2023年11月1日更新

漫画『呪術廻戦』全巻あらすじをわかりやすくネタバレ解説!最新の考察要素や魅力もまとめて紹介

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呪いと戦う少年少女の戦いを描く『呪術廻戦』。毎週気になる展開の連続で、今や『週刊少年ジャンプ』の看板漫画の1つと言える作品です。2023年からは2期が始まり、作中屈指の人気エピソードである「懐玉 玉折編」も映像化されています。 今回はそんな『呪術廻戦』の最新話までのあらすじを、編ごとに分かりやすく解説していきます!

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【あらすじ①】高専入学編(原作1~4巻、アニメ1期・第1クール)

時期 2018年6月〜9月
中心人物 虎杖悠仁 ……主人公。特級呪物・両面宿儺の指を飲み込み受肉。秘匿死刑の執行猶予として呪術高専へ転入。 ■五条悟 ……呪術高専教師。虎杖を高専へ転入させる。 ■伏黒恵 ……呪術高専生徒。両面宿儺と戦闘。
主な敵 両面宿儺 ……虎杖を乗っ取ろうとする。 ■真人 ……吉野順平を利用して学校を襲撃。

「両面宿儺」を飲み込んだ虎杖の選ぶ道

呪術廻戦

運動神経が常人離れしている高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、育ての親である祖父の「お前は強いから人を助けろ」という遺言を重く受け止めていました。 そこに伏黒恵(ふしぐろめぐみ)という青年が現れ、凶悪な呪いの王・両面宿儺の指を返せと虎杖に言います。しかし、虎杖はその呪物をオカルト好きな先輩に渡してしまっていました。伏黒は呪物の回収をしに学校に向かいますが、呪物の呪いはすでに解け、学校は宿儺の指に群がる呪いだらけになってしまっています。 苦戦を強いられる伏黒。そこに駆けつけた虎杖は伏黒に「呪いを倒せるのは呪いだけ」という事実を聞き、宿儺の指を飲み込み自らが呪いとなることで、危機を脱することに成功しました。 最強の呪い・宿儺になってしまった虎杖には2つの選択肢があると語る最強の呪術師・五条悟(ごじょうさとる)。それは「今すぐ死ぬ」か「20本ある宿儺の指を全て飲み込んでから死ぬ」かです。虎杖は祖父の遺言を胸に、最強の呪いとともに心中する覚悟を決めるのでした

早速主人公死亡!?

呪術廻戦

虎杖は伏黒、虎杖そしてもう1人の高専1年生・釘崎野薔薇(くぎさきのばら)とともに、特級呪霊に占領された少年院の人間救出に向かいます。あくまで人間の救出が任務内容でしたが、遭遇した特級呪霊のあまりの強さに固まってしまう伏黒と虎杖。 そんな中虎杖はある作戦を思いつきます。それは虎杖が宿儺と入れ替わり、宿儺に呪霊を倒させるというものです。そして虎杖と入れ替わった宿儺は、特級呪霊を瞬殺しました。 しかし宿儺が呪霊を祓っても、虎杖は入れ替われません。宿儺はこれを好機とばかりに、虎杖の心臓を抜き取り、虎杖を人質に取った上で伏黒に襲いかかります。応戦する伏黒ですが、やはり歯が立たず殺されそうになってしまいました。そこで虎杖は自ら宿儺と入れ替わることで、伏黒を助け命を落とします。 虎杖は死後宿儺に、条件を飲めば生き返らせてやると打診されます。そして誰もが死んだと思った虎杖は、復活を遂げたのでした。それからは非力な虎杖を育てるため、五条による秘密の修行が始まります

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呪霊・真人の暗躍

呪術廻戦

街では映画館で変死体が出るという、奇妙な事件が起こります。目撃者は吉野順平(よしのじゅんぺい)という少年1名。これを呪霊の仕業だと断定し、虎杖は呪術師の七海建人(ななみけんと)とともに調査を開始します。 そこに現れる呪霊。難なく倒す虎杖と七海ですが、そこで七海はあることに気付きます。七海らが倒したのは、呪霊ではなく異形の姿に変えられた人間だったのです。 その頃順平は事件の犯人である呪霊・真人(まひと)と、コンタクトを取っていました。元々人間を嫌い不登校だった順平は優しく自分を認めてくれる真人の考えに賛同し、真人とともに学校を襲ってしまうのでした。 順平は学校にやって来た虎杖と対峙します。毒の術式を使う順平は毒の効かない虎杖に苦戦を強いられますが、そこに登場する真人。虎杖との間に絆が芽生えていた順平は、真人に虎杖を殺さないように訴えますが、真人は魂の形を変えることで生物を異形に変える「無為転変」によって順平を異形に変えてしまいました

真人との決着

呪術廻戦

真人の裏切りによる順平の死に本気でブチギレ、殺意を丸出しにする虎杖。魂の形を操ることで相手に大ダメージを与え、自分のダメージを無効化する真人ですが、宿儺が住み着いている虎杖にはどちらも効きません。 真人は奥の手として七海を術式必中の領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」に閉じ込めます。最期の覚悟を決める七海ですが、領域に虎杖が自ら飛び込むことで魂を触ったことが宿儺の逆鱗に触れ、七海と虎杖は真人に重症を負わせながら生還することに成功します

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【あらすじ②】姉妹校交流会編(原作4~8巻、アニメ1期・第2クール)

時期 2018年9月〜10月
中心人物 ■東京校の生徒たち ……生存していた虎杖を迎えて打倒京都校を目指す。 ■京都校の生徒たち ……交流会中の虎杖殺害を計画。
主な敵 ■真人 ……交流会に乱入して特級呪物を強奪。 ■花御・壊相・血塗 ……真人とともに登場し、戦闘で死亡。

