2018年5月28日更新

『バーフバリ』が大ヒット!傑作インド映画9選【歌って踊るだけじゃない】

©ARKA MEDIAWORKS PROPERTY, ALL RIGHTS RESERVED.

2017年公開の人気インド映画『バーフバリ王の凱旋』は日本中を熱狂の渦に巻き込みました。実はインド映画はハリウッド映画を超えるほどの製作本数を誇ります。今回は膨大な作品の中から、おすすめインド映画を紹介していきます!

言葉がわからなくても楽しめるインド映画

洋画と聞くとハリウッド映画やヨーロッパ映画を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?しかし洋画を語る際にはインド映画を忘れてはいけません。 インドにおいて映画産業は大変盛んで、1年間の製作本数はハリウッドを超えるとも言われ、インド映画産業の中心地ムンバイ(旧称ボンベイ)をハリウッドを捩ってボリウッドと呼ばれるほどです。 インドが他民族・他言語国家でありインド国内でも地方や民族によって話す言葉が違うため、言葉がわからなくても映画が理解できるように視覚で楽しませてくれるものが多いのがインド映画の特徴です。またハッピーエンドが多いのも特徴と言えるでしょう。

全世界で大人気『バーフバリ王の凱旋』

公開されるやいなや全世界で話題となった『バーフバリ王の凱旋』。2015年に公開された『バーフバリ 伝説誕生』の続編であり、古代王国での王位継承争いの顛末を描いた作品で、前作と合わせて73.5億円という巨額の製作費が投じられたスケースの大きな作品です。 日本でもマサラ上映(観客が映画を観ながら踊ったり歌ったりすること)が取り入れるなど、熱狂的なファンが続出し、大変話題となりました。 本作の監督はインド映画界のヒットメーカーであるS・S・ラージャマウリ監督で、ダンス、歌、アクションなどインド映画の醍醐味をすべて盛り込んだ、エンターテイメント性抜群で一度見たらインド映画の虜になってしまうといっても過言ではない作品です。

インドアカデミー賞を総なめした『きっと、うまくいく』

2009年公開の『きっと、うまくいく』。公開当時インド映画歴代興行収入のトップを記録した人気映画であり、翌年のインドアカデミー賞では16部門を受賞するという快挙を成し遂げた作品です。 消息がつかめなかった大学時代の友人を探しにいく男性3人の旅の様子を中心に、ところどころ大学時代のエピソードが取り込まれながらストーリーが展開。コメディ映画でありながら自殺率や教育問題などのシリアスな社会問題を取り入れており、スティーヴン・スピルバーグも大絶賛の映画となりました。 3人の男性を演ずるのは、出演当時、その役の年齢設定よりはるか年上だったアーミル・カーン、R・マドハヴァン、シャルマン・ジョシで、3人のコミカルな演技は多くの人の笑いを誘いました。

インド映画の代名詞?!『ムトゥ踊るマハラジャ』

『ムトゥ踊るマハラジャ』はインド映画に興味がない人でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか? 大地主に仕える主人公ムトゥが芝居小屋の看板女優に恋をしたことをきっかけに彼の生活に変化が訪れ、様々な出来事に巻き込まれていく様子を描いた本作は、1998年に日本で公開され(インドでの公開は1995年)、インド映画ブームの火付け役となりました。 3時間近くに及ぶ上映時間、主役ムトゥを演じる俳優ラジニカーントの少々暑ぐるしい表情など、見る前は拒絶反応を示してしまいそうな、しかし一度見たらクセになってしまう、そんなインド映画の魅力を満載に取り込んでいます。

奮闘する主婦の姿に感動『マダム・イン・ニューヨーク』

2012年公開の『マダム・イン・ニューヨーク』。主人公の主婦シャシを演じるのは1970年代から活躍中の伝説的女優シュリディで、結婚のため1997年から休業していましたが、本作で15年ぶりの復帰を果たしました。 良妻賢母でありながら英語が話せないことがコンプレックスのシャシは姉の娘の結婚式のためニューヨークに出向くも、英語が話せないために恥をかく結果に。しかし一念発起して英会話教室に通い、英語がどんどん上達したところで、思わぬロマンスが発生?! インド映画独特の笑いもありながら、1人の女性が奮闘する姿を、ウディ・アレン監督好きのガウリ・シンデー監督が巧みに描き出しています

