映画『サイの季節』【あらすじ・キャスト】

2017年7月6日更新

クルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールの実体験をモデルにして描かれた衝撃的実話の映画、『サイの季節』が2015年7月11日(土)から公開されています。今回は、映画のストーリーやキャストなどをまとめてご紹介します。

衝撃の社会派映画『サイの季節』の予告編はこちら

2015年7月11日(土)公開の映画『サイの季節』は、バフマン・ゴバディ監督が詩人サデッグ・キャマンガールの実話をもとに描いた作品。マーティン・スコセッシを心酔させたほどの圧倒的なダイナミズムの映像美に注目です。

そのストーリーとは

混乱の渦にあったイスラム革命の中で、イラン人の詩人サヘル・ファルガン(ベヘルーズ・ボスギー)はいわれなき罪で、最愛の妻ミナ(モニカ・ベルッチ)とともに投獄されてしまいます。

ミナはサヘルの釈放をずっと望んでいましたが、夫はすでに刑務所内で死んだといわれ、許しがたい暴力を受け、うそを信じ込まされていました。

30年後にようやく釈放されたサヘル。彼は先に釈放された妻ミナの行方を求めて必死に捜す中で、トルコのイスタンブールにたどり着きます。

そこでサヘルは、衝撃の事実を知ることになるのです。

製作・監督・脚本を行った バフマン・ゴバディ監督とは

デビュー作の『酔っ払った馬の時間』でカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞。映像美が賞賛されました。

イラン政府に許可を得ず撮影した前作『ペルシャ猫を誰も知らない』の撮影後から、国外で亡命生活を続けているイラン人の監督バフマン・ゴバディ。異国の地トルコで『サイの季節』を撮影しました。

詩の沈黙、自分の沈黙、役者の沈黙 この3つの沈黙で、この映画を作り上げたと監督は語っています。

ベヘルーズ・ヴォスギー(現在のサヘル役)

マスード・キミヤイー監督の『ゲイサー』(69)で主演をつとめ、一躍大スターになります。そして、50年を超えるキャリアの中で90作以上の作品に出演し、イランで最も伝説的な俳優と言われています。

イラン革命後亡命をし、本作『サイの季節』で劇的な復帰を果たしました。

モニカ・ベルッチ (ミナ役)

パリ・ニューヨークで活躍するトップモデルから女優に転身し、コッポラ監督の『ドラキュラ』(92)でハリウッドデビュー。イタリア語、フランス語、英語、ペルシャ語の4か国語を話すことができます。