呪術高専京都校との対抗戦開幕

呪術廻戦

舞台は姉妹校交流会に。同会は毎年開催されている、呪術高専東京校vs京都校の対抗戦。この年は東京校で行われることに。東京校は3年生が停学中とのことで、1・2年が参加します。 2ヶ月間その生存が秘匿されていた虎杖は、五条の提案でサプライズ登場。東京校メンバーへのプレゼントとして大きな箱の中から虎杖が飛び出しますが、ドンズべりの結果となりました。 そんななんとも言えない空気の中始まった交流会。フィールドに放ってある呪霊を先に祓った方の勝ちというルールで始まった、対抗戦1回戦。まず対峙したのが虎杖と、京都校のエース・東堂葵でした。 東堂の圧倒的な強さに、虎杖は為す術なくボコボコに。こんなものかと立ち去ろうとする東堂ですが、それでも立ち上がる虎杖を見て女のタイプを尋ねます。 これに虎杖は「尻と身長のデカい女の子」と答えました。東堂は自分と全く同じ回答をする虎杖に、言い知れぬ“親友感”を感じます。そして東堂は虎杖に強くなるための修行をつけるのでした。 パンダvs究極メカ丸(アルティメットメカマル)、釘崎vs西宮桃(にしみやもも)、禪院真希vs禪院真依(ぜんいんまい)、伏黒vs加茂憲紀(かものりとし)など各々呪術師同士で死闘を繰り広げていきます。

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現れるはずのない特級呪霊が……?

呪術廻戦

三輪霞(みわかすみ)に圧倒的な実力で勝利した狗巻棘(いぬまきとげ)の前に、ターゲットの呪霊が現れます。構える狗巻ですが、全貌が見えるとすでに瀕死の呪霊。そして後ろから真人や夏油傑と行動をともにする、特級呪霊が姿を見せます。 突如対抗戦に現れた特級呪霊・花御(はなみ)と対峙する狗巻、伏黒、加茂の3人。狗巻の声で動きを止め、2人が攻撃して逃げるを繰り返す3人ですが、花御の異常な頑丈さの前には大したダメージも与えられません。 そこに真希も合流するも歯が立たず遂に絶対絶命かと思われた4人でしたが、間一髪で虎杖と東堂が現れ、花御との戦闘は2人が引き継ぐことになりました。 花御との戦いに苦戦する虎杖ですが、東堂は手を貸しません。東堂は虎杖の進化に必要不可欠な、選ばれた術者のみ偶然放つことがある「黒閃」を放てなければ、虎杖が死のうと手を貸さないと言います。 最初は怒りに任せて攻撃していた虎杖ですが、東堂に気持ちはわかるが今は怒りは忘れろとアドバイスを貰い、集中を高めることで「黒閃」を放ち花御に大ダメージを与えることに成功しました。 そのままの勢いで東堂の術式とのタッグで花御を追い詰める虎杖。しかし花御に領域を展開されそうになり万事休すといったところで、五条先生が現れ圧倒的な強さで花御を吹き飛ばしてしまうのでした

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交流会その後

呪術廻戦

交流会襲撃の隙に呪胎九相図などの特級呪物を回収していた呪詛師軍団の中心メンバー・夏油(げとう)、漏瑚(じょうご)。夏油らは高専から奪った呪胎九相図の脹相(ちょうそう)、壊相(えそう)、血塗(けちず)を、受肉してしまいました。 その頃マンションのエントランスや玄関での呪霊による刺殺という事件が相次いで起こります。被害者は同じ中学校に通っていたと断定され、中学校に調査にくる虎杖ら高専1年生の3人。 話を聞くと被害者は全員ある橋で肝試しをしたことがあり、それが関係あるのではないかということ、そして伏黒の姉もそこで肝試しをしたことが判明します。 一気に青ざめる伏黒。放って置けない伏黒は、その日の夜のうちに橋の呪霊の討伐を決行しました。そして伏黒と離れ離れになった釘崎、虎杖の前にお遣いに出かけていた壊相と血塗が姿を現します。 壊相と血塗を追い詰める2人。しかし虎杖はお互いがお互いを思いやる気持ちや助けを乞う表情を目の当たりにし、複雑な感情をみせながらも釘崎とともに2体の呪霊を祓うのでした

【あらすじ③】五条・夏油過去編(原作8~9巻、アニメ2期・第1クール)

時期 懐玉編:2006年春 玉折編:2007年8月
中心人物 五条悟・夏油傑 ……高専生として天内理子護衛任務に就く。 ■天内理子 ……天元様と同化する体質を持つ少女。
主な敵 伏黒甚爾 ……伏黒恵の父で天内理子の命を狙う術師殺し。

五条と同級生の夏油

呪術廻戦

8巻は最強の呪術師であり、伏黒や虎杖の先生でもある五条悟の過去編です。 任務に手間取る呪術師を救出する五条と五条の同級生であった夏油。2人がいつものように教室で喧嘩していると、担任の夜蛾から「少女の護衛と抹消」の任務につけと指令が出ます。矛盾した任務内容に疑問を持つ2人ですが、天元様が自我を保つため体を捧げる少女の護衛だと聞き納得しました。 時を同じくして少女の命を狙うグループが、ある男に殺しの依頼をしています。その男の名は伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)。伏黒恵の父です。甚爾は恵にも関心がなく、ろくに仕事もしない完全なダメ親父でした。しかし腕だけは超一流。こうして甚爾は裏で少女の命を奪うため、準備を進めていきます。

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五条悟死亡!?

