2017年7月6日更新

海外サイトが語るジブリの影響力とは?トトロなしではトイ・ストーリーは生まれてなかった?

日本を代表するアニメーションを世に送り出してきたスタジオ・ジブリ。その実力は『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞長編アニメーション映画賞を授賞したことを始め、世界中で認められています。そのスタジオ・ジブリも今年で30周年。米mtvではジブリがディズニーやピクサーに与えた影響について話しています。

ジブリの魅力は繊細な観察力

108ピース となりのトトロ なにが釣れるかな? (18.2×25.7cm)

1985年の創立から数々の名作を送り出してきたスタジオ・ジブリ。

宮崎駿監督の引退や長編映画の製作休止が話題となりましたが、その作品は世界中の人を魅了し続けています。中でもアメリカのアニメ最高峰、ディズニーとピクサーがジブリの影響を大いに受けていることは有名です。

モンスターズ・インク』の監督始め数々のピクサー映画を手がけてきたピーター・ドクターは、ジブリ映画の観察力を絶賛しています。

『となりのトトロ』でメイが見るもの全てが新しい中、どんどん触れて驚きと興奮を感じていくシーンはよく観察されたものだと思う。 トトロのような大きいモンスターにもメイは目を輝かせるんだ。子どもというものを確実に捉えているよね。
引用:mtv.com

ピクサーの人気映画に与えた影響

Adventure is in here! #InsidePixar

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実際、ピクサー映画は少なからずジブリの影響を受けているようです。

トイ・ストーリー』の監督、ジョン・ラセターは行き詰まったときは常にジブリ映画を観てインスピレーションを受けるようにしているのだそうです。

また、ラセターは『となりのトトロ』のメイとさつきがバスを待つシーンを挙げ、そのシーンを参考に『カールじいさんと空飛ぶ家』を製作した話しています。

あのバス停のシーンでは雨雫やカエル、そういった背景となる描写がことこまかに描かれている点に着目した。普通のアニメであればこういったストーリーに関係のない点は真っ先にカットされるけど、こういう描写こそが観客を映画の中に引き込むポイントなんだ。自分が登場人物と本当にその舞台にいるかのように思わせることができるんだよ。
引用:mtv.com

100%ピュアな映画

魔女の宅急便

もはや世界中で伝説のように言われているジブリ映画。その核となるのは宮崎駿監督が創り上げた独創的なストーリーとありのままに描かれた子どもたちの描写だと言います。

ピクサーのプロデューサーであるジョナス・リベラは次のように話しています。

ジブリ映画は本当にピュアな映画。宮崎監督は決して上辺だけの映画を作らない、その純粋さに観客は引き込まれるんだ。
引用:mtv.com

スタジオ・ジブリ創立から30周年、世界中のファンのために映画製作が再開されるといいですね。