【00′s〜現在】ヴェネツィア国際映画祭最高賞・金獅子賞おすすめまとめ

2018年9月8日更新

カンヌ・ベルリンと並ぶ三大国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭。毎年8月〜9月に開催されるこの映画祭は最古の歴史を持っていて、集まる映画は芸術的な作品が多く集まる傾向にあります。(近年は比較的商業映画の比重も増えてきたようですが。)一般的に日本人と相性が良いと言われており、黒澤明や宮崎駿が栄誉金獅子賞を受賞しているヴェネツィア映画祭、2000年から現在までの最高賞である金獅子賞を受賞した作品の中から特におすすめのものを紹介します。

男性2人の同性愛者が織りなす20年にわたる純愛ストーリー。

choromiki 何度も何度も観た。 観る度にいろんなことを考えさせられる。 大事な大好きな映画。

何一つ不自由ないのだがどこか空虚な生活を送るハリウッドスター、そのもとに前妻と暮らす娘がやってくる。

Honami_Akahane 特に大きな事件は起こらなくってセリフも少ないけど、心があたたまる、優しくて穏やかで丁寧な映画 そしてソフィアコッポラなのでやっぱりオシャレ! こういう淡々とした、普通の、実際にありそうな(ハリウッドスターの話なので妄想だけど)話も良い。

エルファニングが天使! イタリアのホテルでバカンスをしてる映像が好き。 ホテル暮らしは憧れるけど少しだけでいいね。

かつて絶大な人気を誇るプロレスラーもいまやパートをしながら何とかレスラーを続ける中年に。

Yuji_Ozaki いつまでたっても大人に慣れない大人には生きづらい世の中だけど、それでも生きていかなければいけません。そこに生の尊さがあるのだと思います

天涯孤独の借金取りの男とその前に現れた母親を名乗る女との不思議な関係を描く愛の物語。

Miyako__Nagumo キム・ギドクをみると、愛や憎しみや、いろんな感情の軸がぐらぐら揺らぐ。目をそむけたくなるようなシーンが続くが、キム・ギドク独特の映像美が見る側を引き込む。

当時のアイルランドのカトリック的道徳感によりマグダレン洗濯所に収容される女性たち。待ち受けるのは過酷な労働や虐待..

tmmyon 実在したアイルランドの女子修道院の話。 当時アイルランドでは、カトリック教会が絶大な力を持っていて、婚前性交は殺人と同罪で、私生児を生んだ人や、親戚にレイプされた人、また見た目が美しいという理由で修道院に入れられます。毎日無給労働で逆らえば虐待。自分からそこから出る道はなく、神のお導きか、誰かが迎えに来るのを待つのみ… あまりにも衝撃的な内容で、やりきれない。お願いだから嘘だと言ってほしい。 特典映像として、ドキュメンタリーが収録されているのだけど、それによると収容された人数は3万人を下らないらしい。 この映画のモデルとなった方々のドキュメンタリーで、かなり見る価値があります。 その一人が『修道院に聖なるものなど、一つもない。ただの残虐者の集まり』と言っていたのが忘れられない。修道院から出た後は教会には近寄らなくなったという。 本当に宗教ってなんだろう。宗教と言って、自分の都合の良い考えを正当化し、押し付けてるとしか思えない。

母親と祖母と暮らす二人の兄弟の前に12年ぶりに帰ってきた父親が突然現れる。彼は当惑する二人を旅へ連れ出すのだが..

doortothedoor 父親は12年経った今、なぜ帰ってきたか? 仕事は何をしていたのか? 家族旅行の目的は? 箱の中身は? というか、本当に父親なのか?

ストーリーは、何ひとつ疑問は解決せず、胸くそが悪く、釈然としないのだが、 旅の最後の子供達の姿を観て想像を働かせると、 父親の目的や人間像を美化してしまう。

そして、映画全体としても美しい映画だったと思ってしまうのが不思議。

何通りもの解釈がうまれる、余白たっぷりな映画。