呪術廻戦

その頃五条と夏油はターゲットの少女と付き人を抱えて、少女の命を狙う輩を余裕で何人も倒していきます。そして遂に任務終了の日になり、高専に帰ってくる五条達。高専に入り安心したその時、五条の体を突如現れた甚爾の刃が貫きました。 呪力を持たない代わりに常人離れした身体能力を授かる「天与呪縛」の力と、術式解除の力を持つ特級呪具で五条は体と頭をめった刺しにされ地面に倒れました。 甚爾は五条に先に行くようにと言われた夏油と少女を追ってしまいます。そして少女の頭を打ち抜き殺害し、夏油をも余裕で倒した後に、少女の遺体を依頼主に届けに行くのでした。 依頼主に遺体を受け渡した甚爾を待っていたのは、確実に殺したはずの五条。 五条は致命傷を死の瀬戸際で会得した「反転術式」によって再生していたのです。その後の戦闘で五条は順転と反転を衝突させる虚式「茈」を編み出し、甚爾に勝利することで「最強の術師」となったのでした。

「呪詛師」への道を歩んでしまう夏油

そして辛うじて命は助かった夏油はというと、元々持っていた「呪術は非術師を守るためにある」という信念に疑問を持ち始めます。そんな中夏油はある任務で術師が非術師に理不尽な扱いを受けているのを目撃し、彼の中で何かが崩れ去りその村の村人を全員殺害するという事件が起こります。 こうして夏油傑は、呪詛師となってしまうのでした

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【あらすじ④】渋谷事変・前編(原作10~14巻、アニメ2期・第2クール)

時期 2018年10月31日
中心人物 ■五条悟 ……封印具にて封印される。 ■虎杖悠ニ ……大量の宿儺の指を食べさせられ自我を失う。 ■伏黒恵 ……復活した父と対戦 ■釘崎野薔薇七海建人など
主な敵 夏油傑 ……渋谷事変を企てる。 ■伏黒父 ……息子と戦闘後に自害。 ■漏瑚・宿儺・真人など

ハロウィンの渋谷で起こった事件、漏瑚らの目的は?

呪術廻戦

2018年10月31日。人の海と化したハロウィンの渋谷で、人が帳に閉じ込められるという事件が起こります。数人で1組の班に分かれ問題の解決を図る虎杖ら呪術師達ですが、帳の中の非術師達が五条を呼んでいるという情報が入ります。 様々な情報から犯人は夏油らだと断定し、五条は要求通り人で溢れかえる封鎖された駅のホームに降りました。 そこにいたのはやはり漏瑚、花御、脹相達です。漏瑚は夏油から「五条が1番力を発揮するのは1人の時だ」と聞いており、五条が領域を展開できないように人混みの中におびき出したのでした。 五条は花御を瞬殺し、渋谷に送り込まれた1000体の改造人間を葬るため、非術者に後遺症が残らない「0.2秒」のみ領域展開しました。そして五条は5分足らずで改造人間1000体を殺すことに成功します。 しかし漏瑚らの狙いは五条を殺すことではなく、人間世界転覆のため呪術師最強の五条を封印することでした。

封印された五条と伏黒甚爾の復活

呪術廻戦

最強の封印具「獄門彊」は、封印相手を1分間留める必要があります。五条を1分間留めることは容易くはないですが、五条の前に死んだはずの夏油の姿で偽物が現れ、頭の中に夏油と過ごした3年が蘇ることで、脳内で時間が経過し五条は封印されてしまうのでした。 五条の封印を知った術師達は、作戦を大幅に変更し各々の任務を遂行します。虎杖達は術師を入れないための帳を壊すため、張っている呪詛師を見つけ出しました。苦戦を強いられながらも1人の呪詛師を倒す虎杖と伏黒。しかし猪野が戦う降霊術を使う呪詛師は、とんでもない霊を降ろしてしまいます。 降霊術を使う呪詛師・オガミ婆が降ろしたのは、五条を死の瀬戸際まで追い詰めたあの伏黒甚爾でした。甚爾は猪野を一瞬でボロボロにしますが、肉体が強すぎて呪詛師の命令すら聞かない状態でした。そのため甚爾はオガミ婆さえも倒し、完全復活を遂げてしまうのです。

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それぞれの戦闘

呪術廻戦

その頃別の場所で釘崎は、伊地知を刺した呪詛師と交戦中でした。苦戦を強いられる釘崎ですが、そこに七海が登場します。 七海は呪詛師を圧倒し仲間の位置と人数を何度も聞きますが、本当に知らない呪詛師は答えようがなく、一方的に殴られ続けます。釘崎はそれを見て1級呪術師の強さを、改めて思い知らされるのでした。 また虎杖は脹相と対峙。虎杖も防戦一方のまま、脹相の穿血に肝臓を貫かれてしまいました。死の恐怖に怯える虎杖ですが、自分の役目を再度思い出し懸命に闘います。 脹相が虎杖にとどめを刺そうとしたところで、脹相はあるはずのない「虎杖と九相図三兄弟が楽しく過ごす記憶」を見てしまい、動きがとまります。 呪胎から成体となった呪霊・陀艮が、七海、禪院直毘人(ぜんいんなおびと)、真希の前に領域展開をします。そして領域内に入って来た伏黒が真希に呪具を渡したことで、真希が陀艮と戦い始めました。 そんな中自分も領域展開をして陀艮の領域に穴を開けようとする伏黒ですが、ようやくできた穴から甚爾が侵入。甚爾はその場で1番強いと感じた陀艮を一瞬で倒し、伏黒を連れ去り戦闘が始まってしまいます。 甚爾は伏黒を圧倒し殺しかけますが、自分の息子が「伏黒」の性を名乗っていることに安心し、自ら命を断ちました