製作費37億円!『ロボット』

インド映画といえば、コメディ映画がほとんどと感じている人もいるかもしれません。しかし実は多くのSF映画も製作されており、その中でも特に人気のSF映画が『ロボット』です。 製作費37億円というスケールの大きさで、また主役は『ムトゥ踊るマハラジャ』のランジニカーントが演じています。また、彼は本作ではロボットを開発する工学博士の役と、そのロボットの2役を演じているのです。 本作はロボットが人間の女性に恋をするという、一見ロボット映画にありがちなストーリー。しかし、インド映画ならではの奇想天外な展開が待ち受けており、観る人を飽きさせることない必見のインド映画のひとつです。

ハエに生まれ変わった男性が正義のために戦う『マッキー』

デヴィッド・クローネンバーグ監督のアメリカ映画『ザ・フライ』のインド版とも言える『マッキー』。悪徳実業家に殺害された主人公がハエに生まれ変わり、自身の恋人だった女性をの実業家から守るファンタジー映画で、世界各国の数多くの映画賞を受賞しました。 公開は2012年ですが、S・S・ラージャマウリ監督が1990年代から構想を練っていたと言われるほど、監督自身の思い入れの強い映画で、テレビプレゼンターとしても活躍するスディープが主人公を演じています。

ボリウッドを代表するスター、ルク・カーン主演『闇の帝王DON〜ベルリン強奪作戦〜』

ボリウッドを代表するスター、ルク・カーン主演のアクション映画『闇の帝王DON〜ベルリン号立つ作戦〜』は、ルク・カーンが演じる国際的犯罪者である闇の帝王DONとインターポールの対決を描いたクライムアクション映画です。 敵対するインターポール側の女性にDONが恋をするというロマンチックな要素も取り入れられており、アクション映画としてのみならずラブストーリーとしてもたっぷり堪能できる映画です。

美しいヒューマンドラマ『バルフィ!人生に唄えば』

聴覚に障害を持つ青年と彼との出会いによって人生が変化するふたりの女性を描いたヒューマンドラマ『バルフィ!人生に唄えば』。 障害を持ちながらも明るく振る舞うバルフィは街の人気者。そんな彼に資産家の娘でありながら政略結婚に悩むシュルティ、また家族愛を知ることなく育ったジルミルのふたりが心惹かれていくことに。 全体を通して美しい楽曲が流れ、また東西の名作のオマージュがところどころに見られる本作は通常のインド映画とは少し違う、心温まる映画です。

出演陣の多さにびっくり『恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム』

1970年代と2000年代のボリウッドを舞台にして、時空を超えて生まれ変わった男女の恋愛を描いた『恋する輪廻オーム・シャンティ・オーム』。 主人公は脇役俳優としての日々を送るオーム。女優のシャンティプリヤを助けたことからふたりは急接近することになりますが、すでに彼女は人妻、さらに妊娠中。しかし彼女の妊娠を認めようとしないシャンティプリヤの夫が彼女を殺そうとし、助けようとしたことからオームも巻き込まれることに。 そして時が経ち、舞台は30年後になり、あるひとりの人気俳優がインド映画界に君臨しているも、実は彼は30年前の事件とのつながりがあったのです。 本作はそのロマンチックなストーリーもさることながら、出演者が多いことでも注目を集め、そのダンスシーンの迫力には誰もが圧倒されることは間違いないでしょう。

ますます盛り上がるインド映画

言葉がわからなくても十分楽しむことのできる娯楽性の高いインド映画は、世界中からも注目されていて、日本でもインド映画ブームが起きており、マサラ上映される機会も増えています。観ながら踊って歌って楽しむことのできるインド映画、見逃す手はありません!