イ・ビョンホンについて知っておきたい12のこと

2017年9月17日更新

2000年代に始まった韓流ブーム。その後も第2次韓流ブームが起こったこともありますが、そんな時代に流されず、ひたむきに演技と向き合ってきた韓国を代表する俳優イ・ビョンホン。国内外で活躍を彼のプロフィールや作品、トリビアなどを詳しく紹介していきます。

イ・ビョンホンが気になっているあなたへ

第1次韓流ブームも終わり、第2次韓流ブームも去った今、それでも韓国国内はもちろん日本や海外ハリウッドでも活躍を続けている韓国人俳優は多くはありません。 そんな中、日本での初期韓流ブームを牽引し「韓流四天王」と呼ばれた俳優の一人、イ・ビョンホンの活動は顕著なものがあります。 昔からのファンはもちろん、最近になって「この人誰⁉︎」と思って気になり始めている方へ!基本情報から最近の活動までをまとめてお伝えしていきます。

1.身長は177cm、高身長の高学歴!仏文学士、大学院卒のインテリ俳優

イ・ビョンホンは1970年7月12日生まれ、韓国・ソウル特別市出身の韓国人俳優です。アルファベット表記ではLee Byung Hun、ハングル表記では이병헌と書きます。 漢陽大学校仏語仏文学科を卒業した後、中央大学校新聞放送学科の大学院で学んでいます。1990年にKBS(韓国放送公社)の公開採用オーディションを受け、1991年14期生として合格。 その年にKBSドラマ『アスファルト 我が故郷』で俳優デビューし、1990年代前半は毎年2本のペースでテレビドラマに出演し、若手スターとして活躍しました。

2.1995年に『誰が俺を狂わせるか』で映画デビュー

イ・ビョンホンの映画デビューは1995年の『誰が俺を狂わせるか』で、同年に続く2作目『ラン・アウェイ-RUN AWAY-』とともに国内の各映画賞新人賞を受賞しています。 その後も1996年『彼らだけの世界』、1997年『地上満歌』、1999年『我が心のオルガン』と映画に出演し、映画俳優としてのキャリアも積んでいきました。 この間にもドラマ『美しい彼女』(1997)や『白夜3.98』(1998)などに出演し、1996年にはアニメーション『アルマゲドン』の声優も務めています。 1999年はドラマ・映画以外にも精力的に活動し、この年のドラマ『ハッピートゥゲザー』の挿入歌「Tears」が収録されたアルバム『To Me』を発表、ミュージカル『コーラスライン』にもチャレンジしました。

3.出世作は、国内外で一大旋風を巻き起こした『JSA』

2000年には転機となった映画『JSA』に出演。北朝鮮と韓国を分断する38度線の最前線で兵役に就く韓国軍兵士役を熱演しました。 この作品は当時韓国での観客動員数記録を更新し、国内外でも高評価を得ています。日本でも大ヒットし、その後の韓流ブームに先鞭をつけた映画となりました。『JSA』で韓国映画のクオリティの高さと、イ・ビョンホンという俳優を認知した観客も多かったのではないでしょうか。 2000年代前半は、彼にとっても韓国ドラマ・映画界においても豊作だった時期で、『JSA』後の2001年には映画『バンジージャンプする』、ドラマ『美しき日々』も大ヒット! 続く2002年の映画『純愛中毒』、2003年のドラマ『オールイン 運命の愛』で憂いをたたえた横顔に心を掴まれたファンも着実に増えていきました。

4.『G.I.ジョー』でハリウッドデビュー!

2005年に主演したフィルムノワール映画『甘い人生』でさらなる転機を迎えたイ・ビョンホン。第58回カンヌ国際映画祭に招待された同作は、海外でも高く評価され、ハリウッドデビューにつながっていきました。 2007年に独立事務所「BHエンターテイメント」を立ち上げ、自身を含め国内外の俳優が海外でも活動できるようにサポートを始めました。アメリカ・日本・中国の芸能事務所やエージェントと提携を結んでいます。

そうしてついに2009年、『G.I.ジョー』のストームシャドー役でハリウッドデビューを果たすことになりました。2013年には続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』に同役で再出演しています。 その後もハリウッド作品に出演を続けており、2015年『ターミネーター:新起動/ジェニシス』ではアンドロイドのT-1000役、2016年『マグニフィセント・セブン』では凄腕のナイフ使いビリー・ロックスを演じています。

5.音楽の分野でも大活躍のイ・ビョンホンはアリーナツアーも敢行!