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宿儺と漏瑚の決戦

呪術廻戦

一方その頃虎杖は、宿儺と菜々子と美々子に宿儺の指を食べさせられています。そして菜々子と美々子は宿儺に夏油を殺してくださいと頼みました。しかし宿儺はこれを拒否し、双子を殺してしまいます。 そこに漏瑚が現れ、呪霊のためにそのまま虎杖の体を奪ってはどうかと提案します。宿儺はこれも拒否しますが、もし漏瑚が自分に1度でも攻撃を当てられれば仲間になると提案し、漏瑚と宿儺の対決が始まりました。 宿儺と激戦を繰り広げる漏瑚。漏瑚と同じフィールドで戦うと、宿儺は炎の術式で技を発動します。決着は火力勝負かと思われた次の瞬間、漏瑚はいつの間にか花御や陀艮のいる死後の世界のような場所にいました。こうして宿儺と漏瑚の対決は宿儺の勝利に終わったのでした。 その後宿儺は「まだやってもらうことがある」と瀕死の伏黒を助け、意識を戻した虎杖と交代しました。そして虎杖は真人を前に、瀕死の七海を発見します。そして自分の目の前で師匠とも言える七海を、殺されてしまいます。それに激昂した虎杖は、真人との直接対決に。

虎杖と真人の再戦! 13巻を

【あらすじ⑤】渋谷事変・後編(原作14~16巻、アニメ2期・第2クール)

時期 2018年10月31日
中心人物 ■虎杖悠ニ ……真人と対峙し勝利。 ■脹相 ……虎杖との血のつながりを察知し加勢。
主な敵 偽夏油 ……真人を食った後、正体を加茂憲倫と名乗り五条を連れ去る。

真人との決戦で釘崎も瀕死に……?

呪術廻戦

時刻は少し遡り、まだ漏瑚が生きていた頃。真人は虎杖探索用に、自分の体を2つに分身していました。現在、その真人の分身は釘崎と対決しています。そして釘崎が「共鳴り」で真人の魂にダメージを与えたことで、本体にもダメージが加わりそこで虎杖がラッシュをかけます。 さらに自分を分裂して逃げる真人。そして真人は「分裂したら相手の魂を変えることのできない」と釘崎に勘違いさせ、彼女の顔に手を伸ばすのでした。 釘崎は死の間際、出身村の部外者を許さない嫌な雰囲気と再会を誓った友との約束を思い出します。釘崎は心の中で友人に別れの挨拶を告げました。そして目の前にいる虎杖に呪術高専の皆に向け「悪くなかった!」と伝言を伝え、釘崎の頭部は吹き飛んでしまいます。 虎杖は度重なるショックな出来事と、呪術師としての在り方に疑問を持ったことで、戦う気力を失っていました。真人にやられるがまま殺される寸前で、駆けつけた東堂が術式を使って助けます。 東堂に同行して渋谷にやってきた新田新(にったあらた)は、釘崎に応急処置を施し、「おそらく死んでいる」としつつも助かる可能性は0ではないと虎杖に告げます

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ついに訪れる真人との決着

呪術廻戦

これに虎杖は自我を取り戻し、呪術師としての復活を果たすのでした。真人は虎杖と東堂との対決に苦戦を強いられます。しかし領域を展開すると、宿儺の逆鱗に触れ殺されてしまうと感じた真人。 そこで彼は五条が行った「0.2秒」の領域展開で、東堂の左手を変形させます。すかさず左手を切断する東堂。そして真人の一瞬の隙をつき、東堂の術式を利用して虎杖は真人に「黒閃」を決めるのでした。 「黒閃」を受けた真人は魂の形を認識し「遍殺即霊体(へんさつそくれいたい)」として完全体に。ピンチに陥った虎杖は、使えなくなっていた「逕庭拳」を発動し、真人に勝利を納めます

偽夏油の正体が明らかに?

そこに登場した偽夏油。虎杖に対して次々と呪力による精神攻撃(?)を浴びせ、真人に手を伸ばします。縋るように手を伸ばした真人を、偽夏油はなんと黒い塊のようなものに捻り変えてしまいました。黒い球の用に変形した真人を手に「続けようか この世界の話を」と言う夏油。 呪霊操術 極ノ番「うずまき」を発動するため、丸めた真人を飲み込んだ偽夏油。呪術高専側からの攻撃を簡単にかわし、脹相と対峙します。 脹相は偽夏油を見るなり、彼の正体を見破りました。ここで遂に、偽夏油は加茂家最大の汚点・加茂憲倫(かものりとし)だったということが判明します。しかし加茂憲倫というのも1つの名前に過ぎないので、彼の本当の正体は未だ明かされていません

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渋谷事変終幕?

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また脹相は自身の術式の影響で、“血の繋がった弟の異変はどこにいても分かる”らしく、生物にとって最大の異変である「死」を虎杖から感じ取っていました。それはすなわち、脹相たちが“血を分けた兄弟”であるということです。 詳細は明らかにされていませんが、脹相たちが時折みた虎杖との記憶と深く関係していることは間違い無いでしょう。 そして脹相が兄として虎杖達に加勢し、偽夏油と裏梅との攻防戦が始まります。裏梅の攻撃「直瀑」により絶体絶命に追い込まれた虎杖。そこに現れたのは、特級呪術師の九十九由基でした。人類の未来、それは“呪力からの脱却”だと言う九十九。それに対し偽夏油は“呪力の最適化”だと言い放ちます。 そして偽夏油の目指す未来は、彼の手から離れた混沌であり、呪力の可能性を引き出すこと。彼は目的の遂行の為、伏黒の義姉である津美紀を含む非術師1000人に真人の術式である「無為転変」を発動します。 虎杖のように呪物を取り込ませた者、術式を所持しているが脳の構造が非術師の者の脳の構造を変え、封印を解いた偽夏油。彼らに殺し合いをさせ、呪力に対する理解を深めてもらうと言い、五条を封印している獄門疆(ごくもんきょう)を手に姿を消してしまいます

【あらすじ⑥】渋谷事変・終幕編(原作16~17巻、アニメ2期・第2クール)

時期 2018年11月
中心人物 ■虎杖悠ニ ……高専を離脱。 ■脹相 ……虎杖と共に行動。 ■伏黒恵 ……遺言により禪院家の次期当主に。
主な敵 乙骨憂太 ……帰国し虎杖死刑執行役を受諾。 ■禪院直哉 ……次期当主の座を逃す。

ついに裏主人公登場!

