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マーベル・キャラクターのココが好き!②ヴェノム【ダークヒーローに成長した人気者】

2018年2月18日更新

数多くの人気キャラを抱えるマーベル・コミック。今回は真の魅力がイマイチ伝わりきれていないマーベルの良キャラにciatr視点で着目し毎日連載していきます。第二回目はヴェノムに迫ります。

どうしてもほっとけない!マーベルの隠れた良キャラたち!

この連載では、ciatr編集部&ライターが選ぶマーベルコミックスの隠れた良キャラを紹介していきます。 第一回目で取り上げたのは、悲哀に満ちたヒーロー、ウルヴァリンでした。見逃した方は、こちらもチェックして下さいね!

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第二回:ヴェノム

マーベルが誇るダークヒーロー

「主人公よりも悪役に惹かれてしまう……」「ついつい悪役を応援してしまう……」。映画や小説を見ていて、そんな気持ちになる事はないでしょうか? 例えば、映画『ダークナイト』のジョーカーや、『レオン』のノーマン・スタンスフィールド警部など、突き抜けた悪役はヒーローとは別種の格好よさがありますよね。 そんなわけで今回オススメするマーベルキャラクターは、「スパイダーマン」シリーズに登場するダークヒーロー、「ヴェノム」です。悪役として誕生しながら、そのあまりの人気ぶりからダークヒーローへと転身を遂げた彼の魅力を紹介していきます!

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実は4人いた?ヴェノムの誕生とその変遷

もともとは、スパイダーマンの悪役として誕生

スパイダーマンに寄生した「シンビオート(共生体)」と呼ばれる存在が、スパイダーマンから分離し、別の人間に寄生したもの。それがヴェノムです。誕生当時は単なる悪役だった彼ですが、2018年現在、4代にわたる代替わりや派生キャラクターの誕生を経て、今や立派なダークヒーローに成長。 ここでは、その変遷と魅力について言及したいと思います。

初代ヴェノムは映画『スパイダーマン3』にも参戦

ヴェノムと言われて多くの日本人が連想するのが、映画『スパイダーマン3』に登場した彼ではないでしょうか? 本作に登場したヴェノム/エディ・ブロックこそ、ヴェノムの初代にあたります。映画版では、サム・ライミ監督の意向も反映されてスパイダーマンに嫉妬する極端な小悪党として描かれていました。 しかし原作版では、ライバルであるスパイダーマンに対抗心を燃やす以外では、事件に巻き込まれた一般市民を助けたりするなど、紳士的な面も見せるなど悪行らしい悪行も描かれません。

ヴェノムよりも凶悪な悪役、カーネイジが生まれる

さらにエディ・ブロックは、自分がきっかけで誕生したより凶悪な存在「カーネイジ」を打倒するため、ライバルであるスパイダーマンとも渋々手を組むのです。加えて、近年では末期ガンに犯された末に過去の罪を懺悔するなど心境の変化も見せています。 ライバルに対する強い執着や自身の罪を償おうとする良心など、どこまでも人間臭いのが初代ヴェノムの魅力、と言えるのではないでしょうか。

シンビオートも見限った、格好悪い2代目

さて、「ザ・ライバルキャラ」とも言えるエディに続いてヴェノムとなったのが、2代目アンジェロ・フォートナートです。 「ニューヨーク・マフィアのドンの息子」と言う設定からしてきな臭い匂いがプンプンする彼ですが、案の定小悪党。宿敵であるスパイダーマンを前に一目散に逃げ出すと言う醜態を晒します。 こうした素行が呆れられた結果、シンビオートにも見限られ、ビルから転落死すると言う末路を遂げました。必ずしも格好良いわけでも無いのもヴェノムの良いところです。

3代目ヴェノムは人を食う!

3代目ヴェノムとなったのは、「スコーピオン」という電撃を操るヴィランのマック・ガーガン。ある科学者の陰謀で生み出されたサイボーグという設定の彼は、なんと事件の犠牲者を捕食するという凶悪さを発揮します。 彼がヴェノムになったのは短期間でしたが、歴代ヴェノムの中でも最も悪役らしい悪役と言えるのではないでしょうか?

