真似したくなる料理が出てくる映画7選【映画飯のレシピ付き】

2018年5月11日更新

映画を見ていると時々美味しそうな料理が登場しますね。中にはストーリーよりもその料理の方が印象に残ってるなんてことも…そんな“映画飯”が出てくる作品の数々を、簡単なレシピとともにご紹介します。

映画に出てくる料理が美味しそう!

映画を見ていると時々出てくる美味しそうな料理たち。本編に関係なくても、美味しそうな料理が出てくるシーンは印象に残ります。 そんな美味しそうな“映画飯”の数々を簡単なレシピとともに紹介します。

『ベティ・ブルー 愛と劇場の日々』のチリビーンズ

『ベティ・ブルー 愛と激情の日々』は小説家フィリップ・ジャン原作のフランス映画です。 中年男性ゾルグと自由奔放な少女ベティをめぐる物語ですが、二人の運命はタイトルのごとく愛と激情にまみれています。 激しい性格のベティは気に入らないことがあると家財道具を投げ捨てたり、挙句には家に火をつけたり…小説家志望のゾルグの原稿が認められないと、出版社まで出向いて編集長に怪我をさせたりとやりたい放題。そんな彼女が流産をきっかけに精神を病んでしまい、二人の物語は一層壮絶な方向に進んでいきます。 ゾルグ役を演じたのは90年代に日本のCMにも登場していたジャン=ユーグ・アングラード。ベティ役はベアトリス・ダルが演じていますが、ダルは本作で一躍フランスのセックスシンボルとなりました。 ゾルグとベティは、ゾルグが暮らしていた海辺のコテージで出会います。そこで二人はしばらくセックスに耽って過ごしますが、そのコテージ二人がある料理を食べるシーンが印象的です。

チリビーンズのレシピ

二人が食べるのはゾルグが煮込んだチリビーンズ。作り方は簡単です。人参や玉ねぎなどの野菜を粗みじん切りにし、ひき肉と一緒に炒めます。そこに豆を投入、トマト缶と水をいれ、チリペッパーなどで味付けします。あとは水気が適度になくなるまで煮込んで完成です。 一度にたくさん作れるレシピなので、一人よりは映画のように二人で食べたいメニューですね。

『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』より青実山椒の佃煮

言わずと知れた名探偵シャーロック・ホームズ。彼を主人公にした作品は多数ありますが、本作のホームズはなんと93歳。すでに引退し、農場でミツバチの世話をしながら暮らしているという設定です。そんなホームズが、生きているうちに引退のきっかけとなった30年前の事件解決に挑むというストーリーです。 ホームズを演じるのは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのガンダルフ役で知られるイアン・マッケラン。ホームズが事件の手がかりを求めて渡った日本で出会う、梅崎という人物を真田広之が演じています。この梅崎が、加齢で記憶力が低下したホームズにとある物を渡します。

青実山椒の佃煮のレシピ

梅崎がホームズに渡したのは記録力を維持する為に良いとされる“山椒”です。山椒といえば粉末になっているものが一般的ですが、劇中に出てくるのは生の青実山椒。この山椒を、酒、みりん、醤油で煮込んで佃煮にしたものを食べ、ホームズは脳を刺激していました。 青山椒のぴりりとした刺激は名推理を生みそうですね。

『ぼくを探しに』のシューケット

『ベルヴィル・ランデブー』や『イリュージョニスト』などおしゃれアニメーションで知られるフランスの映画監督シルヴァン・ショメ。そんな彼が初めて挑んだ実写ファンタジー作品です。 主人公はギョーム・グイ演じるポール。幼い頃に事故で両親を亡くしたショックから失語症となってしまいました。そんなポールがある日同じアパルトマンに住む不思議な女性、マダム・プルーストと会ったことで失われた記憶を取り戻して行きます。 孤独なポールは、空虚な心を埋めるためか常にあるおやつを食べています。

シューケットのレシピ

ポールが食べているお菓子はシューケット。日本では聞き慣れない名前ですが、フランスでは代表的な焼き菓子です。作り方は、まずシュークリームのシュー生地を作ります。それを丸く絞り出して、砂糖をまぶして焼いたものがシューケットです。 小さくて食べやすいシューケットは、ポールのように孤独な思いを抱えていなくてもつい食べ過ぎてしまいそうです。

『グリーンマイル』のコーンブレッド

世界中で人気を誇るホラー作家スティーヴィン・キングが手がけたファンタジー小説の映画化です。 トム・ハンクス演じる刑務所看守ポールの元に、マイケル・クラーク・ダンカン演じる大男のジョンが送られて来ます。コーフィの罪は双子の少女の強姦殺人。しかし臆病で繊細な彼の内面に触れるにつれ、ポールは彼の冤罪を疑い始めます。 実はジョンは不思議な力を持っており、ポールに触れただけで彼が患っていた尿道炎を治してしまいます。そのお礼にとポールの妻がジョンにあるものを差し入れします。