ついに幕を閉じた渋谷事変。23区はほぼ壊滅状態となり、都内は魑魅魍魎が跋扈(ばっこ)する無法地帯となっていました。場面はコンビニでお弁当を漁る少年のシーン。 呪霊に殺される寸前、少年を救ったのは0巻の主人公・乙骨憂太でした。呪霊が背後から乙骨を捕食しようとすると、呪霊はいきなり爆発してしまいます。その時の乙骨の「駄目だよリカちゃん やりすぎは」という発言から、未だ彼はリカちゃんの力を保持しているかもしれないことが分かりました。 場面は代わり、乙骨は有権者であると見られる老人と対話しています。乙骨が老人に対し「五条先生の教え子とか関係ないですよ 彼は渋谷で狗巻君の腕を落としました」「虎杖悠仁は僕が殺します」と発言したことで137話は幕を閉じました。

乙骨は敵だったのか?

禪院家の当主・禪院直毘人が死亡。次期当主の最有力候補だった禪院直哉(ぜんいんなおや)は、自分が当主になる気満々です。ところが遺言状には、五条の身に何らかの異変が起きている場合は伏黒恵を当主とすると記されていることを知り、彼は怒り心頭。伏黒も虎杖も殺してやると息巻きます。 一方その頃、虎杖は脹相と行動を共にしていました。街に解き放たれた呪霊を討伐する虎杖を、脹相は兄として誇らしげに感じている様子。さらに脹相は虎杖の父親の額にも縫い目があったはずだと言います。虎杖の父は一体誰なのでしょうか? そんな2人の元に現れた禪院直哉は伏黒をダシに虎杖を挑発。戦闘を始めた3人の前に乙骨優太が登場します。虎杖VS乙骨、脹相VS直哉で戦闘開始。乙骨に対し手も足も出ない虎杖ですが、師である七海に託された言葉を胸に、なんとか食らいついていくのでした。 一方で脹相は術式「超新星」を発動し、直哉に勝利。そこに現れたのは虎杖を引きずってきた乙骨でした。奮闘虚しく、虎杖は乙骨に完敗してしまっていたのです。 死んでしまったかのように見えた虎杖ですが、乙骨の反転術式により蘇生しました。やはり乙骨は虎杖たちの敵ではなく、五条に頼まれて上層部を欺くために死刑執行人の命を受けたというのです。乙骨は直哉の治療をする代わりに、彼に虎杖殺害の報告を上げるよう依頼します。

【あらすじ⑦】死滅回游・開幕編(原作17~18巻)

時期 2018年11月〜
中心人物 ■虎杖・伏黒・パンダ ……天元の提案で高専3年がやっている喧嘩賭博場へ。 ■秤金次 ……高専3年。停学中のギャンブラーで喧嘩賭博の元締め。
主な敵 ■羂索 ……偽夏油の本当の正体で黒幕。呪術を与えられた者たちによる殺し合いを画策。

加茂憲倫の仕組んだ殺し合い?

呪術廻戦

虎杖たちの元に伏黒が現れ、高専に戻ろうと提案します。はじめは自分のことが許せず拒否をしていた虎杖ですが、伏黒から「加茂憲倫の仕組んだ殺し合い、“死滅回游(しめつかいゆう)”に姉が巻き込まれている」と告げられました。 高専に向かった虎杖達は、火傷を負って短髪になった真希や九十九由基 と合流。釘崎の生死は未だ不明です。呪胎九相図を回収するため薨星宮(こうせいぐう)に向かうと、そこには全知の術師・天元が待ち構えていました。 天元は偽夏油に取り憑いている呪術師の正体は羂索(けんじゃく)といい、彼の目的は自身と人類の同化であると虎杖達に伝えます。 また進化をした天元は呪霊に近い存在のため、呪霊操術の対象であることを明かしました。九十九と脹相は天元を護衛する為に薨星宮に残ることを決め、残りの4人は五条悟奪還の為、それぞれ単独行動をはじめます。

夜蛾とパンダ

一方その頃、東京高学長・夜蛾正道は呪術協会によって拘束され、完全自立型の呪骸の製造方法を公表するように楽巌寺に迫られます。 楽巌寺に追い詰められ息たえる直前、「相性の良い3つの魂を1つの呪骸にコピーし、互いに観測させる」ことが製造方法だと明かし、「これは私からアナタへの呪いです」と言って息を引き取りました。 そこに駆けつけたパンダは楽巌寺を攻撃することはなく、「だがこれだけは覚えておけ パンダだって泣くんだ」と父を前に涙を流しました。

禪院姉妹、双子としての運命

真希が強力な呪具を手に入れる為に禪院家に戻ります。そこで実の父である禪院扇と対峙する真希と真依。2人は為す術なく扇に袋叩きにされてしまいました。無数の2級呪霊を飼っている懲罰部屋に入れられてしまった2人。気絶中無意識下で、真希は真依からあることを伝えられます。 双子は呪術では同一人物として扱われる、自分がいる限りアンタは一生半端者だと真希に告げる真依。「呪力も何もかも私が全部持っていってあげるから、だから全部壊して」そう告げると真依は息絶えてしまいました。その後、禪院扇を殺害した真希は禪院直哉と対峙します。 直哉の顔面にパンチをお見舞いした真希。その後真希の母親が登場し、直哉の胸部に包丁を突き刺します。彼に関してはまだはっきりと死亡は確認されていませんが、本誌では「炳(へい)」6名、躯倶留隊(くくるたい)21名が死亡したと書かれていました

