2018年9月3日更新

全米がブーイング!最低評価のパペット・コメディ映画に注目が集まる

©SONY PICTURES ENTERTAINMENT

前評判の高かった『セサミストリート』のパロディのブラック・コメディ映画『The Happytime Murders (原題)』が興行収入で大失敗し、あらゆる批評家から酷評されています。はたして挽回できるのでしょうか?

『セサミストリート』のパロディ映画『The Happytime Murders (原題)』が悲惨なことに

She’s flesh. He’s felt. Both are out for justice in #HappyTimeMurders.

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アメリカで公開されたばかりのコメディ映画、『The Happytime Murders (原題)』の評価が散々だと話題になっているようです。 本作は、人間とパペットが共に暮らすロサンゼルスを舞台に、子供向けテレビ番組「The Happytime Gang」の出演者であったパペットが殺害され、メリッサ・マッカーシー演じる刑事コニーと元ロサンゼルス市警の私立”パペット”探偵フィルが事件を追うというストーリー。 「世界で三番目に稼ぐ女優」とも呼ばれ、『スパイ』『ゴーストバスターズ』への出演で知られるメリサ・マッカーシーを主演に抜擢。さらにアメリカのテレビ業界における重鎮で『セサミストリート』の生みの親が起ち上げたジム・ヘンセン社が制作に関わり、STXエンタテインメントが配給しています。 本作は、上記とは別団体である『セサミストリート』の制作会社が、本作の宣伝用キャッチコピー「ノー・セサミ、オール・ストリート(No Sesame, All Street)に激怒し訴訟を起こすも、『セサミストリート』の制作会社側が敗訴するという「プロレス」じみた裁判があり、この出来事も含めて話題性は十分でした。

興行の失敗と批評家からの酷評

ところが、フタを開けてみれば公開後3日間の収入が制作費のおよそ4分の1の約1,002万ドルという絶望的な数字であり、The New York Times、Vanity Fair、The Guardian、The Hollywood reporter 、Indiewire等の主要な批評家からは酷評の嵐です。 キレのある罵倒が有名なローリング・ストーンズ紙の批評家ピーター・トラヴィスは、五つ星中星一つを与え、以下のようにコメントしています。

「数人の批評家連中は今年最悪の映画だと断じているが、そんなことはない! 連続”殺人形鬼”がロサンゼルスに放たれるR指定のこの映画は、ここ十年でも最悪の映画だ。」 「(本作の)そびえ立つ神がかったクソさは映画芸術への罪悪だとまでは言わないが、これを見る観客は二時間の地獄を味わうために金をドブに捨てることになるだろう。」

ここまで酷評されると逆に観たくなってしまう人も少なくないはず。日本公開は難しいかもしれませんが、STXの作品はこれまでNetflixでも配給されてきたので、どこかで観られる日もあるのではないでしょうか?楽しみに待ちましょう!