2019年11月13日更新

坂口健太郎おすすめ映画と役柄一覧。新カメレオン俳優となるか【2020年最新版】

坂口健太郎(シグナル/プレス)

“塩顔男子”の火付け役として有名になったのち、映画にドラマに大活躍中の坂口健太郎。その役所はイケメン役だけにとどまらず、新境地を広げ続けています。この記事では、坂口が演じてきた役柄やその演技を、おすすめ映画と共に紹介します。

目次

坂口健太郎が演じた役柄をおすすめ映画と共に紹介

坂口健太郎は1991年7月11日生まれ、東京都府中市出身です。2010年、19歳の時に第25回「MEN'S NON-NOモデルオーディション」に合格し、モデル活動をスタートしました。専属モデルとしては20年ぶりに同誌の表紙を飾ったことでも大きな話題を呼び、さらに注目を集めることになります。 その後、2014年に映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で俳優デビュー。翌年以降、『娚の一生』や『予告犯』など、人気漫画の実写化作品への出演が続きます。2017年には映画「64 ロクヨン」前編/後編で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらにはエランドール賞にも輝き、期待の若手俳優の一人に数えられました。 坂口は、その端正な顔立ちを生かしたイケメン役だけでなく、近年は様々な役に挑戦している模様。この記事では、坂口健太郎がこれまでに演じた役柄を、デビュー作から2019年現在の最新作までのおすすめ映画と共に紹介していきます!

「塩顔男子」の火付け役の素顔は?

坂口健太郎は「塩顔ブーム」の火付け役とも言われています。たしかに目元がくしゃっとなる笑顔が可愛いですよね! 高校時代はバレーボール部に所属していたというスポーツマンの一面を持ちながら、趣味は読書で、雑誌でもお気に入りの本を紹介するほどの読書家です。母の影響が強いそうで、歴史小説や北方謙三など渋めの本がもともと好みなようです。また読書の経験が演技のスタンスにも影響しているそう。

2015年『at HOME』:森山淳役

犯罪によって生計を立てている“偽造家族”の長男

小説家・本多孝好の同名短編小説を、主演の竹野内豊、松雪泰子、黒島結菜らの共演で映画化した異色のファミリードラマ『at HOME』。 泥棒の父と結婚詐欺師の母、犯罪で生計を立てる男女の元に集まった血の繋がらない“偽造家族”の絆と、彼らの幸せの形が描かれます。坂口健太郎が演じるのは、偽造職人として家業を助ける長男・淳という難役でしたが、ナチュラルな演技を披露しました。 坂口は犯罪は異質なものでも、一家にとっては生きていく上で日常的なこと。と捉え、役作りや撮影現場でも気負いは無かったそうです。彼自身が持つ良い意味での「脱力感」がリアルな空気を醸し、レビューサイトにも絶賛の声が寄せられました。

2015年『ヒロイン失格』:弘光廣祐役

ヒロインに熱烈アプローチを仕掛ける学校イチのモテ男

『ヒロイン失格』は幸田もも子の人気漫画を、主演に桐谷美玲、山崎賢人と坂口健太郎を迎えて映画化したドタバタ・ラブコメディです。 思い込みが激しい女子高生・はとりと、彼女が恋するクールな幼なじみ・利太、はとりに興味を抱くモテ男・廣祐の三角関係が描かれました。弘光廣祐は時に優しく、時に強引にはとりに迫る文武両道な“学校一の”イケメンであり、坂口はその肩書に戸惑いもあったんだとか。 その一方、表面上は人懐っこくても恋愛に対し冷めた考えを持っていたり、親しくなるまで壁を作りがちな部分には共感を覚えたそうです。弘光は少女漫画のイケメン要素が詰まったキャラで、劇中では 「壁ドン」を連発しているのでぜひ胸キュンしてください!

2015年『俺物語!!』:砂川誠役

主人公の親友で、恋のアドバイスをするイケメン男子高生

河原和音原作、アルコ作画による人気漫画を実写映画化した『俺物語‼』。巨漢の主人公を演じた鈴木亮平の、完成度が高すぎる役作りが大きな話題になりました。 主人公は身長2メートル、推定体重120kgの大男・剛田猛男。彼は想い人と自分の親友・砂川誠との仲を取り持つものの、実は……という斬新な青春ラブコメディです。砂川は一見、冷たく見えるクールな男子高校生ですが、心を開いた相手には優しいという、喜怒哀楽の難しい役でした。 しかし坂口は、砂川が持つ内面からにじみ出るような優しさ、温かさを見事に表現。クールなだけのイケメンではない、細かな表情の演技に注目です!

