2019年12月6日更新

岩井俊二監督おすすめ映画一覧 独特な色彩と情景美で世界を魅了

岩井俊二
ⓒ2019「Last Letter」製作委員会

監督はもちろん脚本や編集、時には音楽まで手掛ける岩井俊二。登場人物たちの情景を描く多彩な映像表現に定評があります。この記事では、そんな才能溢れる岩井俊二の監督作品を一覧形式で紹介!

目次

圧倒的な映像美!岩井俊二監督映画一覧

映画を始め、テレビドラマやミュージックビデオなども手掛けている岩井俊二。彼の監督作品を初めて観ると、ほとんどの人がその独特な色彩と情景美に圧倒されてしまうことでしょう。 春の桜も冬の雪も、多くの作品で用いられていますが、岩井マジックにかかると美しさがより一層増すのです。それはまるで、監督の繊細な心情がスクリーンを通して伝わってくるのではないかと思うほど。 まさに日本人ならではのきめ細やかさが生んだ芸術と言えるでしょう。例えば『花とアリス』に代表される青春ストーリーには、その情景美が見事にマッチしていました。 この記事では、そんな岩井俊二によるおすすめ監督作品を最新作から一覧形式で紹介します!

『ラストレター』(2020)

勘違いから始まる不思議な文通

最新作となる2020年1月17日公開の『ラストレター』。主演の松たか子は、初主演を務めた『四月物語』以来の岩井作品への参加となります。 岸辺野裕里(松たか子)の姉・未咲が亡くなりました。未咲は葬儀の場で、未咲の娘・鮎美から未咲宛ての同窓会の案内と鮎美へ残した手紙について知らされます。そこで祐里は未咲の死を知らせるために同窓会へ。 赴いた同窓会で、祐里は姉と勘違いされてしまいます。そのまま初恋の相手である鏡史郎と再会し、連絡先を交換。そして彼から、未咲にずっと恋をしていると明かされます。 不思議なままの文通が続き、そのうちのひとつが鮎美の元へ届いてしまいました。そこで語られる学生時代の淡い恋愛。 やがて未咲の死の真相や、過去と現在の想いを動かしていき――。

『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016)

黒木華をイメージして作られたストーリーに注目!

ヒロインを務める黒木華に当て書きされたという、2016年公開の『リップバンウインクルの花嫁』。シンガーソングライターのCoccoが出演していることでも話題となりました。 教師の皆川七海(黒木華)はSNSで知り合った男性・鶴岡鉄也(地曵豪)と結婚することになり、式の準備に追われます。友人の多い夫とは違い、式に招待する人にも苦労する七海。鉄也には席が少なすぎると格好がつかないため、招待人数をなんとか増やすように言われてしまいます。 そこで代理出席をなんでも屋の安室(綾野剛)に依頼しました。その後、結婚生活が上手くいかなくなり鉄也とは離婚。困った七海は安室に頼り、不思議なバイトをこなしていきます。やがて破天荒な里中真白(Cosso)と出会い、奇妙な日々が始まり――。 現代の東京でひとりの「普通の」女性がどのように生きていくのかを、お金や格差といった現実的なテーマを交えて描き出した作品です。

『花とアリス殺人事件』(2015)

名作『花とアリス』の前日譚をアニメ映画化!

yuki12241 岩井俊二はアニメも撮れるんですね~!この人の映画は、特に派手なストーリーがあるわけでも、奇抜な演出があるわけでも無いのに作家性が染み出ていて大好きです。大好きな本家の『花とアリス』の世界をそのままアニメで描きだしたらこうなるだろうなぁ、と凄く納得のクオリティ。もともと清涼感溢れる画と主演の2人の美しいイメージがアニメーション的とも取れる作品だったので、オープニングのバレエを踊るシーンですぐに良作であることを確信しました。本家の花とプリクエルのアリスが重なる粋な演出で、ファンの心を一気に鷲掴みにしたのではないでしょうか。主演二人の声の演技もちゃんとハマっていて、確かに『花とアリス』でしたよ。

アリスの母親のキャラクターがなかなか強烈で、登場時間がさほど長くない割にかなり印象に残っています。色気づいていて幼いかと思えば凄く頼りがいのある一面も持っていて、別居・離婚という重たいテーマが裏に潜んでいるのにも関わらず言及せず、淡くて切ない空気が漂いながらも涙を見せない、粋だなぁ。黒板に字を書きかけて消すシーンだったり、仄めかす程度に留める勇気!!電車のシーンやらなんやら、オリジナルを後から補足するようにキャラクター像が深まっていくため、フラッシュバックしながら楽しめました。花とアリスの友情の始まりの物語です。