イ・ビョンホンは1999年にアルバム『To Me』、2008年にシングル『いつか』をリリースし、音楽活動もしています。アルバムの日本盤は2004年に発売され、「Tears」のPVが収録されたDVDや歌詞ブックが付いていました。 シングルは日本での「TOYOTA RAV4」のCM出演で歌った曲「いつか」がCD化されたものです。全曲日本語の歌詞に挑戦しています。

また、2006年に東京ドームで行われたファンイベント、2007年に国立代々木競技場第一体育館で行われたアリーナツアーも映像化されており、披露されたダンスからインタビュー、クッキングや朗読劇なども収録されています。 2006年からファンイベントはほぼ毎年行なっており、2017年4月にも「LBH ON TOUR 2017」として東京と大阪をめぐり、ステージで歌声を披露していました。

6.ドラマ『美しき日々』でブレイク、『IRIS』で国民的俳優に

2000年の『JSA』で勢いをつけた翌年2001年、SBS(ソウル放送)のドラマ『美しき日々』で主演のイ・ミンチョル役で大ブレイクしました。日本でも2004年にNHKで放送され、『冬のソナタ』に続いて韓流ブームを盛り上げました。 韓国の音楽業界をバックに展開するラブストーリーで、イ・ビョンホン演じるイ・ミンチョルは大手レコード会社「ビクトリーレコード」の御曹司。孤児院で育ったキム・ヨンスとの恋愛模様を中心に描いています。キム・ヨンスを演じたのは『冬のソナタ』で大ブレイクしたチェ・ジウでした。 2009年には、2003年の『オールイン 運命の愛』から6年ぶりのドラマ出演、KBSでは実に10年ぶりとなるドラマ『IRIS-アイリス-』に主演しました。国家安全局テロ対策チームの活動を描いた本格アクション・スリラーで、主人公の特殊部隊要員キム・ヒョンジュンを演じています。

『IRIS-アイリス-』は日本でも2010年に、TBS系列で夜9時からのゴールデンタイムに放送されました。当時の韓流ブームの盛り上がりと期待感を象徴するドラマでした。同年には劇場版も公開されています。

7.『グッド・バッド・ウィアード』の悪役で見せつけた筋肉

2008年の『グッド・バッド・ウィアード』では、初の悪役にチャレンジしたイ・ビョンホン。物語の舞台は1930年代の満州、日本軍や朝鮮独立軍が宝の地図を奪い合うアクション映画で、馬賊団の首領パク・チャンイを演じました。 パク・チャンイ役であまりにも美しい上半身の筋肉を見せつけられ、うっとりしたファンも少なくないはず。冷血無比な悪役だったにもかかわらず魅力全開だったのは、あの整えられた筋肉も要因だったのではないでしょうか。 ハリウッドデビューした後もアクション映画出演が多いためか、有酸素運動を取り入れた筋トレも週に4日欠かさず行なっているそうです。『G.I.ジョー バック2リベンジ』でも惜しみなく披露している筋肉美を、ぜひご堪能ください!

8.妻は女優イ・ミンジョン

2013年8月10日、イ・ビョンホンは女優のイ・ミンジョンと結婚しました。2006年に出会って以来、一度破局を迎え、再会して慎重な交際を経て、ようやく7年越しで結ばれることになったようです。 2015年3月31日には第一子となる息子ジュヌが誕生しています。

9.妹はイ・ビョンホンよりも有名だった!?

妹はモデル・タレントとして活動しているイ・ウニです。6歳からモデルや子役として活躍し、実は兄ビョンホンよりも先に芸能界で知られていた存在でした。1996年のミス・コリア優勝者でもあります。

10.「チャングム」で大ブレークした女優と同級生!

『JSA』で共演したイ・ヨンエとは、中央大学校新聞放送大学院の同期です。イ・ビョンホン同様『JSA』で日本でも知られるようになった後、2005年に『宮廷女官チャングムの誓い』でブレイクを果たしています。

11.織田裕二とは一度、キムタクとは二度共演

日本のCMには前述の「TOYOTA RAV4」に一度出演していますが、テレビドラマにもゲスト出演しています。織田裕二主演のドラマ『外交官・黒田康作』(2011)に特別出演として、韓国系アメリカ人のCIA職員ジョン役を演じました。 また、トラン・アン・ユン監督のフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(2008)で、木村拓哉と共演しています。実は2007年の劇場版『HERO』でも一度共演している二人。『HERO』では韓国ロケが行われ、イ・ビョンホンは釜山地方検察庁の検事カン・ミンウ役として友情出演しています。