2022年11月3日更新

その展開、予測不可能。韓国で社会現象になった韓国ドラマ『ペントハウス』に誰もがハマるワケ【瞬間最高視聴率31.1%】

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ペントハウス

あなたは「一度見始めたら、やめられない韓国ドラマ」と聞いて、何を思い浮かべますか? 新旧ジャンルさまざまな作品がありますが、今一番注目度の高いのは2020年10月より韓国で放送されたドラマ『ペントハウス』。最終的に瞬間最高視聴率31.1%を記録した大ヒット作品となり、どんな人でも必ずハマってしまうドラマとして一大旋風を巻き起こしました。 本作は熾烈な教育戦争や、不動産による貧富の格差など韓国社会の問題をベースにしながら、不倫・出生の秘密・殺人・裏切り・復讐など韓国ドラマあるあるを余すことなく詰め込んだドラマです。そんな内容に加え、キャスト陣の迫力満点の演技が話題を呼び、回を重ねるごとに視聴率はうなぎ上り!

ペントハウス

そして韓国ドラマが大好きで年間30作品以上観ている筆者自身も、『ペントハウス』は観るべき作品として注目していました。そして実際に視聴し、見事ドハマり。予想をはるかに超えたぶっ飛び具合で最高でした! 韓国ドラマといえば大体3話目くらいから面白くなってくる、というのがお決まりのパターンですが、本作はとにかく1話目から面白い!しかも全話もれなく衝撃の展開で終わるため、次の話が気になってたまりません。 そんな韓国ドラマ『ペントハウス』が多くの人に支持された理由として、「作品の中毒性・ぶっ飛んだ展開」、「評判の良さ」、「キャストたちの怪演」の3つがあります。本記事ではそんな3つの魅力を解説しながら、最高傑作『ペントハウス』について紹介していきます!

中毒性が高すぎて寝れない人続出!ぶっ飛んだ展開は絶対予測不可能

『ペントハウス』の1番の魅力は、なんといっても「ぶっ飛んだ展開による高い中毒性」でしょう。韓国ドラマでは非現実的で刺激的な展開の作品をマクチャンドラマと呼ぶのですが、本作はその衝撃的な展開とドロドロ具合が半端じゃなく、「21世紀最高のマクチャンドラマ」と評されたほど! 物語は富裕層しか住めないタワーマンション「ヘラパレス」の住人であり、金と権力に物を言わせるセレブたちの愛憎や復讐がテーマ。最重要人物は4人で、ペントハウスに住むチュ・ダンテ、シム・スリョンの夫婦、85階に住むチョン・ソジン、そしてシングルマザーで過去にソジンと因縁のあるオ・ユニです。 はじめは悪縁のあるソジンとユニが再会し、「ユニがソジンに復讐する物語なのかな?」と思わせる内容ですが、本作はそんな単純な物語ではありません。とある少女がヘラパレスで転落死した事件をきっかけに、ヘラパレスの住人たちが隠していた真実が次々と明らかになり、全ての登場人物たちの運命が複雑に絡み合っていきます。敵味方が目まぐるしく入れ替わる展開は、色々なドラマを見てきた人でも予測ができないほど!

ペントハウス

また、『ペントハウス』に登場する人物たちは、己の欲と野望を満たすためなら犯罪だってなんのその。 少女が転落死した場所で平然とパーティーを行う姿には、観ているこちらの感覚が麻痺してきます。他にも成績が微妙な娘を不正入学させたり、自分の娘がステージに立つためにライバルの娘を交通事故にあわせたり、子供の先生に賄賂として金塊を渡したり、自分の身を守るために他人の秘密を握って脅したり。このほかにも登場人物の衝撃的な行動が連続するので、本当に見ていて飽きないのです……!

そして物語が進むにつれて、少女転落事件の真相が次第に明らかになっていき、真犯人は誰なのか?という本作最大の謎が解き明かされます。この結末がとにかく衝撃的で、ジャンル問わずさまざまな韓国ドラマのエンディングに触れている筆者自身でさえ、度肝を抜かれました……。 そんな本作の脚本を担当したのは、別名「マクチャン職人」とも呼ばれるキム・スノク。今回も秀逸などんでん返しの連続で、1話約70分という長さを全く感じさせません。SNSなどでは「夜更かしして全部観てしまった」「見始めたらやめられなかった」という声が多くあがり、キム・スノクマジックにかかる人が続出しました。

韓国では社会現象に!瞬間最高視聴率31.1%、シリーズ累計受賞数30冠の超実力派

ペントハウス

中毒者続出の『ペントハウス』ですが、単なるエンタメ作品ではありません。まず、その評価の高さが「瞬間最高視聴率31.1%」という数字に表れています。韓国のドラマ視聴率は“10%あれば良い”とファンの間でも言われており、この31.1%は驚異的な記録!韓国では著名人までもが、こぞって視聴するほどの社会現象を巻き起こしました。 また、本作はシリーズ累計で「受賞数30冠」という驚異的な数を受賞。チョン・ソジン役の女優キム・ソヨンが第57回百想芸術大賞で最優秀女優賞を受賞するなど、数多くの賞を獲得しています。 とくに2020年の「SBS演技大賞」では最多となる9冠を獲得し、ノミネートを含めるとなんと13名のキャストが選ばれました。本当に実力派俳優ぞろいの作品であることがわかります。この俳優陣とキム・スノクがタッグを組んで、面白くないはずがありません! ドラマ『ペントハウス』は、ただぶっ飛んだ作品というわけではなく、社会的にも高く評価されている超実力派の良作なのです。韓国ドラマファンであれば1度は観ておきたい作品の一つでしょう!