新たに対峙する相手「秤金次」

伏黒と虎杖は、天元の案内のもと喧嘩賭博会場に足を踏み入れます。目的は喧嘩賭博の元締めにして高専3年の秤金次(はかりきんじ)に会うことです。高専生であることを隠しながら、巧みに秤へと近づいていく2人。 虎杖は出場者として次々トーナメントを勝ち進み、伏黒はパンダと共に隠密行動に徹します。そして遂にモニタールームで監視していた秤が、虎杖を屋上へと呼び出しました。作戦は上手くいっているようでしたが、ここでトラブルが。秤と一緒にいたはずの高専3年、星綺羅羅(ほしきらら)が別行動をしていたのです。 綺羅羅と鉢合わせた伏黒とパンダは敵ではないと説明しますが、綺羅羅は信じてくれません。そして秤にも虎杖が高専の人間だと勘付かれてしまい、虎杖vs秤、伏黒・パンダvs綺羅羅のバトルが幕を開けるのでした。

死滅回游の平定を目指して

真正面から攻撃を受け続ける虎杖に心を動かされた秤は、ようやく虎杖たちの話を聞いてくれることに。秤は虎杖たちの目的である死滅回游の平定に協力する代わりに、自分たちを爪弾きにした呪術協会の規定改定に力を貸すという取引を結びます。 秤たちを仲間に引き入れ、方針が決定。虎杖・伏黒・パンダ・秤の4人がプレイヤーとして参加し、獄門疆の封印を解く手がかりを探しながら、高得点プレイヤーの鹿紫雲一(かしもはじめ)と日車宏見(ひぐるまひろみ)を狙うことに。 パンダと秤が天元から得た「天使」という情報を手がかりに東京第2コロニーへ突入。伏黒と虎杖が第1コロニーへ、綺羅羅が連絡係として結界外で待機という布陣で死滅回游へと挑んでいきます。

【あらすじ⑧】死滅回游・前編(原作18〜22巻)

時期 2018年11月〜
中心人物 ■虎杖悠仁 ……東京第1結界で羽生・羽場や日車と対峙。 ■伏黒恵 ……東京第1結界でレジィ・黄櫨・針・麗美と対峙。 ■乙骨憂太 ……仙台コロニーでドルゥヴ・黒沐死・烏鷺・石流と対峙。 ■秤金次・パンダ ……東京第2結界でシャルルや鹿紫雲と対峙。
主な敵 ■羽生・羽場 ……空中で虎杖を襲う初心者狩りたち。 ■日車寛見 ……死滅回遊の泳者の1人。職業は弁護士。 ■レジィ・スター ……呪詛師の泳者。身体にレシートをまとう奇妙な風体。 ■鹿紫雲一 ……死滅回游の泳者で、400年前から甦った過去の術師。 ■ドルゥヴ・黒沐死・烏鷺・石流・シャルル

ついに始まった死滅回遊

ついに死滅回遊がスタートし、結界の外にいた人間は皆羂索の夢を見ることになります。虎杖たちは「天使」を探すため、手分けしてコロニーを担当。秤・パンダの2人は東京第2、虎杖・伏黒は東京第1を担当することになり、それぞれ結界へと向かいます。 結界の中に1度足を踏み入れたら二度と出られないということをコガネが警告するものの、誰も欠けることなく死滅回遊への参加を果たすのでした。

東京第1結界で対峙する虎杖と日車

甘井の言葉を元に池袋を訪れた虎杖は、劇場の舞台でスーツのまま浴槽に浸かっている日車と出会います。虎杖は彼に「死滅回遊を終わらせたい」と告げるもののすぐに断られ、さらにその場で戦闘がスタート。 天秤のような式神を呼び出した日車は、その直後に領域展開「誅伏賜死」を展開。彼に対して一気に畳み掛けるものの、日車の術式で間違った回答をしてしまった虎杖は、なんと呪力を練れなくなってしまいます。

別の場所では伏黒とレジィの戦いがスタート

麗美の言葉を信じて新宿に向かった伏黒でしたが、そこに居たのは同じく呪術師のレジィ・スター。彼は伏黒の強さをすぐに見抜いて仲間に誘いますが、伏黒は交渉後に断ります。 直後にレジィと麗美と戦闘を開始した伏黒の背後から3人目の術師が忍び寄りますが、伏黒は式神を使役して一瞬で術師を倒すのでした。しかしその隙にレジィが伏黒の玉犬を制圧し、直後に伏黒は大爆発に巻き込まれます。 伏黒は爆発の直前に部屋の中に入ったため致命傷は避けたものの、かなりのダメージを負ってしまいました。

乙骨が降り立った仙台コロニーで複数の戦いが

東京のコロニーよりも熾烈な争いが繰り広げられる仙台コロニーでは、乙骨を中心に4つ巴の戦いが繰り広げられていました。乙骨は91ポイントを所持していた受肉体であるドルゥヴを倒したのち、住民たちを急いで避難させます。 しかしその最中に冬眠から目を覚ました、最悪の特級呪霊・黒沐死(くろうるし)。力を拮抗させていた乙骨と黒沐死でしたが、黒沐死が乙骨の不意をついて絞め殺そうとします。しかし乙骨が黒沐死の口から正の反転術式を送り込んだことで、黒沐死は一瞬で祓われてしまいました。

シャルルや鹿紫雲と戦う秤

秤はパンダとともに東京第2コロニーに乗り込み、そこでまず漫画家のシャルル・ベルナールと対峙します。しかし術式で大当たりを引き当てた秤は、シャルルを圧倒。その後彼は鹿紫雲との戦闘で瀕死の状態になっているパンダのもとへ、急いで駆けつけます。 鹿紫雲の強力な電撃が秤の左腕を吹き飛ばしたものの、なんとそのまま反撃をする秤。再度領域展開をした彼はまたしても大当たりを引き当て、不死身の状態へと突入するのでした。

【あらすじ⑨】死滅回游・後編(原作22巻〜)

