©空知英秋/集英社 ©2017「銀魂」製作委員会

映画『銀魂』に絶賛の嵐!実写化の概念を覆す傑作が公開【感想評価・ネタバレ】

2017年11月16日更新

2017年7月14日、実写映画『銀魂』が公開されました。銀魂と言えば2004年から少年ジャンプで連載されている人気漫画です。漫画の実写化には厳しい声があがりがちですが、本作はそんな実写化の概念を破った作品となったようです。

実写映画『銀魂』が公開!感想評価が気になる!

2017年7月14日、待望の映画『銀魂』が公開されました。2004年より少年ジャンプで連載され、2016年には単行本発行部数が5000万部を突破。言わずと知れた人気漫画です。 ただ漫画を実写化される際は、原作ファンの厳しい声がつきもの。映画『銀魂』はその壁を打ち破ることができたのでしょうか?気になる感想評価をネタバレを交えて紹介します。

映画『銀魂』のあらすじ・キャスト紹介

【ネタバレ注意】映画『銀魂』のストーリーは原作7割・オリジナル3割

銀さんvs 似蔵⚔️ #映画銀魂 #坂田銀時 #岡田似蔵

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映画のストーリーは漫画83・84話で描かれた「カブト狩り」と、89話から97話で描かれた「紅桜篇」をベースにしています。 序盤では志村新八のナレーションと共に、原作を知らない人でもわかるような世界観の説明とメインキャラの紹介があり、カブト狩り編より真選組をはじめとするその他のキャラクターが登場。いきなり全身ハチミツまみれの近藤勲が現れるため、序盤から映画館は笑いの渦につつまれること間違いなしです。 原作をベースとしたストーリーは忠実に再現されており、CGやVFXを使って演出される派手なアクションシーンは圧巻。村田兄弟がキーパーソンとなる紅桜篇では、コメディ要素も含みながらシリアスな展開になります。さっきまで笑っていたのに気づいたら涙が出ている......なんて人もいたのではないでしょうか? また原作にはない大胆なパロディやノリツッコミが加えられており、原作を知っている人も飽きさせない作品に仕上がっています。

福田節炸裂!見ている方がハラハラするパロディの数々

本作で監督を務めた福田雄一は『勇者ヨシヒコ』シリーズで知られています。ヨシヒコでは堂々としたパロディが話題になりましたが、映画『銀魂』にもその遺伝子は受け継がれているようでした。 特報映像でも確認できるカウントダウンTV風の映像は本編でも使われています。さらに8月4日に公開される実写『ジョジョの奇妙な冒険』についても言及。勘定奉行のCM風のセリフや、『ガンダム』シャア・アズナブル風の六角精児が登場し笑いを誘います。 映画後半では大事な場面でジブリの『風の谷のナウシカ』風のキャラクターとメーヴェらしき乗り物が登場。早見あかり演じる村田鉄子も、「さすがにこれは......」と戸惑っていました。 遊び心を通り越して、使っていいの?と心配になる演出も映画『銀魂』ならではかもしれません。

実写ビジュアルに文句なし!登場キャストが全員かっこいい!

【第六弾】『銀魂』:真選組<近藤・土方・沖田>
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漫画作品の実写化で、要とも言えるキャストの配役。漫画やアニメだから表現できるキャラクターの魅力が、実写だとうまく再現できないこともしばしば。 映画『銀魂』も例外ではなく、実写キャストのビジュアルには映画公開前から注目が集まりました。しかし銀髪、赤毛、長髪など見た目にインパクトのあるキャラクターたちを見事に再現。特に吉沢亮が演じた沖田総悟は再現度が高いと話題になったほどです。 映画ではさらに俳優たちの演技も加わって、魅力あるキャラクターへと変貌していました。

『銀魂』原作者・空知英秋からのおすすめポイント!

原作者の空知英秋が映画『銀魂』に宛てた、愛のあるメッセージが公開されました。今回公開されたのは実写映画公開を記念して発売されたビジュアルブックに掲載されているという手書きのメッセージ。 “この本を手にすることには映画が袋叩きにされ、「やっぱり空知先生がすごい」となっている頃でしょう”と愛のある一言を添え、映画を楽しめなかった人・これから観る人に向けて、これを押さえておけば楽しめるというポイントを紹介しています。 1000年に1度の美少女・橋本環奈による鼻ほじシーンから、菜々緒演じるまた子のまた、長澤まさみ演じる妙のまた、佐藤二朗のすべて、小栗旬が歌う劇中歌など実写映画ならではの魅力を11こ紹介。 メッセージの最後には「パイレーツオブカリビアンに勝たせてください」「いいでしょ ダメ?」と銀魂らしい一言でしめました。

『銀魂』原作ファンの感想、評価は?

気になる映画の評判ですが、原作を知らない人からも、原作ファンからも支持されているようです。 映画序盤で「原作ファンは厳しいけど、原作を読んでない人は面白いと言ってくれる」という媚び発言もあったように、原作を知らない人にもわかりやすく描かれています。 また福田雄一監督自身も『銀魂』のファンであることから、“銀魂らしさ”を残したまま福田ワールドを展開。原作ファンを飽きさせない見事なアレンジだったようです。

福田監督とキャストの仲が良すぎてうらやましい

本作で監督を務めた福田雄一はお抱え俳優がいることで有名で、監督とお馴染みの俳優は「福田組」と呼ばれています。 コメディを得意とする福田監督の作風に、お馴染みの俳優たちが集まることで撮影現場はいつも楽しそう! 映画公開日に行われた舞台挨拶では、一瞬だけエリザベスの声を務めた山田孝之が“中の人”として登場。監督がくちばしをこじ開けましたが、山田孝之はエリザベスに徹し着ぐるみを脱ぐことはありませんでした。 今後も福田監督が繰り広げる福田ワールドに注目です!

この夏は実写映画『銀魂』を見逃すな!

実写映画『銀魂』主要メンバー
(c)空知英秋/集英社 (c)2017「銀魂」製作委員会

2017年夏の大本命映画、実写版『銀魂』。漫画原作の映画は配役、脚本を含めて厳しい意見があがりがちですが、本作は見事その概念を打ち破った言えるでしょう。 笑いあり涙ありの話題作を、ぜひスクリーンで鑑賞しましょう!