物語としては意外にぶっ飛んでいて、オカルト要素が入っているのが面白い所。中学校とカルト宗教的という相容れない二つの要素が合体したような見たことのない画が面白かったです。予想通りオチではなくその過程が重要視されていて、彼女たちの共通点や惹かれあう理由が良く分かる優秀な補足となっています。いびつだけど、それがいい!決まりきった目的に最短距離で向かう事は無く、敢えて遠回りする事によって不思議な面白さが出ているのでは。本来なら人生に踏み込む事の無いような人間との関わりが深く描かれるのも面白いなぁ。エンドロールのラスト一瞬まで注目です!!

southpumpkin 岩井俊二は中学生特有のあの甘酸っぱさを描くのがなんと得意なのでしょうか。いわゆる中二病のような中学生の描き方がとてもしっくり来ます。二人でユダという人間を探して旅をするのは『スタンド・バイ・ミー』的ですが、『花とアリス』があるおかげで『スタンド・バイ・ミー』のように事切れる物悲しさはありません。僕達の中で花とアリスは生き続けるのです。本作と『花とアリス』とが密接に関係し、花とアリスの人格形成を感じることができます。花は昔から一途でかわいいなあ。 女子中学生とおじさんとが二人で歩くという今では事案になってしまいがちですが、岩井俊二がやるとみずみずしいアニメーションになるのですね。素敵です。 前作では鈴木杏の天才的な演技力に唖然とした記憶がありますが、本作では蒼井優の声優の上手さにびっくりします。

アニメ映画『花とアリス殺人事件』では、映画『花とアリス』の中学校時代のストーリーが描かれています。主人公の花とアリスの声優を実写作品と同じく鈴木杏と蒼井優が務めました。 両親の離婚がきっかけで転校することになった徹子(アリス)。引越しもして心機一転、苗字も黒柳から有栖川に変わりました。転校先の学校では、クラスの生徒も先生も徹子によそよそしい態度で、自分はもしかしたらいじめや仲間はずれにあっているのではないかと思ってしまうほどでした。 ある日、徹子は他校の生徒から自分が転校してくる前の話を聞きます。徹子が転校してきた石ノ森中学では、生徒が犠牲となった殺人事件が起きていました。それを聞いた徹子は、クラスメイトたちも事件に関与しているのではないかという疑念を抱き始めます。

『ヴァンパイア』(2012)

監督・原作・脚本・音楽・編集・プロデュース・デザイン・ストーリーボード、全てを岩井俊二が務めた意欲作

thee_greco 怪奇的な吸血鬼ホラーではなく、自殺志願の女の子を地を抜くという形で幇助していく殺人鬼の話。淡々と静かに蒼白く進む中でのクライマックスへの繋ぎは秀逸だと思いました。美しく悲しい、でも見たあとは不思議と心がすっとする映画です。
EllyMimy 待ってました。 岩井俊二監督の久々の作品。

ある高校教師がネットで見つけた 自殺志願者を殺し、 その血を飲むというとんでもなくダークな話ですが、 相変わらずの岩井俊二ワールドを堪能させていただきました。 若干グロテスクな場面もあるので、 それ系が苦手な方はご注意を。

日本で2012年に公開された『ヴァンパイア』は、アメリカ・カナダとの合作で話題となりました。女性から抜き取った血を欲するという、岩井俊二がこれまでにないヴァンパイア像を描いています。 家では認知症の母親の面倒を見ている、生物教師のサイモン(ケヴィン・ゼガーズ)。孤独な生活を送る彼には誰にも言えない秘密がありました。彼は自殺サイトで知りあった女性と会ってはその血を抜き、飲み干すことで己の欲望を満たしていたのです。

『friends after 3.11 劇場版』(2012)

岩井俊二が東日本大震災に迫る

東日本大震災が原因で起きてしまった、福島第一原発の事故。本作は、宮城県仙台市出身の岩井俊二が送るドキュメンタリーです。岩井が震災以降に出会った人々や、久々に再会した友人と日本の未来を語っています。 震災後に原発問題を考えるようになったという女優の松田美由紀がナビゲーターを務めている本作。様々な立場の人々がインタビューに応じ、忘れてはならない真実を伝えます。

『花とアリス』(2004)

