ジャレッド・レト版ジョーカーがひどすぎ?多くの非難に晒されてる理由とは

2017年9月4日更新

2016年8月5日に全米で公開が予定されている、自殺部隊(スーサイド・スクワット)の活躍を描く新アンチヒーロー映画『Suicide Squad(原題)』。先日ジョーカーを演じるジャレッド・レトのキャラクターイメージが公開されましたが、その仕上がりがひどすぎるとネットで話題になっています。今回はそんな不評を浴びる原因をご紹介します。

多すぎるタトゥ...

額には「Damaged」、左腕には他人をあざ笑うかのような「HA HA HA HA HA」、そして右胸には髑髏のタトゥ...他にも体中のいたる所にタトゥが彫られている様子ですが、どうも「ジョーカー」というキャラに合っていない感じがします。 ジョーカーのダークな狂気を存分に感じさせ、真っ先にタトゥに目が行くという点では効果的かもしれませんが、「ジョーカー」という本質を突くという点では、これらのタトゥは安っぽく表面的であると思います。

ヒース・レジャーが演じたジョーカーの存在

ジョーカーは、かつてジャック・ニコルソンやヒース・レジャーが演じてきた伝説の役柄ですが、これまで「ジョーカー」といって思い浮かべられたのは、なんといっても『ダークナイト』での鬼気迫る怪演で伝説となった故ヒース・レジャー版だと思います。そんなヒースが演じたジョーカーのイメージを避けるかのように、今回の仕上がりとなったようです。ジョーカー=ヒースという考えを払拭させ、今までとは全く違うジョーカーを創り上げたいのは理解できますが、元々のジョーカーというイメージも残した方がよかったのでは...

銀歯だらけの歯

このイメージを見るとジョーカーの前歯にあたる部分は銀歯だらけで、元々の歯だということが伺えますが、過去にジョーカーはバットマンに顎を何度も殴られているため、ほとんどの歯は折られており、元の歯ではありえないという解釈ができます。 折られているならば銀歯ではなく義歯が使用されているはずであり、これまでのストーリーを無視するかのようなこの仕上がりは納得できない部分のひとつだと考えられます。

原作のストーリーとの関連性

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両手で頭をつかんでいるジャレッド・レトのキャラクター写真は原作コミック『バットマン:キリング・ジョーク』と同じポージングです。おそらくデヴィッド・エアー監督とジャレッドが過去のジョーカーとは似付かない仕上がりとなったために、少しでもバッシングを避ける方法として、このポージングの採用を決めたと推測されます。

今回のジョーカーが『キリング・ジョーク』のストーリーと関係しているのか気になりますが、噂では『バットマン:ダークナイト・リターンズ』のストーリーを反復しているとのことです。

ジョーカーのイメージは『キリング・ジョーク』から切り取ったにも関わらず、ストーリーは別物というのは混乱を招く要因ではないでしょうか。

トレードマークの紫の手袋

ジョーカーといえば、グリーンカラーの髪、真っ赤に塗られた唇、白い肌、紫のスーツが有名。ジャレッドもこれらの4点セットで装備していますが、紫の手袋は土壇場になって追加されたアイテムというあと知恵感が写真から漂っています。 他の俳優が演じたジョーカーではこの紫の手袋は大いに目立っておりキャラと調和していましたが、今回のイメージはどうも違和感が感じられます。

決定的な何かに欠ける

『ダークナイト』以降個性的なジョーカーが誕生していますが、特にゲームソフト『バットマン アーカム・アサイラム』と『バットマン:デス・オヴ・ザ・ファミリー』のジョーカーは傑作中の傑作。 もちろん『ダークナイト』のヒース・レジャーの演技は圧巻で評価も高く、彼はジョーカー役でアカデミー助演男優賞を獲得しました。ジャレッドのジョーカーは上記に挙げた作品で感じる「決定的な何か」に欠けているように思います。

キャラ写真はニセモノかも?

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今回のイメージ写真が公開されてからというもの、ジャレッド版ジョーカーの不評が絶えませんが、もしかするとこのジョーカーはニセモノ、もしくは今後大胆に変更される可能性があるかもしれません。 様々な憶測が飛び交う中、ある噂によると、「このジョーカーのイメージは最終形のように思えない。現時点でも試行錯誤しながらみんなが納得できる別のジョーカーを創り上げている途中ではないか」とも言われています。 演技力の高いジャレッドですが、賛否両論のジョーカーをどのように演じるのか、今後も目が離せません。