時期 2018年11月〜
中心人物 ■禪院真希 ……禪院家を全滅させた後に桜島結界に移動。 ■加茂憲紀 ……真希とともに行動。 ■脹相・九十九由基 ……薨星宮の上で羂索と対峙。 ■虎杖・伏黒・高羽・来栖華 ■五条 ……封印から復活して宿儺と交戦中。
主な敵 ■禪院直哉 ……呪霊となって執拗に真希を追いかけ回す。 ■羂索 ……脹相と九十九の前に立ちはだかる。 ■両面宿儺 ……虎杖から伏黒の身体に乗り換える。復活した五条と交戦中。

呪霊となった禪院直哉

桜島結界に上陸した真希と加茂憲紀のもとに、突如巨大な虫のような姿をした呪霊が姿を現します。高速で真希に体当たりし、住宅街の壁に彼女を押し付けた呪霊。体にあいた穴から顔のようなものを出すと、なんとその正体は呪霊化した禪院直哉でした。 憲紀も加勢するものの、直哉は幼虫の姿から成体へと成長。生前の直哉の術式である投射呪法を駆使しながら襲いかかる直哉を前に、真希は一度倒れてしまいます。しかしそこに河童と侍の姿をした者が登場。侍は真希から武器を受け取り、直哉に大きな一撃を与えました。

羂索によって追い詰められる九十九と脹相

薨星宮の上に突如姿を現した羂索と、脹相が対峙。脹相は羂索に殺意を向けますが、羂索は悠長に自身が思い描く「世界の終わり」を彼に説明し始めるのでした。その後2人の戦いが始まるも脹相は成す術なく倒されてしまいますが、羂索の真の能力を引き出すことに成功します。 そこに九十九が登場し、脹相とバトンタッチして戦闘に参加。九十九は圧倒的なパワーでダメージを与えますが、領域展開や不意打ちで反撃に出た羂索。状況を察した九十九は天元に頼んで自らの命と引き換えに結界を壊して脹相を逃がし、最期の一撃を羂索に加えた上でブラックホールへと吸い込まれていきました。

伏黒と来栖の関係

薄暗い場所で、1体の呪霊から食糧を供給されている謎の少女たち。幼い来栖華が与えられた食事を口にすると、中には釘のようなものが混ざっていました。少女はその呪霊が母親ではないと気付いていながらも、ある理由から従うしかなかったのです。 呪霊に1年ほど育てられていた来栖の前に、ある日白い大きな犬が現れます。その後バス停の近くで助け出された彼女は、実はまだ幼い伏黒に救われていたのでした。 伏黒に恩義を感じた彼女はそれ以降伏黒の隣に並んでも恥ずかしくない人間になるため、困っている人を助けることを心に誓います。時は現代に移り、彼女は自身の術式を駆使して結界に現れたアメリカ軍兵士たちを次々と救っていきます。

宿儺に身体を乗っ取られた伏黒

目を覚ましたと思っていた津美妃の正体は実は過去の術師である万(よろず)で、すでに津美妃が呪肉体になっていることが明らかに。彼女はそのまま羽を生やし、その場から飛び去ってしまいます。 その時突然虎杖の頬に宿儺の口が出現し「契闊(けいかつ)」と呟くと、かつて虎杖と宿儺の間で結ばれた契約が発動。 左手の小指を自身のものに変化させた上で指を引きちぎり、伏黒の口に入れた宿儺。次の瞬間虎杖が目を覚ますと、そこに立っていたのはすでに宿儺に乗っ取られた伏黒でした。

来栖(天使)が宿儺を消滅させようとするが…

伏黒受肉を受け、来栖(天使)はすべてを浄化する「邪去悔の梯子」を発動しました。その光に焼かれた宿儺は彼らしくもなく苦しむ様子を見せますが、直後、伏黒のふりをして来栖のことを「華」と呼び始めます。 ここで思わず攻撃をやめ、伏黒に抱きつくという愚行に走ってしまった来栖。宿儺はそんな彼女を吹っ飛ばし、続けて襲いかかってきた虎杖や真希を適当にあしらうと、裏梅とともに鵺に乗ってどこかへ去ってしまうのでした。

万(津美紀)を自分の肉体で殺した伏黒は絶望のどん底に

その後宿儺は津美紀に受肉した万と交戦することになります。彼女は宿儺に非常に重く歪んだ愛情を向けており、自分が勝ったら結婚するという条件で戦いを挑んできたのです。 しかしやはり宿儺の強さは圧倒的で、万は善戦するも結局は敗北し命を落としてしまいました。こうして伏黒は宿儺に操られているとはいえ、最愛の義姉を自分の手で殺したということに。残酷な事実に心を折られた彼の魂は、宿儺の思惑通り深淵へと沈んでいってしまいます。

ついに五条悟が復活!

高専メンバーは呪術高専の第四修練場にて、ついに五条の封印を解くことに成功します。羂索は万が一復活しても問題ないようにしっかり対策していたのですが、五条にはまったく効果なし。彼は「傑の肉体を弔いたい」という想いだけで、羂索のもとに一直線でやってきました。 しかしそこに宿儺が乱入し、五条と対峙します。今にも戦いだしそうなふたりですが、お互いやらなければならないことがあったため、決戦の日を約1か月後の12月24日に設定。とりあえずその場はお開きとなります。

最強同士の戦いの行方は?

それぞれ万全に準備をしたうえで迎えた12月24日、新宿にて五条と宿儺の戦いが繰り広げられます。五条が初手でいきなり200%の「茈(むらさき)」を放つなど、初めから何もかもが規格外の戦いです。 小手調べを経て領域対決にまで至ったふたりですが、実力はほぼ互角といった印象。しかし宿儺のほうが幾分か余裕があるように見えます。そんな中、五条が宿儺に「無量空処」を浴びせ勝負が決まったかと思った瞬間、突如として魔虚羅が姿を現して……。

【番外編】『呪術廻戦』0巻あらすじ解説!劇場版の内容は?