作品中も効果的に出てくる桜のような薄ピンク色がぴったりハマる青春ストーリー

yuki12241 女子の友情と恋愛を岩井俊二風に描くとこんな感じ、という映画。女子のちょっとした嘘から始まった恋愛をふんわり描いているのですが、よくよく考えるとかなり恐ろしくて、鈴木杏が美人だから何となく許せちゃうだけだと気付きました。もしや、作り手はそれを意識して『ハンニバル』というワードを入れたのかも。花とアリスという二人の登場人物の名前の響きとキャストの整合性の無さが寧ろ良い。一瞬逆かな~?となるのも狙いのうちでしょうか。 出演者が演技が自然で、それに相まってシンプルな演出なので非常にリアルに見えるのですが、実はとんでもなく非日常を描いているというギャップが良い。手持ちカメラが多くセピアな色遣いが特徴的なために、少しドキュメンタリー感が出ているのもそれを手助けしています。台詞回しがとても面白く、笑いを誘うシーンなんかは振り切れた程棒読みだったりして潔いです。台詞途中の変な部分でカットが変わるのはこの監督さん良くやってましたっけ。そこが不自然でしたが、それ以外はとてもよかったです。
Sakurako_Kita 切なさとか、友情とか愛情とか。 凄く絶妙なバランスで。素敵でした。

鈴木杏と蒼井優が対照的な2人を演じる『花とアリス』。思春期の少女の驚くような言動が、切なく美しく、そして少しコミカルに描かれています。 花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)は親友同士。明るく自由奔放なアリスと内気な花は対照的な性格をしていますが、2人はいつも一緒の仲良しです。 高校の先輩・宮本に一目惚れをしてしまった花は、なんとか彼と仲良くなりたいと思い、ずっと後をつけていました。そんなある日、宮本が事故に遭ってしまいます。 花は意識を失いかけている宮本に駆け寄り、自分はかつて宮本に告白されたと嘘をついてしまいます。嘘をついてでも接近したかった花の想いは届き、2人は交際することになりました。 しばらくして、これまで撮り溜めてきた宮本の写真を本人に見つかってしまった花。とっさにアリスが送りつけてきたものだとまた嘘をついてしまいます。おまけにアリスを宮本の元彼女だという設定にして。 少女の切ない恋心がひとつ、またひとつと嘘を生み、親友まで巻き込んでいく様子が美しく丁寧に描かれています。

『リリイ・シュシュのすべて』(2001)

青春時代の淡い空気感を独特の色彩で表現!1年に1回は観たくなる名作

a__ryn 岩井俊二監督作品。

ずっと観たくて、スクリーンで観る機会があったので迷わず鑑賞。

残酷で脆くて危うい思春期。 少年たちの深くて暗いところと現代社会の深くて暗いところ。 触れたら壊れてしまいそうなくらい繊細な青春時代に流れ込むリリィとドビュッシー。

14〜15歳のときに聴く音楽がその人に与える影響が1番大きいっていうけど、まさにそれ。 現実から逃げ込める世界。彼らにとってそれがリリィ。リリィの世界のなかにいるときだけ本当のじぶんになれる。

脆弱さを隠すための虚勢と虚偽。 辛い。甚い。苦しい。 そんな世界から逃げだす。

残酷すぎる世界を描いているにも関わらず綺麗だとすら思わせてしまう岩井俊二監督ならではの映像がとってもすきです。 スクリーンで観れてよかったなあ。

観てるときは苦しいくせに余韻が残る不思議な作品です。

pumi 思春期の痛々しいリアル。 日常に疲れた時にふと思い出して観たくなる。

岩井俊二が「遺作を選べるならこの作品にしたい」と述べているほどの渾身の作品『リリイ・シュシュのすべて』は、岩井のインターネット小説を原作としています。 いじめられっ子の主人公・蓮見雄一(市原隼人)は、大好きなリリイ・シュシュの曲を聴くことでどうしょうもない毎日になんとか折り合いをつけていました。 生活の中心がリリイになっている雄一は、ファンサイトを開設し、そこでたくさんの人と出会います。ファンサイトに集う人の中に青猫というハンドルネームの人物がおり、雄一は青猫と急速に親しくなっていくのでした。しかし現実は、星野修介(忍足修吾)によって乱されていき――。

『四月物語』(1998)

松たか子初主演映画

kirakira_no_uta 松たか子の初主演映画かな?? 岩井俊二監督ではこれが1番好きです。北海道から武蔵野大学に憧れの先輩を求め、上京してきた少女の話で、とてもピュアで好きです。桜や音楽、またまた謎の、制服を着た子供たち、言葉。全てが好きで、4回みました。途中出てくる映画「生きていた信長」にも注目。
sakura_ddb こころがほっこりする。 ドキドキだけど期待に満ちた四月。 初めての一人暮らしの様子、わかる!って感じだった。 きっとこの映画のあとに物語が続いていくんだろうなぁ。

