2017年7月6日更新

ロザリオ・ドーソンについて知っておくべき12のこと【ドラマ『デアデビル』のクレア役】

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ロザリオ・ドーソン
©Anthony Behar/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

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ロザリオ・ドーソンとは

ロザリオ・ドーソンは1979年5月9日生まれのアメリカ女優です。家の前のポーチに座っていたところをスカウトされ、1995年の映画『KIDS/キッズ』でデビューします。本作で高い評価を得たロザリオ・ドーソンは、その後リー・ストラスバーグ演劇学校で本格的に演技を学び、デンゼル・ワシントン、
などが出演した1998年の映画『ラストゲーム』でメインキャストになります。 2001年から女優活動を活発化させ、2002年には大作『メン・イン・ブラック2』に出演しました。代表作である2005年の映画『シン・シティ』の娼婦街の女王ゲイル役は、ロザリオ・ドーソンのハマり役と言われています。 2015年には
のドラマ『
』で、
演じるデアデビルを助ける看護師クレアを演じたことで注目を集めました。 今回は、ロザリオ・ドーソンについて知っておくべき10のことをご紹介いたします。

1.廃墟のアパートで生活していた

ロザリオの母イザベルは16歳の時に彼女を出産しましたが、ロザリオの父親とは結婚せず、ロザリオが1歳の時に建設作業員の男性と結婚しました。生活のやりくりが困難な状況の中、イザベルは21歳の時に家族を連れてマンハッタンのLower East Sideにある廃墟となったアパートに移り住みます。 もちろん建物には電気や水道はなく、フロアには大きな穴が空いている状態で、窓もガラスではなくプラスチックといった劣悪な環境でした。しかしイザベルとロザリオの継父は自らの手でアパートを改装し、電気や水道もひいて、人が住めるとこまでにしたそうです。 彼女はこの経験から「よりいいものを手にしたければ、自分でなんとかする」ということを学んだそうです。

2.幼少期にあの有名子供番組に出演していた

ロザリオは幼い頃に、有名子供番組『セサミストリート』に出演した経歴があります。 単発ではありましたが、当時彼女がよく友達と遊んでいた、ニューヨークのシティガーデンにある植物や野生動物についてのインタビューにロザリオが答えるという内容でした。

3.スカウトされた場所

ロザリオは1995年に『KIDS/キッズ』という映画でデビューを飾りましたが、出演へのきっかけとなったのは、同作で脚本を務めたハーモニー・コリンのスカウトでした。しかもロザリオが家の前のポーチに座っていた時にスカウトされるという、まさにシンデレラストーリーです。 当時写真家としても活動していたハーモニーは、喫煙、飲酒、ドラッグに手を染めた未成年たちの姿を写真に収め、同作にもこれらの要素をメインに取り入れたいと考えていました。 ロザリオはこの作品で、友人がエイズに感染していることを知ってしまう15歳のストリート・キッズ、ルビーを演じ、その演技は高く評価されました。

4.プリンスのアルバムに参加していた

アメリカを代表するミュージシャンの一人、プリンスはインタビュー嫌いでトーク番組に出演するのは非常にレアなのですが、数年前に『ロペス・トゥナイト』というTV番組に出演した際にロザリオについて語っています。 実はロザリオ、プリンスが1982年にリリースした、ヒット曲の一つである『1999』のリミックス版に参加しており、それから15年経った今でも親交があるそうです。

5.他のアーティストの楽曲にも参加

ロザリオはプリンスだけなく、イギリスのバンド、カサビアンのアルバム『ルナティック・アライラム』に収められている『West Ryder Silver Bullet』や、アウトキャストが手掛けた『Speakerboxxx/The Love Below』のアルバム曲、『She Lives in My Lap』にも参加しています。 特にボイスレッスンを受けた経験がないロザリオの歌声は、きっと生まれ持った才能の一つですね。

6.過去の恋愛遍歴

ロザリオは1997年~2000年にジェイ・Zと交際・妊娠しましたが、惜しくも流産してしまい、彼と別れる結果となってしまいました。2006年にリリースされたシングル曲『Lost One』で、ジェイ・Zはこの悲しい経験を歌っているのではないかと言われています。 また『
』のサマンサの彼氏役で有名なジェイソン・スミスと2004~06年まで交際・同棲していました。 最近では『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督と2012年より交際し、ボイル監督作『トランス』(2013)にも出演していますが、結局別れてしまいました。ボイル監督は「撮影後からつき合い始めた」ことを主張しています。

7.出演したもののカットされてしまった映画があった!

ロザリオはロブ・ゾンビ監督作『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』にドクター・サタンの世話をする看護師役で出演しました。彼女の役はそのワンシーンしかない超短い出演でしたが、ゾンビ監督はドクター・サタンを本編に登場させない方向にチェンジ。結局彼女の出演シーンもカットされるハメになってしまいました。 後にロザリオはゾンビ監督が手掛けたアニメ映画『The Haunted World of El Superbeasto』のベルベット役の声を担当しています。

8.オタクという意外な一面

オカルト系やコミックなどのオタクで有名なロブ・ゾンビ監督や
監督と親交のあるロザリオですが、彼女自身も自他共に認めるコミック大好きオタク!その影響には『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』などを手掛けるアーティストを伯父に持つことと関係しているかもしれません。 そんな彼女は2006年、ライターのデイビッド・アチソンらと共にアメコミ『Occult Crimes Taskforce (OCT)』を執筆・製作しました。ストーリーもですが、主人公ソフィアの容姿がロザリオにソックリなところにも要チェックです。

9.大好きなアニメ

誰でも簡単に漫画を発表できる手段として、多くのアマチュア作家がウェブコミック作品を制作していますが、その中でも特に有名な作品がアンドリュー・ハッシー作『Homestruck』。 ある10代のグループが最新ゲームのコピーをダウンロードしたことで地球滅亡の危機を招いてしまうというストーリーで、この物語が精巧に作られており、ロザリオはこの作品の大ファンだそうです。この作品についてツイッタ―で彼女は「めちゃくちゃで変わってるけど好き」とコメントしています。

10.闘牛と走ったことがある?

ロザリオ・ドーソンは過去にやった最も愚かだったこととして、牛に追いかけられたことを挙げました。何かうずうずしさ的なものを感じていたという彼女は、この経験を2006年に日本でも公開された『レント』のミミというキャラクターに投影し、この役を見事に演じたといいます。

11.ディズニー映画に多くを学んだ?

ロザリオ・ドーソンは過去にインタビューで「多くの子供はベラリーナとかプリンセスになることを夢見るよね。私は歌って踊れるようになりたかったの」と語っています。そういった夢もあり、6歳の時から作曲をしていたという彼女ですが、家は経済的に厳しかったため、ミュージカルに行ったり、歌手になるための勉強はできなかったといいます。 そのため、彼女が参考にしたのは、ディズニー映画のリトル・マーメードのようで、アリエルが歌う全ての歌を歌えるようになったといいます。

12.トレッキーだった!

彼女がアメコミオタクだとお伝えしましたが、なかでも『スタートレック』シリーズの熱心なファン、そう、トレッキーなんです! 米TV番組『レイト・ナイト・ウィズ・コナン・オブライエン』で、熱烈なスタートレック・ファンであることを語った彼女は、『スタートレック』シリーズに登場する架空のヒューマノイド型異星人、クリンゴン人が話すクリンゴン語をいくつか披露しました。