話題のゾンビ映画『カメラを止めるな!』のあらすじ・キャスト・上映館は?【前代未聞の37分ワンカット!】

2018年5月17日更新

ENBUゼミナールから生まれた話題のゾンビ映画『カメラを止めるな!』。37分にも及ぶと言われるワンシーン・ワンカットなど、前代未聞の野心作についてご紹介します!

ENBUゼミナールが放つ話題沸騰のゾンビ映画『カメラを止めるな!』

俳優や監督を養成する映画専門学校「ENBUゼミナール」が開催するワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として放たれた作品が『カメラを止めるな!』です。 山奥でゾンビを題材にした自主製作映画を撮影するクルーの様子を追った前半と、本物のゾンビに襲われる死闘を描いた後半で内容が大きく異なるという野心に満ちた作品です。 なんと言っても大きな話題をよんでいるのが、37分にも及ぶと言われるワンシーン・ワンカットで撮影した壮絶なサバイバルシーンです。 これまでの映画にはなかった前代未聞の異色作『カメラを止めるな!』について詳しくご紹介します!

『カメラを止めるな!』の内容・あらすじは?

山の奥深くにあるさびれた廃墟でゾンビ映画の撮影をしている自主製作映画のクルー。ワンマンな監督である日暮の要望はどんどんエスカレートしていき、なかなかOKを出さずにテイクは42を数えていました。 そのとき、撮影クルーをなんと本物のゾンビが襲います。周囲が騒然とする中、リアリティーを追求する日暮監督だけは大興奮のあまり喜々として撮影を続行し、一方でクルーのメンバーたちは次々とゾンビ化していくのでした。 はたして日暮監督はじめクルーたちはどんな結末を迎えるのか……?前半と後半で趣きが異なるばかりか、おぞましいゾンビの襲来という思わぬ恐怖とコミカルな人間模様がなんとも言えない異様な雰囲気を醸し出すエンターテインメント作品です。

キャストはほとんど無名の俳優たち!

カメラを止めるな!

キャストはオーディションによって選ばれた商業映画ではほぼ無名の俳優たちばかりです。彼らのリアルでフレッシュな存在感が本作の大きな魅力の一つであることは言うまでもありません。 主人公ともいえる日暮監督を演じる濱津隆之は、芸人やDJなどを経験したのち2011年から役者活動をスタートさせました。乃木坂46のPVなどで知られる今泉力哉監督の舞台や短編映画への出演経験があります。 その他、劇団東京乾電池所属のしゅはまはるみ、岩井俊二プロデュースによる『FUKUSHIMA DAY』で主演経験のある長屋和彰、上田慎一郎監督作品ではおなじみの秋山ゆずきらが名を連ねています。

監督・脚本・編集を手掛けたのは期待の新鋭・上田慎一郎

監督および脚本と編集を手掛けたのは、本作が劇場長編映画デビューとなった期待の新鋭・上田慎一郎です。1984年生まれの滋賀県出身で、中学生のころから自主製作を続けながら独学で映画を学びました。 2010年には自ら映画を製作するための団体「PANPOKOPINA」を結成し、2016年までの間に『恋する小説家』や『彼女の告白ランキング』など複数の自主短編映画を発表しています。それら作品は国内外の映画祭で20におよぶグランプリ含む46の賞に輝くなど、自主映画界では知る人ぞ知る逸材でした。 本作に先立つ2015年公開のオムニバス映画『4/猫』の中の「猫まんま」が商業映画デビュー作です。妻のふくだみゆきも同じ仕事をしており、妻の監督作ではプロデュース業も手掛けています。

国内のみならず海外でも絶賛されている『カメラを止めるな!』

カメラを止めるな!

映画『カメラを止めるな!』は2018年3月に開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で観客賞に相当するゆうばりファンタランド大賞を受賞しました。日本映画界を代表する本広克行監督や犬童一心監督らも絶賛のコメントを寄せています。 高評価は国内に留まらず、イタリアで開催された「ウディネ・ファーイースト映画祭」で1位に僅差の2位にあたるシルバー・マルベリー賞を受賞しました。上映後にはスタンディングオベーションが起こるなど、思わぬ台風の目となりました。 その後も「ハンブルグ日本映画祭」など海外における上映の機会が増えており、ますます注目が集まっています。

『カメラを止めるな!』の劇場公開情報!

『カメラを止めるな!』は2017年11月に「シネマプロジェクト」第7弾作品として、もう一作と共に6日間だけ先行上映されました。連日ソールドアウトの上、最終日には長蛇の列ができるという異例の大反響をみせます。 その後も再公開を望む声が収まらず、いよいよ2018年6月23日より単独での劇場公開が発表されました。新宿k's cinemaと池袋シネマ・ロサの2館が決定しており、その後も全国規模での上映が計画されています。 日を追う毎に評価と注目が高まっているゾンビ映画『カメラを止めるな!』。チャンスがあればぜひこの機会に劇場で鑑賞することをおすすめします!