松たか子の初主演作である『四月物語』は、大学入学を機に上京したヒロイン・卯月の日常を美しく繊細に描いています。どこにでもありそうな日常の何気ない出来事を,、岩井俊二ならではの感性と映像美で鮮やかに切り取っています。 進学のために上京し、ひとり暮らしを始めた楡野卯月(松たか子)。東京での暮らしも大学生活も、彼女にとっては新鮮な驚きと発見の連続でした。日々新しい出会いがあり、彼女の世界はどんどん広がっていきます。 卯月が通う大学は武蔵野大学。ゼミでの自己紹介の時、この大学を選んだのか聞かれても卯月は答えようとしませんでした。彼女はなぜ、北海道の旭川市から遠く離れた東京の武蔵野大学を選んだのでしょうか。

『スワロウテイル』(1996)

岩井俊二の最高傑作!架空の日本舞台にした、円盗たちの物語

omame 間違いなく評価MAX。中高生のときに岩井俊二作品にどハマりして、その頃からだからもう何年ぶりだろう。色褪せない作品。渡部篤郎がとってもクールで、山口智子も出てたり俳優陣豪華すぎる。岩井俊二作品は見た後のやるせなさとか、落ちる感じが好き。暗い気分のときに暗い映画を見るのが好きで、わりとそういう気分だったのかも。中国語と英語と少しの日本語が混ざる映画。ほんまに名作だと思います。今の時代はこんな映画たぶんスレスレすぎて作れないんだろうな。
hitomif27 岩井俊二監督作品。 すべてが美しく見えてしまうこの監督の世界観はとっても不思議。

Charaさんの背中に目がくぎ付け。 渡部さん、カッコいいですね。浅野さんもみーっけ。

劇中で日本語・英語・中国語が登場するなど無国籍な世界観が描かれており、それに合わせてロケ地も日本と海外が入り乱れていたと言われています。 円が一番強かった時代、日本の街は円都「イェン・タウン」と呼ばれ、円を求めてやってきた移民たち円盗「イェン・タウン」が住み着いていました。 孤独な少女アゲハ(伊藤歩)は、唯一の家族だった母も亡くし、身寄りがなくなってしまいます。彼女を助けてくれたのは、母と同じく娼婦のグリコ(CHARA)。彼女は円を稼ぐためにイェンタウンにやってきた移民です。イェンタウンの人々は、毎日様々な方法で円を稼いでいました。 ある日亡くなった仲間の体にテープが隠されていたことをグリコたちは発見します。そのテープには偽札を作るためのデータがインプットされており、グリコたちはそのデータを使って多額の円を稼ぎます。 富を得て、昔からの夢を叶えようとするグリコ。歌手になることが夢だったグリコは、ライブハウスで人気を得たことをきっかけに歌の世界で成功していきます。 華やかな成功とは裏腹に、グリコとイェンタウンの人々の心は離れていきます。いたたまれなくなったアゲハは、お金さえあればグリコやみんなが元通りになると信じ、必死で円を稼ごうとするのでした。

『PiCNiC』(1996)

塀の上をたどって世界の終わりまで

momoka_0131_ すきな映画だな〜。 岩井俊二の映像の撮り方が好きだ。 世間一般のふつう、じゃない目線で 描いているから生きるも死ぬも 愛してるもぜんぶ食べる、寝るくらい 身近で軽くて滑稽に感じられる。 それなのにすごく残酷さもあって、 ふしぎな感じがする。 じぶんの生まれた年の映画って いうのもまたすきだなって思う理由の ひとつなのかもしれない。
Shearer 観た後完全に無になる映画 ボーッとエンドロールを眺めざるを得ない

Charaの独特な声と喋り方が 岩井監督の美の世界観とマッチしていて セリフが美しい音楽の一つとして耳に残る

途中出てくる牧師さんは まったく私の理想像の牧師 あのシーンは温かくて涙が出た

塀の外では生きられず 窮屈な塀の中に閉じ込められた 居場所がない彼らの唯一の生きられる場所

きっと彼も世界を終わらせただろう

20150105

CHARAと浅野忠信の出会いのきっかけとしても知られる『PiCNiC』。幻想的で繊細な映像美を堪能できる、岩井俊二の魅力が詰まった作品です。 精神病院を舞台に描かれる今作でヒロインを務めるのはCHARA。心に病を抱えながらも病院の外の世界に憧れを募らせる女性・ココを演じました。 ココは同じ病院で暮らしているサトル(橋爪浩一)とツムジ(浅野忠信)と出会います。病院の外へ出てはいけないと言われたココは、3人で塀の上の探検を始めました。 ある日、教会にたどり着いた3人は神父から聖書をもらいます。聖書に没頭したツムジは、世界の終わりを悟りました。ツムジの言葉を信じたココは、世界の終わりを見届けるために、3人で旅に出ないかとツムジとサトルを誘うのでした。

『FRIED DRAGON FISH フライドドラゴンフィッシュ』(1996)

世界一愛おしくなる殺し屋を浅野忠信が熱演!

melancholix666 岩井俊二さんの見やすめの映画かもしれない。優しいけど彼の異様な雰囲気がわかりやすい。導入にどうぞ!と言いたいかんじ( ´^o^` )
sciatr こんなに素敵な殺し屋がいるなんて!純粋に面白いストーリー!

