2018年7月16日更新

マグニートー【映画に学ぶリーダーシップ第3回】

悪のミュータント集団、ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツを率いて、X-MENの宿敵として君臨するマグニートー。悪役ながらリーダーとして学ぶべき要素を多数持っています。そんな悪役から学べるリーダー論を紹介します。

X-MENの宿敵マグニートーに学ぶ!

X-MENの宿敵として、初代から彼らと戦ってきたマグニートー。悪のミュータント集団であるブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツを率いるリーダーです。 彼からは、組織を率いる魅力的なリーダーとしてあるために、学ぶべき要素が沢山あります。そんな悪役から学べるリーダーのあり方をご紹介します。

マグニートーはどんな人物?

まずはマグニートーの基本的なプロフィールをおさらいしましょう。 出生時の名前はマックス・アイゼンハート、1920年代の末期にユダヤ人の家系に生まれます。ナチスの興隆により一家は迫害を受け、両親と姉妹は収容所で処刑されてしまいました。 生き延びたマックスは収容所で出会った女性マグダと脱走し、ウクライナで暮らしていました。二人の間には娘も生まれましたが、マックスの特殊能力に気づいた群衆が娘ごと彼の家を焼き払ってしまいます。この時、マックスことマグニートーのミュータントとしての力が本格的に目覚めました。 怒りに狂ったマグニートーは群衆を殺し、街の一部を破壊します。その後、同じようにひどい目にあっているミュータントを目にした彼はあることを決意します。それは、ミュータントが平和に暮らせる世界を作るということでした。しかし、その方法として、マグニートーは悪の道を選んだのです。 ちなみにミュータントとしての彼は、磁場を形成したり操ることができるという特殊能力を持っています。。

マグニートーに学ぶリーダーシップ

それではマグニートーから学ぶことができる、リーダーに必要な要素を見ていきましょう。

強い信念を持つ

ユダヤ人、そしてミュータントとして迫害を受けた過去を持っているマグニートー。彼を突き動かすのは”ミュータントが人類より優れており、人類を支配する存在だ”という強い信念です。その信念の元、ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツを結成し、ミュータントにとって住みやすい世界を作るために活動しています。 チームを率いる存在にはカリスマ性が必要です。仮にリーダーの考え方がブレブレで、発言や言動にムラがあった場合、部下たちは本当にこの人に付いて行って大丈夫なの?と疑問を抱いてしまうでしょう。

時にライバルと協力する

マグニートーと対立し、マーベルユニバースで正義のミュータントとなっているのがX-MENです。そのX-MENを率いているのはチャールズ・エグゼビアことプロフェッサーX。マグニートーと彼は、いわば正義VS悪の強いライバル関係にあたります。 実はマグニートーとプロフェッサーXは、昔からの知り合いです。マグニートーはそんな友人でもあるプロフェッサーXを敵ながら尊重しています。時に共闘し、プロフェッサーXが抱える新人ミュータントの育成すら手伝ったこともあります。 プロフェッサーXはやり方は違えど、“ミュータントの為に良い世界を作りたい”という信念は同じです。ライバルだけど同じ思いを持つ相手を、毛嫌いするばかりでなく思いやる心を持つことが、寛大なリーダーには必要です。

子供心を忘れない

チームを厳格に統べるのもリーダーの務め。しかし、堅苦しくてとっつきにくいばかりだと、部下も離れていってしまいます。時には子供のように振舞って、無邪気な一面を見せた方が人として魅力的なのではないでしょうか。 マグニートーは、実は自ら作った人工ヒューマノイド“アルファ”により幼児化してしまったことがあります。その後無事に元に戻ることができましたが、子供の状態の時は、なんとプロフェッサーXの元恋人に面倒を見てもらったというエピソードもあります。 そんなマグニートーの意外な一面は、彼をより魅力的なキャラクターとしています。

尊敬できるリーダー、マグニートー

理想の世界を求めて、X-MENと時に戦い、時は協力も惜しまないマグニートー。マーベルユニバースでは悪役ですが、リーダーとして参考にしたい点は多々ありますね。 ですが唯一、破壊行為だけは真似しないようくれぐれもお願いします。