2018年6月27日更新

僕/私の愛したあの悪役・ダース・ベイダー「スター・ウォーズ」【GW連載第7回】

カリスマ性を持つ統率者として帝国軍を指揮したダース・ベイダー。「スター・ウォーズ」シリーズになくてはならないスーパー・ヴィランです。ダークサイドに落ちても、命尽きてもなお輝きを放ち続けるベイダー卿の魅力を語ります!

【GW悪役特集 最終回】誰もがいつか憧れた「悪」を毎日紹介!

いよいよGWですね。GWにはまとまった時間が取れるので旅行に行くも良し、家でゆっくりするもよし。そんなゆったりした時間を使って、編集者、ciatrライターが責任を持っておすすめする深みのある悪役達を連載形式で紹介していきたいと思います。 記念すべき連載最終回は、2018年に公開された「スター・ウォーズ」に登場するヴィラン界のカリスマを紹介します!

「最も偉大な悪役」に選ばれたダース・ベイダー

『ダークナイト』のジョーカー、「アベンジャーズ」のロキを抑えて、2018年に「最も偉大な悪役」1位に輝いた「スター・ウォーズ」シリーズのダース・ベイダー。エンパイア誌が一般投票で選んだランキングで、堂々の1位でした! 映画初登場は1977年の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で、その後も前日譚3部作やスピンオフ作品にも登場し、オリジナル続編の新3部作にも重要なアイコンとして現れています。そこからも長年影響を与え続けているキャラクターであることがわかりますね。 なぜ恐れられつつも愛され続けているのか、登場エピソードを振り返りながら探っていきます。

「スター・ウォーズ」オリジナル3部作の裏の主役!帝国軍の最高指揮官

実写映画の本編、いわゆる正史「スター・ウォーズ」シリーズを時系列的に観ると、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でシスの暗黒卿「ダース・ベイダー」としての姿を初めて現しています。 そしてエピソード4「新たなる希望」で本格的に登場!主人公ルーク・スカイウォーカーと反乱同盟軍の前に強大な敵として立ちはだかります。エピソード5「帝国の逆襲」では、宇宙要塞デス・スターを破壊された銀河帝国軍の反撃が始まり、ダース・ベイダーは総司令官として指揮をとります。 銀河帝国の皇帝ダース・シディアスの忠実な部下であり弟子、ダークサイドのフォースを操るシスの暗黒卿として、同盟反乱軍を恐怖に陥れたのがダース・ベイダーです。

おなじみ「帝国のマーチ」がテーマ曲!『ローグ・ワン』で再登場

「スター・ウォーズ」シリーズの楽曲はどれも印象的なものばかりですが、やはり特に耳について離れないのはダース・ベイダーのテーマでもある「帝国のマーチ」。この曲がかかれば、必ずダース・ベイダーの登場を思い浮かべます。 ベイダー卿の全身真っ黒な姿はなんといってもインパクト大!兜を模したヘルメットとマスク、装甲服とマントを身に付け、「コーホー」と漏れる呼吸音とともに登場する出で立ちはかなり威圧的。198センチのデヴィッド・プラウズがスーツアクターを演じたため、ヘルメットを入れるとダース・ベイダーの身長は2メートルを超えます! その姿は時系列的正史ではエピソード6『ジェダイの帰還』で見納めになりましたが、2016年に公開されたスピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で再登場しています。ファンはこの復活に色めき立ったものです!

ダークサイドに堕ちたジェダイ!前日譚3部作で描かれた哀しき過去

エピソード1〜3で描かれたのが、「なぜダース・ベイダーはダークサイドに堕ちたのか?」ということ。実は元々は将来を嘱望されたジェダイであり、名をアナキン・スカイウォーカーといいました。 妻のパドメ・アミダラを救いたい一心で、ダース・シディアスによる悪への誘惑に打ち勝てず、暗黒面に堕ちてシスの暗黒卿となってしまいました。しかも師匠のオビ=ワン・ケノービとの誤解と確執で、師匠に敗れ瀕死の重傷を負います。 ダース・シディアスの手によってサイボーグ手術を施されますが、自然呼吸すらできない体に。最愛の夫が暗黒面に堕ちたことにショックを受けたパドメは双子を産んで亡くなり、すべてに絶望したことが皮肉にも未練を断ち切って冷徹な指揮官へと生まれ変わらせたようです。

ルークの父親としての一面にホロリ

しかし、実はアナキンは完全に悪に飲み込まれていたわけではなかったのです!ダース・ベイダーとして生まれ変わりダース・シディアスに仕えながらも、実の息子ルークと娘レイアの存在を知ると、父親としての一面を見せるようになります。 初めはルークをダークサイドに引き込もうとしますが、ルークが自分にはなかったジェダイとしての強い意志を持っていることを感じます。そしてアナキンだった頃の良心を信じ呼びかける姿を見て、身を呈してシディアスから守ろうとします。 エピソード6『ジェダイの帰還』の最後でルークに素顔を見せてその腕の中で息を引き取るシーン、涙無くしては見れません! そんなダース・ベイダーの父親としての一面を、可愛らしくパロディとして描いている絵本もあります。息子ルークと娘レイアとの日常を描いており、ベイダー・ファンは必見の絵本シリーズです!

新3部作の悪役カイロ・レンも心酔するカリスマ

2015年から「スター・ウォーズ」シリーズの正史続編が3部作で製作開始されています。エピソード7となる『フォースの覚醒』はオリジナル3部作から約30年が経ち、ジェダイが完全に過去の遺物となっている時代。 新3部作のヴィランとなるカイロ・レンは、『フォースの覚醒』でひしゃげたベイダーのマスクを前にして闇の力を願う様子を見せます。そしてベイダーを「祖父」と呼んでいます。そう、カイロ・レンはベイダーの孫、レイア姫とハン・ソロの一人息子なのです。 両親の不在の中で育ち精神がやや不安定なカイロ・レンは、ベイダー卿のダークサイドのフォースに強い憧れを抱いています。シリーズ全体に影響力を持ち続けるダース・ベイダーこそ、ヴィランの中のカリスマ!闇に惹かれるカイロ・レンの気持ちもわからなくもない?

最凶の悪役達で映画をもっと楽しもう!!

GW中に様々な悪役達を紹介してきました。しかし、洋画も邦画そして、アニメも含めてまだまだ紹介できていない悪役が存在します。 皆さんも是非、様々な映画を見てお気に入りの悪役を見つけてください!