2016年「64 ロクヨン」:手嶋役

報道の立場から事件の核心に迫り、主人公と対立する新聞記者

『半落ち』などの横山秀夫の同名小説を、主演の佐藤浩市、永瀬正敏や三浦友和ら邦画界を代表する豪華キャストで映画化した「64 ロクヨン」。 平成に変わる直前、昭和64年1月に発生した少女誘拐事件「ロクヨン」。時効が迫る中、県警警務部の広報官・三上らがロクヨンと、模倣事件の解決に挑むミステリー・ドラマです。警察内部の紛争、記者クラブとの対立も描いており、坂口は新聞記者・手嶋を演じました。 手嶋は事件の実名報道をめぐって、佐藤演じる三上と対立する立場にあります。互いの役が信じる「正義」をぶつけ合い、情熱と覚悟がこもる熱い演技を披露した坂口。同年度の日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得し、映画評論家から称賛されました。

2017年『ナラタージュ』:小野怜二役

ヒロインへの執着と嫉妬によって壊れていく狂気の大学生

直木賞作家・島本理生の恋愛小説を、行定勲監督が実写映画化した『ナラタージュ』。主演は「嵐」の松本潤、ヒロインの有村架純、坂口健太郎らが共演しました。 高校教師と、その教え子として出会った葉山と泉。2人が時を経て再会し、決して許されないけれど、一生に一度しかない恋に落ちる様を描く純愛ドラマです。坂口健太郎は泉への愛ゆえに我を失い、狂気的な言動で彼女を追い込んでいく大学生・小野玲二を演じています。 小野は泉への恋心が執着に、彼女が愛する葉山に向ける嫉妬が狂気へと変化していく、作中で最も起伏が激しい役でした。爽やかなイケメン男子のイメージから一転、役者として新境地を開拓した坂口の演技に、原作者の島本も太鼓判を押しました。

2018年『今夜、ロマンス劇場で』:牧野健司役

モノクロ映画のヒロインに恋する映画監督志望の青年

『テルマエ・ロマエ』などの武内英樹監督によるオリジナル映画『今夜、ロマンス劇場で』。主演は綾瀬はるか、坂口健太郎、本田翼らが出演しています。 物語の舞台は、1960年代のクラシカルな映画館「ロマンス劇場」です。モノクロ映画から出てきた王女様・美雪と、彼女に恋する映画監督志望の青年・健司。健司に思いを寄せる社長令嬢・塔子の3人の想いが交錯する、切なくて不思議なラブストーリーが描かれました。 坂口健太郎が演じた健司はちょっと情けないけれど純朴な好青年で、坂口の爽やかなイメージが役はもちろん、昭和の舞台設定にマッチしていました。女性を翻ろうするイケメンの役が多かっただけに、高飛車な美雪に振り回されている姿は新鮮かもしれません。

2019年『劇場版 そして、生きる』:清水清隆役

微笑みの裏に哀しい過去を隠した、学生ボランティア団体のメンバー

有村架純と坂口健太郎がW主演を務めた、2019年9月公開の映画「そして、生きる」。同年に「連続ドラマW」枠で放送されたドラマが、未公開シーンを含めて再編集されました。 舞台となるのは、2011年の「東日本大震災」で被災した東北。現地にボランティアとしてやって来た瞳子と清隆を中心に、強く美しく生きる人びとの姿を描く人間ドラマです。坂口健太郎は東京の大学生で、ボランティア団体の運営メンバー・清水清隆を演じました。 清隆は穏やかな微笑みを浮かべ、冷静に現場を取り仕切りますが、裏では瞳子と同じように過酷な運命を背負っている役どころ。脚本の岡田惠和が坂口への当て書きで作り上げた役で、とあるシーンでは清隆が乗り移ったかのように、涙が止まらなくなってしまったんだとか!

2020年『仮面病棟』:速水秀悟役

元精神科病院で、凶悪犯と壮絶な心理戦を繰り広げる当直の医師

坂口健太郎が単独初主演を務める、2020年3月6日公開の『仮面病棟』。現役医師でもある小説家・知念実希人の同名小説を、坂口と永野芽郁の共演で映画化します。 ピエロ面の凶悪犯が籠城する元精神科病院に、入院患者と職員64名が監禁され、次つぎと不可解な事件が起こるノンストップ脱出ミステリーです。坂口演じる医師・速水秀悟は、一日限りで当直を変わったがために、この事件に巻き込まれることに……。 速水は不慮の事故で婚約者を亡くし、その過去を隠しながら生きている設定のため、緊迫感溢れる演技が必要とされるかもしれません。永野とは『俺物語!!』や、月9ドラマ「いつ恋」でも共演歴があり、息の合った脱出劇が期待できそうです!

ただのイケメンじゃない!塩顔男子から新・カメレオン俳優へ

今回は、坂口健太郎の出演映画からおすすめの作品を紹介してきました。色白でシャープな印象の「塩顔男子」ブームの火付け役とされるだけに、イケメンを多く演じていますね。 モデル出身の俳優だからか、当初は典型的なイケメン役が目立ったものの、柔軟かつ丁寧な役作りで多彩なタイプのイケメンを生み出しました。『ナラタージュ』では、いわゆる“メンヘラ”系の狂気的な演技に挑戦し、様々な作品で演技力を磨いています。 モデルだけでなく、俳優としても確固たる地位を築きつつある坂口健太郎。さらに経験を重ね、新たなカメレオン俳優になっていくかもしれません!