2018年7月21日更新

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3』のジェームズ・ガン監督が解雇!過去のツイートが問題に

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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズをヒットに導いたジェームズ・ガン監督が、シリーズの第3作の監督を解雇されたことが判明しました。製作元のディズニー社が、監督の過去の発言を問題視したようです。経緯をまとめています。

ジェームズ・ガンが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」第3作の監督から解雇される……!

過去の過激なツイートが問題視され、解雇が決定

マーベル・スタジオが世界に誇る大ヒット映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ。2020年公開予定のシリーズ第3作目の映画を待ちわびるファンも多い中、衝撃のニュースが飛び込んで来ました。 同シリーズを大ヒットに導いた人物で、第3作目も監督を務めることになっていたジェームズ・ガンが、ディズニー社によって監督の務めをクビになったのです……! ウォルト・ディズニー・スタジオの会長であるアラン・ホルンが、その旨を以下のようなコメントで発表しています。 「ジェームズのツイッターアカウントから見つかった彼の攻撃的な態度や声明は、決して擁護できるものではなく、また、我々ディズニー・スタジオの企業価値にそぐわないものです。よって、我々は彼とのビジネス関係を断つことにしました」 米ニュースメディアのDeadlineやVarietyなど、多くのメディアが報じているところによると、クビになった理由はジェームズ・ガン監督のTwitter上での過去(2008年ごろ)の発言。エイズや過去の虐殺などをネタにしたように見えるものもありましたが、「小さい男の子に変なところを触られるのが好き」「レイプされて一番良いのは、された後、"気持ちいい、これはレイプじゃない!"と思えること」などのツイートが、とくに問題視されたようです。 該当のツイートはすでに削除されていますが、2018年7月現在、ツイッター上では多くのユーザーによる批判のコメントや擁護するコメントが飛び交っています。

トランプ大統領の擁護派が画策?

Deadlineが報じたところによると、2008年ごろのツイートが今になって物議を醸すことになったのは、近年のジェームズ・ガン監督による、トランプ大統領への批判が根本的な原因ではないか、とされています。 そもそものツイートの内容自体、ブラックジョークだと簡単には言い難いものではあります。しかしそのツイートを探し出し、取り立てて批判の渦をつくりだしたのはマイク・セルノヴィッチなどの、右翼派であり親トランプ大統領であるコメンテーターたちだったのです。 近年のジェームズ・ガンは、ツイッター上でファンとの交流も楽しみながら、トランプ大統領への痛烈な批判も発することが目立っていました。そうした態度が標的にされる要因となった、という可能性もあるのかもしれません。

ジェームズ・ガンは解雇を受け入れ、謝罪のコメントを投稿

ジェームズ・ガン
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Varietyが報じているジェームズ・ガン監督のコメントは以下のようなものになっています。 「どれだけ時間が経っているかにかかわらず、私は今回のビジネス的な判断を理解しているし、受け入れています。何年前であっても、私の行いの責任はすべて私にあります。いまできるのは、心からの誠実な後悔の気持ちを示すこと以上に、より良い人間になることです。それは受け入れ、理解し、平等性を重んじることであり、公の場での発言や自分の責任に思慮深くなるということです。業界にいる人々をはじめ、みなさんに心から謝罪します。みなさんへの愛を込めて」 これだけでなく、ジェームズ・ガン監督はツイッター上でも深く、謝罪の意と、釈明のツイートを投稿しています。

上記のツイートをはじまりとして、ジェームズ・ガンは5回に分けてコメントを投稿しました。 「私が今のキャリアを歩み始めた頃を知っている人たちなら知っているでしょう。私は自分を、ひどく、タブーのようなことを冗談めかして言ったり、そういう映画を撮ってきた人だと思います。ですが何度も公に議論したりするにつれて、私は人として成長できました。私の仕事やユーモアの力も同じです。」 「良くなったとは言いませんが、私は数年前に比べてほんとうに、ほんとうに変わりました。今では、怒りなどではなく愛情とつながりを大切に、仕事を遂行するように努力しています。ショッキングなことだけで反応をもらおうとする、なんて日々はもう終わったんです」 「過去に、私の冗談で傷つけてしまった人へ謝罪したことがあります。心から申し訳ないと感じましたし、その謝罪の言葉に偽りはありません」 「お伝えしておきたいのは、私がひどい冗談を言っていたとき、それはやりたくてやっていたわけではありません。この発言が少し違和感のあるものだということはわかっていますが、それでも、私はここでそう言い残します」 「どちらにせよ、これはまぎれもない事実です。私はかつて攻撃的なジョークをやたらと言っていました。今はしていません。自分の過去を自分で責めることはしませんが、私は今の、人間としての自分、クリエイターとしての自分が好きです。すべての人に愛を込めて」

今後、どうなってしまうのか?

結果として、ジェームズ・ガンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3 (仮題)』の監督から身を引くこととなりました。第3作目の脚本は彼が手がけていましたが、果たして予定されていた作品は、MCUは今後どうなっていくのでしょうか?また、ジェームズ・ガン本人は今後、どのように活動していくのでしょうか? 今回の一報が世界に与える衝撃は大きそうです。