韓国ドラマ史に残る怪演ばかり!キャストの衝撃的な演技から目を離せない

ペントハウス

『ペントハウス』が大ヒットを記録した要因として、俳優陣の演技力の高さも挙げられます。本作はまともな人物がほとんど登場せず悪人ばかりなのですが、どのキャストも本っっ当に最高の演技なんです! とにかくこの作品に出てくる人たちは叫びまくり、暴れて物を壊しまくり、狂ったように感情を表現。韓国俳優は男女問わず「泣きの演技」がとてもうまいのですが、『ペントハウス』においては泣きを通り越した「発狂の演技」が秀逸なのです!激しすぎて最初は引いちゃうレベルなのに、これがなぜか癖になってくるから不思議。

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とくに最優秀女優賞を受賞したキム・ソヨン(上の画像)の演技は圧巻で、彼女が演じたソジンが大きな目をひん剝いて怒りに狂う様子は「顔芸」とまで呼ばれました。彼女はよく黒い服を着ているのですが、それが真っ赤なリップと相まって、まるで魔女のよう。 他の韓国ドラマにも悪女と呼ばれるキャラクターは数多くいますが、罪悪感を感じていたり、夫や子供への愛による悪行だったり、どこか同情の余地があるものです。しかし、今作のソジンは反省の色も人間味も皆無。そんなトラウマレベルの悪女になりきった迫力の最恐演技は必見です!

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また『被告人』や『シスターズ』での悪役が好評だったオム・ギジュン(上の画像右)は、本作でもチュ・ダンテ役で見事な冷徹人間ぶりを披露。欲望を満たすためなら不倫、脅迫、賄賂、殺人までどんな手段もいとわないキャラクターで視聴者を震撼させました。 スリョン役のイ・ジア(上の画像左)は、『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』では寂しさから不倫に走る弱い女性を演じていましたが、今回は娘のために人生をかける芯の強い女性を好演しています。

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さらにソジンの夫ハ・ユンチョル役のユン・ジョンフン(上の画像)、ダンテの息子ソクフン役のキム・ヨンデ、芸術高校教師マ・ドゥギ役のハ・ドグォン。この3名が出演し話題となったドラマ『流れ星』の第13話では、オム・ギジュンとイ・ギュジン(ヘラパレスの住人ポン・テギュ役)がサプライズ登場し、『ペントハウス』のオマージュネタが披露されました。 他局にもかかわらずオマージュされたことからも、『ペントハウス』がいかに韓国で国民的なドラマであるかがわかりますね。

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他にオ・ユニを演じたユジンの変貌を遂げていく怪演も鳥肌モノですが、筆者の推しはソジンの娘ウンビョルを演じたチェ・イェビン(上の画像)。狂気じみた顔の作り方が素晴らしく、『ペントハウス』が本格的デビューとは思えない演技を披露しています。いわゆる「顔芸」は母役を演じたキム・ソヨンにも負けず劣らずです。 ベテランから若手まで、どのキャストも渾身の熱演で楽しませてくれる『ペントハウス』。これだから韓国ドラマってやめられないですね〜!

韓国ドラマ『ペントハウス』は各種動画配信サービスで絶賛配信中!

ペントハウス

『ペントハウス』の魅力を3つのポイントに分けて紹介しました。本作は衝撃的なドロドロ展開だけでなく、不動産や教育戦争など韓国社会の問題を描いた骨太作品であり、豪華絢爛なインテリアやファッションといったセレブの世界観も楽しむことができ、本当に全ての人に自信を持っておすすめできる一作です。 共感できる登場人物がほぼいない(笑)にも関わらず、予想を裏切る展開の連続にのめり込んで観てしまうこと間違いなし。かくいう私自身も、これほど衝撃的な作品には出会ったことがありませんでした。観終わった後は、必ず誰かと感想を語りたくなるはず〜!! そんな大ヒットドラマ『ペントハウス』は2022年11月よりdTV/ひかりTVにて見放題配信がスタート。また、各種動画配信サービスでは好評レンタル配信中です。便利な動画配信サービスを利用して、本作の壮大なスケール&とんでもない展開に酔いしれてみては? ※一度見始めたら寝られなくなるので、見始めるタイミングは注意してくださいね……! ----------------------- 『ペントハウス』 全21巻TSUTAYAにて好評レンタル中 DVD-BOX1~3好評発売中 dTV/ひかりTVにて見放題配信中 ©SBS 公式サイト:https://culture-pub.jp/lp/penthouse/ -----------------------

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