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小栗旬出演のおすすめ実写映画15選【『ミュージアム』『銀魂』他】

2017年11月13日更新

様々なキャラクターを演じ分ける俳優・小栗旬は近年・漫画の実写化に多数出演し、”実写映画の請負人”とも言える存在です。『クローズZERO』『ミュージアム』『銀魂』など数々の出演作の中から、おすすめの映画を15作品紹介します。

小栗旬のプロフィール

1982年生まれの小栗旬は、東京都生まれの俳優です。ドラマ・映画・CMはもちろん、故・蜷川幸雄にも認められた演技で舞台俳優としても活躍中です。 彼の出世作はドラマ『花より男子』シリーズ。ミステリアスでクールなのに、主人公のつくしにだけは優しい目を向け、いつも見守ってくれる王子様のような花沢類役が大当たりしました。今でも小栗のモノマネをする芸人は花沢類の「まーきのっ」というセリフを使うなど、代表作となっています。 繊細な役どころから、派手なアクション、表裏のある性格を演じ分ける難しい役どころまでを演じ分ける演技派俳優。漫画原作のキャラクターも完全に自分のモノに消化し演じることができるので、最近は実写映画化と言えば小栗旬で間違いなし、というイメージを確立しています。

1.小栗旬が繊細な少年役を演じた映画初主演作【2002年】

映画初主演作となったのが、冬目景の漫画が原作の『羊のうた』。どこか懐かしくもあり、ヒリヒリする日本独特の情景や映像の美しさと、小栗旬の繊細な表情が話題となりました。 小栗演じる高城一砂は、母親が亡くなったことをきっかけに親元を離れ、父親の友人の江田家で暮らしていました。ある時から人間の血に興奮を覚える自分に気付いた一砂は、自分の一族・高城家が、吸血鬼の家系にあることを知ります。 自分の運命を呪いながら「それでも人を大切にしたい」「傷つけたくない」「人に愛されたい」「愛したい」という心の葛藤や内面を描いたストーリーです。悲劇的なテーマゆえに映像美が際立つ、とても儚く美しい映画です。

2.凶暴性を併せ持つ大人しい青年を好演【2004年】

おとなしいいじめられっ子だった主人公・十三の中に凶暴な人格が生まれ、いじめた相手を追い詰めていく様を描いた『隣人13号』。井上三太による同名の漫画が原作です。主人公・村崎十三を小栗旬が演じ、凶暴な別人格である13号を中村獅童が演じています。 十三は小学生時代に自分をいじめ、顔に硫酸をかけた同級生・赤井をずっと許せずにいました。ある日、同じアパートに赤井が家族とともに引っ越してきたことをきっかけに、復讐を決意します。赤井が自分のことを覚えていなかったこともあり、十三の中の別人格・13号は暴走し始めます。 小栗演じる弱々しい素朴な青年・十三に対し、中村獅童演じる快楽殺人鬼のような別人格・13号の凶暴性が際立ち、背筋が凍る作品に仕上がっています。

3.ミステリーなのに感動するコメディ映画【2007年】

自殺したアイドルの死を巡って、1つの部屋の中だけでストーリーが展開していく『キサラギ』は、ミステリーでありながら笑って泣ける要素もあり、評価が高い作品です。ギャグもシリアスも演じることができる彼の基盤になった作品ともいえるでしょう。 マイナーアイドル・如月ミキの自殺を悲しんだファンたちがオフ会を開くことになったことからストーリーが始まります。如月ミキのファンサイトの管理人”家元”が参加を呼びかけ、5人の男がオフ会に参加。 最初は如月ミキの思い出話を語り合っていた男たちでしたが、「如月ミキは他殺だ」という参加者の声から、如月ミキの事件の真相に迫っていきます。コミカルなシーンを交えつつ、ミキの秘密が少しずつ明らかになっていく展開は秀逸です。

4.イケメン俳優らと不良の抗争バトルを熱演【2007年】

高橋ヒロシの漫画が原作の『クローズZERO』は、不良生徒たちの抗争を描いたストーリーです。小栗旬は、荒れ果てた鈴蘭高校に転入してきた主人公「最凶の転入生」を演じました。 『クローズ』シリーズの中でも特に評価が高い『クローズZERO』は、山田孝之、高岡蒼甫、桐谷健太、上地雄輔、大東俊介など豪華キャストが勢ぞろい。続編の『クローズZERO Ⅱ』も2009年に製作されました。 撮影にあたり、小栗旬と山田孝之はボクシングジムで元世界チャンプから指導を受けるなど、本場仕込みのアクションシーンも迫力満点です。