知ってた?よりヒーローらしいビジュアルへと成長した4代目

そして、上記画像が4代目ヴェノム、フラッシュ・トンプソン。通称「エージェント・ヴェノム」です。 見た目からも、かなりヒロイックな姿になったことがわかるのでは無いでしょうか?それもそのはず、フラッシュはスパイダーマンことピーターの同級生であり、なんとスパイダーマンの大ファンという設定なのです。 かつてはピーターをいじめていた彼ですが、根は善良なお人好し。高校卒業後に軍人となった彼は、戦地で仲間と両足を失った末に、政府が管理していたシンビオートの適合者に選ばれエージェント・ヴェノムとなります。 様々な問題を乗り越えた彼は、よりヒーロー然とした活躍を見せ、キャプテン・アメリカにもヒーローとして認められほどに成長。さらに、ピーターとの友情を育むまでに至るのです。

正統派ヒーローには出せない、ダークヒーローならではの魅力

上記の変遷からもわかるように、ヴェノムは内面・外見ともに極めて大きな変化を遂げてきたキャラクターです。 その多様性も魅力ですが、何より「適度なひねくれ具合」「善良な主人公にはできない悪行も行う」など、ヤンキー漫画の主人公のように、「不良」というところが最大の魅力と言えるのかもしれません。

新作映画でヴェノムはどのように描かれるのか?

さて、そんなヴェノムですが、2018年12月からは彼が主役の映画版が公開されます!しかも主演を務めるのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』シリーズのトム・ハーディ! 共演者にも豪華な面々が揃っています。多面的な魅力を持つヴェノムですが、映画版では何代目ヴェノムとして描かれるのでしょうか?

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【おまけ】ヴェノムだけじゃない、クールなダークヒーロー&悪役たち

パニッシャー

さて、ヴェノムの魅力に共感したあなたには、「パニッシャー」もおすすめです!マーベル屈指のダークヒーロー・パニッシャーは、特殊能力は持ちませんが、その強い精神力からマーベル最強と評されることもあるキャラクター。 妻子を奪われた復讐鬼である彼は、一切容赦なく敵の命を奪います。この辺りのドラマは、彼自身の主役作品や、ドラマ『デアデビル』でも堪能できるので、是非! さらに、以下の4人もそれぞれ格好の良いので、是非、関連作品を見てみて下さいね!

ドクター・オクトパス

ドクター・オクトパスは、映画『スパイダーマン2』の悪役。映画自体も傑作ですが、彼のラストシーンや劇中のドラマは、サム・ライミ版に登場した同シリーズの悪役の中でも最高にクールと言えるのでは無いでしょうか?

ウィンター・ソルジャー

「キャプテン・アメリカ」シリーズに登場するウィンター・ソルジャーは、ある意味でヴェノムに近いライバルという立ち位置のキャラクター。 アクションシーンが格好良いので、おすすめですよ!

マグニートー

「X-MEN」シリーズはもとより、マーベル史上でも屈指の悪役といえばマグニートーではないでしょうか?マイケル・ファスベンダー演じる若い頃は勿論、個人的にはイアン・マッケランが演じた老年期が最高。 シリーズ3作目で、能力と共に特徴的な青い肌を失い、普通の女性へとなったミスティークに対して彼が言い放った「美しかったのに……」というセリフは、同シリーズ最高の名台詞だと思います。

ミスティーク

マーベルのダークヒロインといえば彼女ではないでしょうか?「強い、悪い、美しい」と三拍子揃った彼女の魅力は、是非「ファースト・ジェネレーション」で!

マーベルは悪役も格好いい!

いかがだったでしょうか?ヒーローの活躍をより魅力的にするのが、クールな悪役&ライバルの存在。 さらにマーベルでは悪役たちのスピンオフ作品も多数あるので、ここに注目すると、一層MCUを楽しむことが出来ますよ!

連載は続く、第三回目はアベンジャーズの宿敵・サノス!

そして、連載第三回目で取り上げるのは、アベンジャーズの宿敵となる悪役・サノス! MCUにも重要キャラクターとして登場する彼の秘められた過去やその魅力について、編集部が徹底解説します!