2018年8月2日更新

キャストの嘆願も虚しく、ディズニーはジェームズ・ガンを再雇用しない見通し

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連日メディアを賑わせている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3』ジェームズ・ガン監督の解雇劇。復帰の声も虚しく、ディズニー社は彼の再雇用はしない見通しであることが報じられました。

キャストの嘆願も虚しく、ディズニーはジェームズ・ガンを再雇用しない見通し

連日、アメリカをはじめ、世界中の映画ファンをざわつかせている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3』ジェームズ・ガン監督の解雇。 メインキャストを務めるメンバーからは彼の復帰を願う嘆願書までもが発表されましたが、どうやらディズニー社は彼の再雇用はしない見通しであることが報じられました。 キャストによる嘆願書や、世界中のファンの声からも感じられる、ジェームズ・ガンへの圧倒的な支持には目を見張るものがありましたが……今回の続報により、厳しい現実が判明しました。 米ニュースメディアVarietyによると、問題となったジェームズ・ガン監督のツイートの内容はあまりにもひどく、それはこの時勢における、ディズニー社の家族的で親しみやすいイメージとかけ離れており、非常に重たい現実として残っているようです。 とくに、「小児愛やレイプ、エイズ、ホロコーストなどシビアな社会問題にもつながる事柄をネタにした投稿は許しがたい」というのが全社的な見解であるとも言われています。 またメインキャストであるクリス・プラットやゾーイ・サルダナは、監督の復帰がないのであれば出演しないという姿勢を見せており、ディズニー側もそれは認識している模様。しかしながら、こちらも現実的な話になりますが、キャストと製作サイドとの間には、「出演契約」が存在しており、もしもそれを拒否するということであれば、法的な手段に転じるほかないことになってしまいます。 ちなみに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーも出演している『アベンジャーズ4 (仮題)』はすでに撮影が完了しているため、本件の影響を受けることはなさそうです。

ディズニー社はジェームズ・ガンに代わる新たな監督を検討中

ガーディアンズオブギャラクシー
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こうした現実問題を携えながら、事態はさらに進んでいます。Varietyの一報によれば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3』は正式な公開日などもまだ発表していないこともあり、ディズニー社は公開日の延期も念頭に置きながら、ディズニー社はジェームズ・ガンに代わる監督を検討しています。 うわさの段階ではありますが、候補としてMCUの幕開けを飾った映画『アイアンマン』のジョン・ファヴロー監督、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で絶妙なコミカルさを演出したタイカ・ワイティティ監督、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』を監督し、多数のヒーローを登場させながら見事なバランスを演出したルッソ兄弟などが挙げられています。 あまり知られていることのなかった作品をこれだけの規模の映画に仕上げたジェームズ・ガン監督の手腕は、世間の評価が証明しています。彼の代わりとなる存在というのは、そう簡単に見つかるものではないでしょう。 今後の動きにも、まだまだ注目が集まりそうです。