2018年3月29日更新

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』がスター・ウォーズを超えた5の理由【感想・評価】

興行収入は9億ドルを超え、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント作品歴代1位の興行記録を打ち出すこととなったアドベンチャー・コメディ映画『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の興行収入を超えた今作の魅力を考察します!

SWを超えた!?『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』

2017年12月にアメリカで公開した、アドベンチャー・コメディ映画『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』が、公開第9週目で興行収入は9億ドルを超え、ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント作品歴代1位の興行記録を打ち出すこととなりました。 さらに、話題になったのは、劇場公開時期が同じであった『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の興行収入を今作が公開第3週目に超えたことです!そんな『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』の大成功の理由を考察していきたいと思います!

理由その1:リメイクでもありながらオリジナリティ溢れるあらすじ

オリジナル版『ジュマンジ』との関連性

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』は1996年に日本でも公開された『ジュマンジ』をベースに制作されました。同名の絵本が原作の『ジュマンジ』は、ゲームで置きたことが現実で起きてしまうという魔法のボードゲーム「ジュマンジ」を偶然見つけた少年アランが主人公です。 今作『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』では、オリジナル『ジュマンジ』のラストでアランが捨てたボードゲームを1996年にアレックスが父親から受け取ることから始まります。「ボードゲームなんて今時誰がプレイするのだろう......」というアレックスの言葉でボードゲームであった「ジュマンジ」はデジタルゲームカセットへと姿を変えます。

ユーモラスなコメディ作品へと変身

本作では、アレックスが「ジュマンジ」を受け取ってから20年が経った2016年に、今時の4人の高校生が偶然ビデオゲーム版「ジュマンジ」をプレイすることになります。父と息子という関係性に注目していたオリジナルとは変わって、4人の高校生の冒険をユーモラスに描いています。 ReelViews紙は『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を「1995年のオリジナル作品からの大きな改善」と評価し、ユーモアと楽しいパフォーマンス、そして90年代スタイルの決してシリアスに終わらないビデオゲームの特徴をうまくを組み込んでいるとレビューしています。

理由その2:定番のアドベンチャー要素が満載

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』には、これでもかというくらいアドベンチャー要素が散りばめられています。 スクリーン・インターナショナルのキム・ニューマンは、今作をエンターテイニングであり、人を惹き付ける、カラフルな作品であるとし、『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』はアクション、スリルとコメディ・ドラマ溢れるアドベンチャー作品だと評価しています。 アクションはもちろん、アドベンチャー映画の定番であるジャガーやカバなどの危険な動物が登場する『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』は誰もが楽しめるアドベンチャー映画となったのではないでしょうか?

理由その3:『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』のチャーミングなキャスト

ワシントン・ポストを始め、多くの評論家や映画紙が、『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』をこれほどまで楽しい作品にしたのはキャストであると断言しています。 4人の高校生は、それぞれ「ジュマンジ」をプレイするにあたってゲーム内のキャラクターを選びます。今時の高校生が小太りの中年カルトグラファーになってしまったり、気弱な少年が無敵の探検隊になってしまったりとチャーミングなキャストがギャップのあるキャラクターを演じたことが『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』のコメディ要素をさらに引き出したと言えます。

理由その4:ビデオゲームセッティングが面白い

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』で、4人の高校生は初め3つのライフを持って「ジュマンジ」を始めます。キャラクターたちは、様々な方法で死んでしまうのですが、ゲーム内では復活することができます。 ニューヨーク・マガジンは、キャストのパフォーマンスと共に、「血の出ない恐怖」を達成するビデオゲームの中という設定を評価しています。コンピューターが操っているゲーム内のキャラクターNPCが同じコメントを繰り返すなど、ビデオゲームならではのコミカルさを取り入れた設定で90年代のゲームをプレイした大人や現代の子供達が同時に楽しめる内容になっています。

理由その5:飽きさせない、痛快な展開が繰り広げられる

ザ・ガーディアンズなどの多くの映画紙が、『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』は誰もが楽しめる作品であると評価しています。クスクスと笑いを誘うようなユーモラスな要素が全面に散りばめられており、ビデオゲームにちなんだクエスト式のストーリーが痛快に繰り広げられていく、家族向けの映画としています。 観客を飽きさせず、「ジュマンジ」の世界に引き込んでいく作風が、クリスマスという時期に気軽に楽しめる作品としてヒットしたのではないでしょうか?

気軽に家族で楽しめる作品『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』

アメリカでは、クリスマスの時期に公開された『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』は、日本でも2018年4月6日に公開予定です。 多くの評論家は『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』をユーモラスで楽しめる作品と評価しています。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の興行収入を抜くことが出来たのはシリアスなだけでなく気楽に笑いながら楽しめるシンプルな映画であったからかも知れません。