コーンブレッドのレシピ

そのあるものとは、アメリカ南部の家庭料理コーンブレッドです。コーンブレッドはその名の通りトウモロコシ粉を使って焼いたパンのこと。強力粉とコーンミールに、ベーキングパウダー、塩、砂糖を混ぜ合わせます。そこに卵と牛乳をさらに混ぜ合わせ、型に入れて焼くので、パンというよりは甘いケーキのような仕上がりです。 ただでさえ食には満たされない刑務所暮らしの中で、この差し入れはたまらないものだったでしょう。美味しそうに頬張る姿は、観客の口の中もよだれでいっぱいにしてしまいそうです。

『パディントン』のマーマレード

イギリス発の児童文学の実写化作品『パディントン』。ペルーから都会のロンドンにやってきたくまのパディントンと、彼の居候先となるブラウン一家のドタバタ劇を描きます。 パディントンの声は俳優ベン・ウィショーが演じ、日本語吹き替え版を俳優の松坂桃李が担当したことも話題となりました。 都会に不慣れなパディントンの大好物はおばさん手作りのマーマレード。ロンドンへもマーマレード持参でやって来ます。

マーマレードのレシピ

マーマレードの原料はオレンジの皮ですので、家で作る場合は無農薬のオレンジを選びましょう。剥いた皮は一度茹でて細切りにします。細切りにした皮と果肉、砂糖、レモン汁を入れてグツグツ煮込んだら完成です。 パディントンがペルーから長旅を終えてロンドンの駅に着いた時、実はこのマーマレードのサンドイッチがきっかけでブラウン家の奥さんに見つけられます。パディントンのように出会いを求めて、たっぷり作って誰かにおすそ分けなんていかがでしょうか。

『セックス・アンド・ザ・シティ』のカリフォルニアロール

サラ・ジェシカ・パーカー演じるコラムニスト、キャリーと彼女を取り巻く個性豊かな友人たちの赤裸々な恋愛模様を描いて大ヒットしたドラマシリーズの映画版です。 キャリーの友人のうち、最も自由奔放で性に対しても開放的なのがキム・キャトラル演じるサマンサ。テレビシリーズでは特に決まった相手に絞らず自由な関係を楽しんでいた彼女ですが、映画では年下でモデルの恋人スミスと暮らしていました。そんな彼女がバレンタインデーに、彼のために作った料理がカリフォルニアロールです。

カリフォルニアロールのレシピ

材料は一般的な海苔巻きと一緒ですが、アボカドは忘れないようにしましょう。海苔を敷いてその上にすし飯を並べるところまでは普通の作り方ですが、具を並べる前がポイント。すし飯上にラップを敷いたら、ひっくり返して海苔の方に具を置きます。黒い海苔を食べる習慣がないアメリカで生まれた寿司ネタならではです。 なお、劇中でサマンサが出来上がったカリフォルニアロールを盛り付けたのはなんと自分の裸体の上。勇気があるあなたはサマンサ風の盛り付けにもチャレンジしてみてください。

『ゴッドファーザー』のミートボール

マフィアの社会を克明に描いてヒットしたシリーズの第1作です。物語の中心はマーロン・ブランド演じるドン・ヴィトー率いるイタリア系マフィアのコルレオーネ一家。アル・パチーノ演じる一家の三男マイケルだけは、堅気な人生を送ろうとしていたしていました。しかし、敵対するファミリーにドンが襲撃されたことにより、彼は報復を決意します… コルレオーネファミリーを支える幹部の中でも古参なのが、リチャード・カステラーノ演じるクレメンザ。一見美味しそうな料理とは無縁に見える本作ですが、料理が得意な彼がマイケルにあるレシピを教えるシーンが登場します。

ミートボールのレシピ

クレメンザが作るのはミートボール。日本人にはお弁当のおかずのイメージが強いミートボールですが、クレメンザのレシピは豪華な一品です。ミートボールのタネの作り方はハンバーグと同じ。そのタネを俵型でなく、丸く成形し、ニンニク入りのトマトソースで煮込んだらクレメンザのミートボールの完成です。 クレメンザは煮込む際に赤ワインと砂糖をひとつまみ、そしてそこにソーセージを入れるのがポイントだと語ります。肉にさらに肉を入れるとは、マフィアらしい豪快なレシピですね。

映画飯、挑戦して見ませんか?

あなたの印象に残った料理は登場したでしょうか? いずれのレシピも、簡易的にご紹介しました。実際に作る際には、参考サイトを参照の上失敗しないようにしてくださいね。