジア各国でもドラマ化されて人気を博しました。 待望の本劇場版では、お金持ちの子弟が多く通う名門英徳学園高校に入学した貧乏少女の巻き起こす騒動と恋の行方を描いたドラマの続編『花より男子2~リターンズ~』の4年後が描かれました。 井上真央演じるヒロイン・牧野つくしと松本潤演じる道明寺司はプロポーズを経て、ついに結婚を間近に控えています。ところが、世界に向けた記者発表のため渡った香港やラスベガスなどを舞台に様々なトラブルに巻き込まれてしまいます。原作では描かれていないオリジナルストーリーが話題になりました。

AD

2.長く生きられない初恋相手を支え続ける少女の純愛ストーリー【2009年】

『花より男子』ともう一作、井上真央主演で大ヒットした少女コミック原作の学園モノといえば『僕の初恋をキミに捧ぐ』です。青木琴美のベストセラーコミックをもとに、余命宣告された少年と初恋相手の彼を懸命に支え続ける少女の切ない純愛ストーリーが綴られます。 全寮制の紫堂高校に通う垣野内逞と種田繭が主人公です。繭の父が心臓外科医で逞の主治医だったため、逞が20歳まで生きられないことを早くに知りつつ、幼い頃から将来を約束しあって育った2人。ところが、成長した逞が余命を自覚するようになると、次第に繭との間に距離を置くようになるのでした。 繭を演じたのが井上真央です。初恋の相手を支えるためひたむきに頑張る少女を熱演し、多くの観客の涙を誘いました。相手役の逞を岡田将生が演じ、その両親を杉本哲太と森口瑤子、繭の父を仲村トオルなど、実力派キャストが脇を支えています。

3.外国人男性との奇妙な日常を描くコミックエッセイの映画化【2010年】

小栗左多里がパートナーであるアメリカ人のトニー・ラズロとの奇妙な日常を綴ったコミックエッセイの映画化です。原作はシリーズ化して累計300万部を超えるベストセラーになり、その間、2人は恋人から夫婦へと進展しました。 井上真央演じるイラストレーターのさおりが、ひょんなきっかけから来日中のアメリカ人トニーと出会います。ところがいざ交際が始まってみると、互いの文化の違い、言語の違い、考え方の違いなどから様々ないざこざや問題が生じ、やがて心まですれ違うようになってしまうのです。 井上が新境地でみせるさゆりとジョナサン・シェア扮するトニーのコミカルな掛け合いが見どころです。また、大竹しのぶ・國村隼・国仲涼子ら達者な共演陣が扮する家族との人間模様もユーモラスでした。カルチャー・ギャップを乗り越えて成長する2人の姿が心温まる異色ラブ・ストーリーです。

AD

4.角田光代のベストセラーを映画化した井上真央の代表作【2011年】

不倫相手の赤ん坊を誘拐した挙句、3年半もの間逃亡し続けた女の生き様とやがて成長した子供の苦悩を描き、大ベストセラーとなった角田光代の同名小説が原作です。2010年のテレビドラマ化に続き、井上真央と永作博美主演で映画化が実現しました。 井上が演じたのは、赤ん坊のときに永作演じる野々宮希和子に誘拐された秋山恵理菜です。3年半もの逃亡の末ついに希和子が逮捕されてから18年がたち、21歳となった恵理菜が薫として大切に育てられた過去を振り返るという形で物語は進みます。 第35回日本アカデミー賞で、井上が最優秀主演女優賞を受賞するなど主要部門を独占したほか、各映画賞を席巻した母と娘の感動作です。文字通り、女優・井上真央の代表作の一つとなりました。

5.特攻隊員だった男の壮絶な生き様を描く大ヒット反戦映画【2013年】

百田尚樹の大ベストセラー小説を原作に、岡田准一主演で製作された映画化作品が『永遠の0』です。2013年の邦画興行収入第1位を記録するなど大ヒット作となりました。監督は『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴が手掛けています。 太平洋戦争の末期、ゼロ戦の特攻隊パイロットとして命を散らした祖父の壮絶な半生を、平和な現代に生きる孫が各地に生存するかつての戦友たちを訪ね辿ります。 井上真央が演じたのは、岡田准一扮する宮部久蔵の妻・大石松乃です。登場シーンはそれほど多くはないものの、結婚してすぐに戦地へと赴いた夫に代わり、家と家族を守り抜いた強い女性を見事に演じ切り、さすがの存在感を残しています。

AD

6.ネット炎上をテーマにした湊かなえ原作の問題作【2014年】

山中で発生した残酷な美人OL殺害事件の容疑者となった一人の女性をめぐり、ネットと報道に支配される現代社会の恐ろしさを描いたサスペンスです。原作を手掛けたのは、映画『告白』やドラマ『夜行観覧車』など数々の作品が映像化されている湊かなえです。 容疑者となる化粧品会社につとめる地味なOLの城野美姫を演じたのが井上真央です。惨殺されるOLの三木典子を菜々緒、事件を執拗に追いかけるTVディレクターの赤星雄治を綾野剛が演じました。 「白ゆき姫殺人事件」とは、勤務する化粧品会社の商品名にあやかってネット上でつけられた名前です。SNSなどの急速な普及によって大きな社会問題と化しているネット炎上を主なテーマに、人間の悪意や噂、またマスコミの行き過ぎた報道などダークな闇が浮き彫りになる問題作です。

7.野良猫の世界を描いた名作児童小説の劇場アニメ化【2016年】

1987年に発行されて以来、長く愛され続けている斉藤洋の傑作児童小説をフル3DのCGによる美しい映像で劇場アニメ化したのが本作です。 優しい飼い主から離れ、間違って長距離トラックに乗り込んでしまった黒猫のルドルフが主人公です。ようやく辿り着いた東京で出会ったボス猫のイッパイアッテナに導かれ、奇妙な野良猫の生活が始まりますが、イッパイアッテナはなんと人間の文字を読むことができたのです。 ルドルフの声を担当したのが井上真央、そしてイッパイアッテナの声を鈴木亮平が担当しました。井上は、2014年公開の『それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い』におけるりんごぼうや役以来、声優は2度目とは思えないほど、キュートにルドルフを演じています。

AD

8.高度経済成長時期の関西で焼き肉屋を営む一家の物語【2018年】

鄭義信による同名の戯曲を原作に、鄭自らが監督した家族ドラマです。在日韓国人である鄭自らの出自を反映させたこの戯曲は、日韓両国で上演され、大きな評価を得ました。 1970年代、高度経済成長期の関西を舞台に、焼き肉屋を営む在日韓国人一家の悲喜こもごもを描いたこの映画で、井上真央は次女の梨花を熱演。夫の哲男を大泉洋が、姉である長女の静花を真木よう子が演じ、さらには韓国の名優・キム・サンホが彼らの父・龍吉を演じるなど、豪華なキャストも話題になっています。 日本での公開は、2018年6月22日を予定しています。