5.小栗旬の出世作ドラマの映画版【2008年】

『花より男子ファイナル』は、神尾葉子原作の漫画でドラマシリーズが大人気となった『花より男子』の最終作として描かれた映画です。 主人公で貧乏女子の牧野つくしを井上真央が演じ、学園の花形集団F4を松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力が演じるという豪華な顔ぶれで、結婚を控えたつくしと道明寺司が大事件に巻き込まれるというもの。原作の漫画とは異なる、オリジナル脚本でサスペンスを描き、大ヒットしました。

6.高校生役だった小栗旬が逞しく成長して再登場【2009年】

『ごくせん』は、第3シリーズまで続いた大人気ドラマシリーズ。仲間由紀恵が、極道でありながら女教師であるヤンクミを演じ、生徒を熱く指導する学園ものです。 『ごくせん THE MOVIE』は、テレビでスペシャルドラマ『ごくせん卒業スペシャル'09』が放送されたあとに公開され、『ごくせん』シリーズの完結となりました。 第1シリーズで内山という生徒を演じた小栗旬は、映画で再び登場し、卒業後に就職した工務店で真面目に働き、責任者を任されるまでになった成長した姿が描かれています。

7.メガネ男子の小栗旬にハート奪われる女子続出【2010年】

テレビシリーズと映画、両方で圧倒的人気を誇る『踊る大捜査線』シリーズ。映画3作目となる『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 』から登場したキャラクター・鳥飼誠一を演じたのが小栗旬です。2012年に公開された続編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』でも登場しています。 鳥飼誠一は、警視庁刑事部捜査一課の管理官補佐。一見すると性格の良い好青年に見えますが、実は自分の利益を最優先する利己的な性格で、二面性を持つ歪んだ人物。メガネ男子の萌え要素と、表裏を持つ複雑な性格を丁寧に演じ、話題になりました。

8.過酷で厳しい自然と命がけで対峙する主役を熱演【2011年】

小学館漫画大賞を受賞した石塚真一の漫画『岳 みんなの山』を実写化した作品。映画タイトルは『岳-ガク-』で、漫画の前半に登場するエピソードを基にしたオリジナル作品となっています。 山の過酷さを描いた本作は原作ファンにも評価され、ぴあ初日満足度ランキングでも第1位となりました。 山岳救助ボランティアとして活動している島崎三歩を演じた小栗は、それまでクールな役どころが続いていたため、本作で「俺ってこんなふうに笑うんだ!」と新しい一面を自分でも再発見したと語っています。

9.宇宙飛行士を目指す、熱くて弟想いな男を好演【2012年】

小山宙哉原作の漫画で、テレビアニメ・アニメ映画に引き続き実写映画化された『宇宙兄弟』は、宇宙飛行士を目指すふたりの兄弟の物語。 小栗旬が演じる六太(ムッタ)と日々人(ヒビト)は兄弟。日本人で初めて月に降り立った宇宙飛行士の弟・日々人に対し、兄の六太は会社にリストラされ鬱屈とした日々を送っていました。あるきっかけから、六太は弟と幼き日に交わした約束「一緒に宇宙飛行士になろう」という夢を再び目指し始めます。 漫画『宇宙兄弟』の愛読者だったという小栗旬は、自ら『宇宙兄弟』への出演を希望したと言われています。挫折や病気、リストラなどさまざまな人生の困難なストーリーを描き、人生訓となるような名言が多い名作です。

10.新しいルパン三世を作り上げた映画【2014年】

CGI技術を使用した新しいルパン三世に挑戦したという本作で、小栗旬は主人公のルパン三世を好演しました。次元大介には玉山鉄二、石川五ェ門に綾野剛、峰不二子に黒木メイサ、銭形警部に浅野忠信が起用され、ゲストキャラクターには多くの海外俳優がキャスティングされました。 原作者のモンキー・パンチは初めは「ファンを失望させるだけ」だと実写化に乗り気ではありませんでしたが、企画したKADOKAWAの池田宏之の説得と、主演の小栗旬の熱意も伝わり実写化に漕ぎつけたと言われています。 実写化に反対の声も多かった前評判とは裏腹に、興行成績も奮い大ヒットとなった背景には、俳優陣の奮闘ぶりがあります。映画に向けて絞った体がアクションシーンを盛り上げ、黒木メイサも原作と雰囲気は違う不二子を作り上げています。

11.小栗旬が一人二役で、織田信長と明智光秀に挑戦!【2016年】

こちらも漫画原作の『信長協奏曲』は、現代の男子高校生が戦国時代にタイムスリップし、顔がそっくりの織田信長と入れ替わるストーリー。フジテレビ系の月9枠でドラマ化され、続編として映画が公開されました。 小栗旬演じる主人公のサブローは、勉強嫌いで歴史にも興味がない普通の高校生。33歳の彼が高校生役を演じるということでも話題になりました。