『ナイトクローラー』のあらすじとキャスト【他人の不幸が金に変わる!】

2017年7月6日更新

より衝撃的な現場を激写することで有名なパパラッチ。常にセレブを追いかけ、事故現場に駆けつけ、目を覆いたくなるようなシーンも見逃さず世間に発信するのが彼らの仕事ですが、より刺激の強いものを求めてしまうのも人間の性。今回はそのあらすじとキャストをご紹介します。

他人の不幸を喜ぶという残酷な現実を激写する!

あらすじ

満足に仕事にもつけない男ルー。ある日、彼は過激な写真や映像を撮影し、それをメディアに高額で売って金にしている夜のパパラッチ、ナイトクローラーの存在を知ります。

彼もカメラを手に入れ、警察無線を傍受しながら誰よりも早く現場に急行し、衝撃的なシーンを撮影し、いつしかルーの撮影したものは高額でやり取りされるほどになっていきました。

しかし、それを上回るものを要求してくるメディア。彼はそれに応えようと驚きの行動を取るのでした。

ジェイク・ギレンホールが10キロ減量の怪演【主演キャスト】

『ブロークバック・マウンテン』や『複製された男』など、シリアスからサスペンス、コメディなどその演技の幅広さに定評のある、ジェイク・ギレンホールが本作の役作りのために10キロも減量しました。げっそりとこけた頬と、グリっとにらみ付けるような目が底知れぬ恐怖感さえ与えるような表情。

劇中、彼は衝撃映像を撮影するために必死になり、常識やモラルというものをどんどん見失いエスカレートしていくのですが、それがリアリティ溢れるものになっているのもこの減量があったからこそものでしょう。人間の欲望というものは、ときに負の欲望は犠牲を生み取り返しのつかないものへと発展していくのですね。

ダン・ギルロイの初監督作品

本作でメガホンを取ったのは、『ボーン・レガシー』や『リアル・スティール』で脚本を手がけている、ダン・ギルロイ。

初監督作となる本作では第24回ゴッサム・インディペンデント映画賞でブレイクスルー監督賞にノミネートされるなど、その手腕を存分に発揮しています。 また、主演のジェイクに関しては「彼はこの役を演じることで「変身」したと思います。」と語り、主人公のルーは崖っぷちの日々の中である日天職を見つける、そしてそれはとても危険な才能だったこと。

それを演じきったジェイクを「彼ほど懸命に自らを駆り立てる役者はほかにはいないだろう。」と絶賛しました。今までの見たことのないジェイク・ギレンホールの新たば魅力を目にすることになるでしょう。

パパラッチの闇、批評家たちの反応は?

海外では当たり前のように日々パパラッチの撮影による映像や写真が公開され、それを楽しみにしている一般市民がいることも現実です。

この作品で描かれたナイトクローラーという職業は、実在しているそれを忠実に画いているのかが気になるところ。批評家たちの評価としては、おおよそ好意的であり、主演のジェイクを称えるものがほとんどのようです。

また、劇中で描き出されたテレビニュースビジネスとフリーの撮影者との関係にはやや疑問が残るとの声も上がっています。しかし、作品のクオリティとしてはかなりの仕上がりのようで期待できるでしょう。

本作は、2015年8月22日(土)公開です。