『FRIED DRAGON FISH』は1996年に公開された映画で、同じく岩井俊二が監督した『PiCNiC』と同時上映されました。 探偵事務所で働くプー(芳本美代子)は、情報バンク「デルタワークス」から期間限定で派遣されてきたオペレーター。ある日生物学者のトーマスから、「ドラゴンフィッシュ」が盗まれたため、その犯人と思わしき人物トビヤマを探して欲しいという依頼があります。 プーは「水族館」と呼ばれるアジトを探す中、部屋に閉じ込もって1匹の魚を眺めて暮らしている少年・ナツロウ(浅野忠信)と出会い――。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(1995)

岩井俊二の独特な視点が表れている名作!

yyuukkii0125 だいすき!きゅんきゅん! 岩井俊二が好きになったきっかけの作品。夏が近づくと毎年DVD観てます。
wtr1119 常識に捉われない子供の発想を、打ち上げ花火で上手く表現してる!

2017年に公開されたアニメ映画『打ち上げ花火、下からみるか?横から見るか?』の原作となった映画。元はテレビドラマとして作成されており、岩井俊二が映画監督として知名度を上げるきっかけとなりました。 両親の離婚がきっかけで転校することになった、なずな(奥菜恵)。彼女に想いを寄せる2人の少年・祐介(反田孝幸)と典道(山崎裕太)は彼女の事情を知りません。 なずながみんなと過ごせるのも1学期の終わりまで。寂しくなったなずなは、祐介と典道に賭けをさせ、それに勝った方と駆け落ちをしてしまおうと決意します。

『Love Letter』(1995)

岩井俊二の代表作!雪の白さがこんなにも美しく見える映画は他にない

melancholix666 岩井俊二さんの作品を明暗で分けたとしたら明の方の作品。青春チックなストーリーを可愛らしく綺麗に素敵に切なく描くのも上手なんだなあ花とアリス然り。
____RiN____ 岩井俊二作品て高尚な少女漫画みたいだな、と思いました。 まあトヨエツがいるんだからいいよね!中山美穂かわいい!指が細い!

1995年に公開された映画『Love Letter』は、岩井俊二の記念すべき初監督作品。韓国でも公開されたこの作品は大ヒットとなり、大きな社会現象を巻き起こしました。 亡くなった恋人・藤井樹のことが忘れられない渡辺博子(中山美穂)は、彼の中学時代の住所に気まぐれで手紙を送ります。不思議なことに、彼と同じ名前の人物から返事が帰ってきたのです。まさか死んだ人間から返事がくるはずはないと奇妙に思う博子ですが、その彼と同じ名前の人物としばらく文通が続きます。 藤井樹からの手紙をいつしか心の拠り所にしてしまう博子。しかしそれは、彼と同姓同名の女性が書いたものでした。彼女は藤井樹と同級生であり、彼宛に送られてきた手紙につい、興味本位で返事をしてしまいました。

『undo』(1994)

心をつなぎ止めるためにすべてのものを縛る女性を山口智子が熱演!

仕事ばかりで家庭を顧みない夫に寂しさを募らせ、徐々に心のバランスを崩していくヒロイン・萌美の姿を切なく美しく描いた『undo』。 1994年に公開されたこの作品は、ヒロインの萌美を山口智子、夫の由紀夫を豊川悦司が演じました。 自宅マンションで夫の帰りを待つだけの寂しい日々を過ごしている妻の萌美(山口智子)は、気分転換のために編み物を始めました。すでに彼女の心は蝕まれており、家中のものを毛糸で縛るのを止められません。やがてその衝動はエスカレートしていき……。

名作揃いの岩井俊二の映画は、様々な愛の形を描く

この記事では、岩井俊二の監督作品を紹介しました。どの作品も登場人物たちの心情が深く描かれており、彼の比類ないセンスを感じられます。 独特の魅力を持つ岩井俊二。傑作揃いの中で、あなたはどれがお好きですか?