本書の舞台は虎杖が入学する1年前の呪術高専で、真希やパンダ、狗巻も1年生として登場します。 主人公は、事故に遭った幼なじみの少女である祈本里香(おりもとりか)が取り憑いている青年・乙骨憂太(おっこつゆうた)。里香は人間であった時から乙骨のことが大好きで、乙骨に攻撃するものを自ら返り討ちにしてくれる呪霊です。 乙骨は強力な呪霊に取り憑かれたことで、最高ランクの「特級術師」として、呪術高専にやってきました。ある日東京で呪詛師・夏油を中心とした呪術師による集団テロ事件が起こります。 夏油と対峙する乙骨。乙骨は里香に「愛してる」と伝え、この戦いが終わったら全てを捧げることを条件に制限を解除しました。 里香の力で夏油を退けた乙骨は、約束通り自ら命を断とうとします。しかしその瞬間、里香は再び少女の姿に戻ったのです。実は里香が乙骨を呪っていたのではなく、乙骨が里香の死を受け入れられていなかったのだと気付いた2人は、最後笑顔で別れるのでした。

『呪術廻戦』で未回収の伏線や謎をまとめて徹底考察!

虎杖の正体

呪術廻戦 虎杖悠仁
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

初登場時から人間離れした虎杖の正体は長らく謎のままでした。渋谷事変終盤以降、彼の正体に結びつくであろう事実が少しずつ明らかになっています。2021年10月時点では、虎杖は羂索が作り出した存在と考える説が濃厚です。 脹相が「存在しない記憶」を見たことで虎杖を弟と認識したこと、また虎杖の母親の額にも羂索が乗っ取った痕と思われる縫い目があったこと、133話の偽夏油(羂索)の虎杖のタフさを自画自賛する物言い。これらを総合すると、羂索が実験の果てに生み出した存在が虎杖と考えられます。 五条の「六眼」でも偽夏油が羂索だとはすぐには見抜けませんでした。そう考えると羂索が作った虎杖には、「六眼」対策が施されていたとしても不思議ではありません。

伏黒と両面宿儺の関係は?

呪術廻戦 宿儺 伏黒恵
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

伏黒に対して度々意味深な言動を見せ、彼に好奇を抱いている両面宿儺。彼が唯一興味を持っている人間と言えるでしょう。 宿儺がそこまで伏黒に固執する理由は、伏黒の術式「十種影法術」(とくさのかげぼうじゅつ)が理由ではないかと考えられます。禪院家相伝の術式で現在これを使えるのは伏黒のみ。作中ではまだ登場していない彼の式神のなかに、宿儺にとって都合のいい力を持つものがあるのではないでしょうか。 この術式の元ネタは日本神話の「十種神宝」(とぐさかんだから)だと予想されています。10の宝の中には「死返玉」という死者を蘇らせるものもあり、これにまつわる式神が存在するとしたら、宿儺が完全復活のために伏黒に肩入れするのもうなずけます。

2人目の内通者は誰?

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

内通者の存在は早い段階で五条が指摘しており、「2人以上」いることが明言されています。すでにメカ丸が内通者として判明していますが、まだ内通者は残っているはずです。 2人のうち1人は上層部以上という報告がされています。実際には上層部ではありませんが、ファンの間で有力視されているのが、五条と夏油と高専時代の同級生だった医師の家入硝子です。 彼女はキーパーソンである2人の同級生であり、作中でも希少な反転術式の使い手。しかしながらその術式の全貌はいまだ明かされていません。 夏油も結局は身体を羂索に使われただけだったので、彼女が夏油を羂索から取り戻すために二重スパイをしている可能性も考えられます。果たしてただのミスリードなのかどうか、今後の展開に注目です。

【魅力①】登場キャラが次々と死亡!予想外の鬱展開

呪術廻戦 七海
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

人々の負の感情を真正面から描いている『呪術廻戦』。読んでいるこちらが思わず負の感情に飲み込まれてしまいそうな驚きや悲しみが突如として襲ってくるのも、本作の魅力のひとつでしょう。 特に登場人物たちの死については容赦がありません。序盤からまさかの主人公が死亡。さらに今後の活躍や共闘を期待した仲間たちが次々と死亡、もしくは生死不明となっていきます。 この不条理さは、負の感情が日々生み出される現実社会に通じるものがあります。生きることはままならないことだという強烈なメッセージが受け取れる本作に、何かしら負の感情を抱き生きている多くの読者が心揺さぶられるのでしょう。

『呪術廻戦』
『呪術廻戦』
  • 予想外の展開が続くダークファンタジー
  • アニメや映画が圧倒的な神作画

【魅力②】アニメ・映画と美しすぎる映像化も見逃せない

呪術廻戦
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

TVアニメ、劇場版と続々と映像化されている『呪術廻戦』。漫画には漫画ならではの迫力があるのはもちろんですが、安定した作画とダイナミックな構図で描き出されるアニメには映像ならではの醍醐味があります。 特にバトルシーンはMAPPAの本気がうかがえる高クオリティ仕上げ。術式や領域展開というやや難解なバトルシーンも動きが加わることで、より一層作品の面白さがダイレクトに伝わってきます。躍動感あふれる視点の切り替えや奥行きのある動きは、アニメならではの魅力でしょう。 渋谷事変以降、さらに本編は物語が大きく動き、単純な呪霊VS呪術師という構図ではなくなっていきます。より深まっていく物語や苛烈になるバトルも、アニメの美しい映像で楽しみたいですね。

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令和3年1月1日から、インターネット上に違法にアップロードされたものだと知りながら侵害コンテンツのダウンロードを行う行為が幅広く違法となります。刑事罰の対象となる場合もあります。

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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

アニメのみならず原作も見逃せない展開が続く、『呪術廻戦』の0巻〜23巻までのあらすじをネタバレありで解説しました。 ついに五条が封印から復活し、宿儺との最強対決を繰り広げている最中の本作。作品全体がクライマックスに向かっている感があり、ますます先が気になりますね!